[CML 055380] 4・29「昭和の日」反対!大阪集会
吉田 宗弘
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2019年 3月 25日 (月) 15:33:01 JST
反戦反天皇制労働者ネットワークの吉田です。「終わりにしよう天皇制」連続行動の一つとして下記の集会・デモを行います。多くの参加を呼びかけます。 ■4・29「昭和の日」反対!大阪集会――天皇代替わりの今だからこそ弾劾する!―― ◇日時 4月29日(月)13時30分~16時30分/集会後デモ ◇場所 国労大阪会館(JR大阪環状線「天満」下車徒歩3分)◇講師 山田 朗さん(明治大学教員/明治大学平和教育登戸研究所資料館館長) ◇参加費 1000円(経済的事情のある方は受付まで)◇主催 参戦と天皇制に反対する連続行動 2015年の戦争法の成立でアメリカの侵略戦争への自衛隊の参戦を可能とし、安倍政権は本格的な戦争国家に踏み出した。今回の天皇代替わりはそのなかで行われる。私たち日本の民衆は、「明治」以来の侵略と戦争の歴史、そして「平和」とされる戦後をもふりかえるとき、心穏やかではおれない。天皇の戦争責任を「言葉のアヤ」(75/10/31記者会見)と否定した裕仁は戦後も日米安保の土台をつくり、天皇明仁はアフガン戦争への参戦など自衛隊の外国派兵に役割を発揮したのだ。米日の支配層は新天皇徳仁に何を期待するのか。 安倍政権は5月26日ごろに、天皇即位後最初の国賓にトランプ米大統領を招き新天皇・トランプ会見を画策している。日米同盟を盤石にするためには天皇の「おもてなし」が最高というわけだ。いうまでもなく日米同盟とは戦争同盟であり、安倍政権は中国や朝鮮民主主義人民共和国をにらんだ戦争態勢の飛躍的強化に必死だ。だから、新天皇を「戦争天皇」としてデビューさせたいのである。日本の支配階級とマスコミは天皇明仁を「平和天皇」として持ち上げきた。天皇裕仁も角度が違うが、同じだ。朝日新聞の元日、3日、7日の一面トップの記事はそれを端的に示している。「平和を願う心、国民への思い」(1月1日)と、裕仁の「心」を集約し褒めそやす。これまでも「独白録」の発表(1990年11月)、「玉音放送」原盤の公開(15年8月)、そして何よりも祝日「昭和の日」の創設(05年5月成立、07年施行)で、天皇裕仁の「偉業」、つまり戦後復興と繁栄と平和の基礎をつくったとする「終戦の聖断」⇒「平和天皇」を人民に叩き込んできたのである。支配階級にあっては、こうした歴史の改竄がこれからも必要なのである。「平和」を口にしながら戦争を進める「戦争天皇」が欲しいのだ。トランプ・新天皇会談はその最初の示威である。 「昭和の日」とは何か。天皇代替わりの今だからこそ弾劾する!
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