[CML 055783] 「外国人・民族的マイノリティ人権白書」2019、発行しました

KIM Boongang / 金朋央 boong at space.ocn.ne.jp
2019年 5月 12日 (日) 14:59:49 JST


コリアNGOセンターの金朋央です。

外国人の人権問題に関わる弁護士、研究者、NGO活動家らで構成する 
「外国人人権法連絡会」(任意団体)で、毎年「日本における外国人・ 
民族的マイノリティ人権白書」を刊行しています。
その2019年版が4月下旬に完成しました。

同連絡会は、日弁連人権擁護大会シンポジウムで2004年、はじめて外国 
人の人権問題をテーマにした「多民族・多文化の共生する社会をめざし 
て~外国人の人権基本法を制定しよう~」 
https://www.nichibenren.or.jp/activity/document/civil_liberties/year/2004/2004_5.html
の実行委員の弁護士有志と同シンポに協力した研究者、NGOなどが中心 
となって、シンポジウム開催で終わらせるのではなく、実際に実現する 
ために2005年末につくったネットワークです。

送料込で1,000円です。(10冊以上は2割引き)
下記の外国人人権法連絡会のサイトからお申込みいただけます。
https://gjinkenh.wordpress.com/2019/05/07/40/

1項目1~2頁でまとめられており、包括的に全体状況を把握できます 
ので、学習会、大学の授業などでもお使いいただければ幸いです。
バックナンバーのご購入も可能です。
まとめてご購入いただける場合は割引制度があります。
(10冊以上は2割引き)

どうぞご活用ください。

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【日本における外国人・民族的マイノリティ人権白書 2019年版】

はじめに  ―― 日本語教育をめぐるあれこれ	田中宏

第1章●新たな外国人労働者受け入れ政策を問う
1.移民の生活を支える政策を 髙谷幸
2.「新たな外国人材受入れ」をめぐる国会審議 安藤真起子
3.新たな在留資格「特定技能」とは何か 旗手明
4.出入国在留管理庁の新設と在留管理 古屋哲
5.「総合的対応策」の背後で進行する「外国人材の活用」鈴木江理子

第2章●すでに暮らしている移住労働者たち
1.外国人労働者の現状と技能実習制度 旗手明
2.技能実習生の妊娠中絶・帰国強要事件 佐々木史朗
3.後を絶たない強制帰国 小野寺信勝
4.技能実習生の除染作業 天野理
5.日立製作所における大量解雇・強制帰国 土屋信三
6.協同組合つばさ事件 ~未払賃金、セクハラ、解雇 谷村明子
7.日系人労働者3000人雇い止め 神部紅
8.日本における外国人介護労働者 平井辰也
9.働きながら学ぶ留学生 佐藤由利子

第3章●ヘイトスピーチ・人種差別
1.へイトスピーチ解消法施行から2年半 師岡康子
2.解消法施行後における条例制定の進展 宮下萌
3.公共施設の利用制限 石橋学
4.ネット上のヘイトスピーチ 明戸隆浩
5.ヘイトデモ・街宣とカウンター行動 曺慶鎬
6.選挙活動とヘイトスピーチ 小椋信貴
7.李信恵さん裁判 上瀧浩子
8.朝鮮総聯中央本部銃撃事件 安田浩一
9.国連人種差別撤廃委員会による日本政府審査 金昌浩

第4章●”先進国”日本の外国人管理体制
1.入管における長期化する収容問題 草加道常
2.難民認定制度運用の見直し 高橋済
3.難民認定をめぐる裁判 渡邉彰悟
4.「新しい在留管理制度」開始から7年 金朋央
5.フジテレビ番組「タイキョの瞬間!」が残したもの 浦城知子
6.外国人の医療保険加入に対するネガティブキャンペーン 大川昭博
7.アルジュンさん不審死事件 高橋徹
8.日系四世受入れ開始 岡田玄

第5章●移住女性の権利
1.国籍法改正から10年、JFC母子の人身取引防止に向けて 原めぐみ
2.移住女性と在留資格 山岸素子
3.「リコン・アラート」~協議離婚制度へのアクション 吉嶋かおり
4.DVシェルターの行方 杉戸ひろ子

第6章●マイノリティの子どもたちの権利
1.朝鮮学校無償化排除裁判、各地の裁判状況 全東周
2.大阪府・大阪市による大阪朝鮮学園の補助金打切り問題 金星姫
3.「日本語指導を必要とする児童生徒」高校生の実態 田中宝紀
4.高校進学特別枠と特別措置 小綿剛
5.「家族滞在」の子どもの進学・就職問題 角田仁
6.義務教育機会確保法と夜間中学 前川喜平
7.朝鮮学校生「お土産没収」事件 李春熙
8.複合的課題を持つ外国ルーツの子どもたち 太田詳次郎
9.外国人学校の現況――求められる制度的保障 呉永鎬

第7章●地方自治体と外国人住民施策
1.改定入管法と地方自治体 佐藤信行
2.地方自治体から「総合的対応策」はどう見えるのか? 山田貴夫
3.日本語教育の保証、日本語教育議連の法案 山田 泉
4.公務就任権(外国籍公務員)CERD総括所見を受けて 大石文雄
5.災害と多文化共生 鶴木由美子
6.外国人医療支援の現状 沢田貴志

第8章●国際人権基準とマイノリティの権利
1.人種差別撤廃委員会の審査マイノリティコミュニティ 小森恵
2.アイヌ新法案:日本型先住民族政策の虚構 丸山博
3.自己決定権主体は「沖縄県民」ではなく「琉球民族」 我如古朋美
4.琉球民族の遺骨返還を求めて京都大学を提訴 松島泰勝
5.インドシナ難民の在住40年をふり返って ビスカルド篤子
6.「子どもの権利委員会」の審査と総括所見 平野裕二
7.難民と移住に関する国連グローバル・コンパクト採択 藤本伸樹

第9章●未解決のままの国家責任を問う
1.「慰安婦」問題と戦時性暴力  方清子
2.韓国で相次ぐ元徴用工裁判の勝訴判決 矢野秀喜
3.徴用工事件大法院判決をめぐる韓国非難の大合唱 山本晴太
4.韓国・朝鮮人元BC級戦犯問題、進まぬ立法化 大山美佐子
5.戦後処理・補償問題関連の資料公開 小林久公
6.黙ってたまるか! 在日無年金当事者の闘い 鄭明愛
7.あらたな「まちづくり」に向かうウトロ 郭 辰 雄

おわりに ―歴史認識と新たな外国人労働者の受入れ 丹羽雅雄

資料
在日外国人の人口動態
国際人権諸条約一覧
人種差別撤廃委員会総括所見(NGO訳)
外国人人権法連絡会 声明文など
バックナンバー目次
外国人人権法連絡会とは




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