[CML 055239] 3.22アジア連帯講座――自衛隊の南西シフト態勢を学ぶ学習会のご案内

MAKOTO KONISHI shakai at mail3.alpha-net.ne.jp
2019年 3月 9日 (土) 15:06:29 JST


小西誠です。
ついに、先島―南西諸島では、3/26、奄美大島・宮古島において自衛隊の新基地の開設・開隊
が宣言され、石垣島ではまた、3/1から環境アセス逃れのために新基地の着工が始まりました。

そして、馬毛島ー種子島では、年度内にも、この南西シフト態勢下の事前集積(兵站)拠点・
上陸訓練拠点、米軍のFCLPなどの、一大軍事要塞島の建設(航空要塞・不沈空母)が始ま
ろうとしています。

新防衛大綱などでのF35Bの導入配備、自衛隊初の「空母保有」決定と合わせて、南西シフ
ト態勢を水路に自衛隊(および米軍)は、急ピッチで「島嶼戦争」=海洋限定戦争態勢をつくり
つつあります。そしてまた、この自衛隊の南西シフト態勢は、中国との歴史的軍拡競争へと進み
つつあります。いわゆる新冷戦態勢(=「Warm War」)が、始まりつつあります。

この安倍政権・自衛隊の、先島―南西諸島の一大要塞地帯化に抗し、石垣島・宮古島・沖縄島・奄美大島・種子島などで、住民達の必至の抵抗運動が続いてます。

――この先島―南西諸島の人々の、必至の抵抗運動を、見すえて下さい。

防衛大臣は、昨年11月「南西諸島は防衛の最前線」(琉球新報インタビュ)と断言しましたが、
南西諸島で再び「沖縄戦を宣言」したのです。
しかし、島々の抵抗運動は、「本土」から見捨てられようとしながらも、必至に、連日、続け
られています。

その実態を知らせるための学習会が行われます。ぜひ、ご参加下さい。
また、この実態の一部を知るために、下記の拙著のプロローグを参照ください。
https://hanmoto.tameshiyo.me/9784907127251

以下のご案内です。
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 3.22アジア連帯講座:反自衛隊連続講座 講師=小西誠(東京・文京)

●自衛隊の南西シフト――戦慄の対中国・日米共同作戦の実態

 報告:小西 誠(軍事ジャーナリスト)

 安倍政権は、グローバル派兵国家建設の一環として新たな「防衛計画の大綱」と「中期防衛力
整備計画」(中期防)〈2019.12〉を決定しました。米国から「F35B」戦闘機の購入、護衛艦「い
ずも」型2隻を「空母」に改装、対電子戦などを明記し軍拡にひた走っています。とりわけ対中
国、北朝鮮シフトとして南西諸島の防衛体制の強化に向けて沖縄県石垣市に陸上自衛隊の駐屯地
を建設し、地対空、地対艦両ミサイル部隊、警備部隊などを配備(500~600人)します。
 小西さんは、与那国島、石垣島、宮古島、奄美大島、沖縄本島で急ピッチで進む自衛隊強化の
状況について現地取材(2016夏~2017)を通して批判してきました。その告発として『自衛隊
の南西シフト』(社会批評社)にまとめられています。講座では、自衛隊の南西諸島配備につい
て最新レポートなども含めて南西諸島の要塞化―島嶼防衛戦=東シナ海戦争の全貌と安倍政権
の野望を徹底批判し、今後の反戦運動の課題を共有化していきたいと思います。ぜひご参加くだ
さい。

日時:3月22日(金)/午後6時30分
会場:文京区民センター3C会議室
資料代:500円
主催:アジア連帯講座
  東京都渋谷区初台1-50-4-103 新時代社気付 TEL:03-3372-9401 FAX:03-3372-9402
  ブログ「虹とモンスーン」 http://monsoon.doorblog.jp/


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