[CML 055240] とりプロ選挙市民審議会ビデオのお知らせ:罰則規程

OHTA, Mitsumasa otasa at nifty.com
2019年 3月 9日 (土) 15:13:02 JST


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皆さん

IWJにビデオをアップしていただきましたので、お知らせします。タイトルに「国政選挙と地方議会選挙の積残し課題整理」とありますが、今回は罰則規程の報告および質疑のみとなります。

選挙市民審議会第二期第12回会議――罰則規程および報告 ・国政選挙と地方議会選挙の積残し課題整理 | IWJ Independent Web Journal
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443893

これまでの選挙市民審議会では、選挙運動規制をできるだけ廃止するという前提の下、選挙犯罪規定を一般刑法に移管してはどうかという提案があった。そこで刑法が専門の仲道祐樹・早稲田大学社会科学総合学術院教授を外部から招いて見解を伺った。その基調は、一般刑法(刑法典)の総則は公選法などの特別刑法にも適用され、一般刑法と特別刑法に特別の違いはなく、公選法の手続き規定と罰則規定を分離して罰則規定を一般刑法に移す意義はない、というもの。また特別刑法を一般刑法に移した例はなく、さらに国政選挙と自治体選挙を分けるとなると軽い罰則規定しか設けられない条例と国法の間で整合性が取れなくなる問題もあるなど、選挙犯罪規定の一般刑法への移管は立法のハードルが高いという。


太田光征


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