[CML 055288] 陸自イージス・アショア配備現地説明会報告
donko at ac.csf.ne.jp
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2019年 3月 14日 (木) 23:46:50 JST
坂井貴司です。
転送・転載歓迎。
山口県萩市に配備が予定されている陸上自衛隊イージス・アショア設置反対に
取り組んでいるアジア共同行動・日本連(AWC)メンバーの友人が、3月13日に建
設予定地で行われた説明会に参加しました。
その報告です。
(ここから)
昨日、3月13日演習場内外(B地点、G地点)の2か所
での、「中SAM」(陸自対空レーダー)を用いた実測調査と称する現地説明会に参加
しました。
本省電気通信担当(松田氏)が説明担当、G地点(いずみ集会)では、陸自の
レーダー操作を受けて委託業者・三菱電機(株)がパソコン、モニタで実測する
とした。
結果は、0.000・・・1という電力束密度(mW/cm2)の値しか実測で
きず、机上計算の妥当性を実証したとう論法であった。また、(おそらく想定し
ていたよりも)あまりにも、電力束密度が低いので、その理由を、間に森林があ
り遮蔽物になったとか、他の電波のノイズのためだとかの弁明だった。だから安
全だとも述べた。
そもそも、レーダーの対空迎角は、今回15度程度であり、メーンビーム、サ
イドローブととも、より高所の山肌に照射された可能性も推測される。
人体への影響(ペースメーカーを付けている人など)への質問が出されたが、
それに答えるものでなかった。
1,今回の実測調査においても、レーダーの出力については、「答えられません。」
ということだった。
2,「365日24時間照射した場合も安全である。運輸省民間航空機の位置把握
においても同様に24時間照射しているけど人体に安全であるから」という理由
を述べた。(本多中国四国防衛局企画部長)
その場合でも、陸自レーダーの出力と民間航空機管制のレーダーの出力を比較し
て述べるものではなかった。
3,そして、イージス・アショアSバンド帯の人体への影響については、米軍から
提供されるデーターをも、今回の実測で安全性が確認されれば、同じSバンド帯
なので安全だとする論法を披露した。
(本田企画部長)
4、他にも、様々な質問意見(自衛隊法124条?1項など)ありました。
可能であれば、3月13日13:00〜の現地説明会や、その他に参加された
かたのご報告をお願いします。
5,「途中で、(波動力をつよめ)バンド帯を変えることは絶対にない」(本多企
画部長)とも述べた。
資料の一部をご送付しています。
(ここまで)
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
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