[CML 055731] ブラックの「クランズマン」実話から 半世紀たちスパイク・リー賛
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2019年 5月 6日 (月) 07:22:52 JST
映画「ブラック クランズマン」 <https://bkm-movie.jp/>
なんだいこれは、と思ったら実話。前代未聞の潜入捜査。1970年の米国、コロラドスプリングス
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9>
で、アフリカ系アメリカ人初の市警察巡査 <https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A1%E6%9F%BB>
となったロンが、クー・クラックス・クラン
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3>
の地方支部への潜入捜査。相棒の白人は、ユダヤ人。
最初に累々たる死。医師を探すメラニー。半世紀前の高校生のときに見た「風と共に去りぬ」
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/4a392af34b3adb635d389aee8b5b78cf>
のこの場面は覚えていない。でも2015年の新訳を読んだら、クークラックスクラン。がんがん出てくるのよねえ。そして翩翻とたなびく南軍旗。
そして1915年公開の『國民の創生』 <https://realsound.jp/movie/2019/04/post-341373.html>
。ニューヨーク大学フイルムスクールで監督が批判映画を作り“映画の父グリフィスへの冒涜”だと教授の怒りを買い、一度は退学命令を言い渡されたんだって。ふふ、
意味深だ。
数ヶ月間の捜査が終わった後に、描き出されるのは「現在の米国」。圧巻の映画だ。
--
大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama
CML メーリングリストの案内