[CML 055344] 大道寺「最終獄中通信」は 俳句に滾る思弁ありけり
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2019年 3月 21日 (木) 08:13:11 JST
「最終獄中通信」 <https://webronza.asahi.com/culture/articles/2018040400006.html>
大道寺将司
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/dc7ec91f60f3ca33775c719593a2a0e3>
河出書房新社 <http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309026596/>
天皇暗殺計画「虹作戦」のひと。26歳で逮捕され、獄中42年で病死。
句集「棺一基」 <http://www.ohtabooks.com/publish/2012/04/03183046.html>
のときは(当然だが)俳句ばかりで、わあ古風な言葉を良く知ってるなあ。さすが俳人。偽歌人の千恵子は、とても歯がたたなかった。
こんどのは文章とともにある。長い年月なので、読むほうも三ヶ月かかってしまった。向井考、大道寺幸子、松下竜一、貝原浩、丸岡修、たくさんのひとが亡くなったなあと感無量。
大道寺将司
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/dc7ec91f60f3ca33775c719593a2a0e3>
の内省が鋭い。そして、たびたび。こんな人を殺してしまうのかと、改めて国の怖さを感じる。
たくさんのひとに愛された死刑囚でもある。
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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama
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