[CML 055225] Re: アムネスティ・インターナショナル主任調査員講演
yorikazu shimada
ningen at hotmail.com
2019年 3月 8日 (金) 02:21:48 JST
嶋田頼一です。
情報提供ありがとうございます。
アンナ・ナイスタットというのは、
英語では Anna Neistat という人のようで、
調べたところ長年ヒューマン・ライツ・ウォッチで活動し、
それからアムネスティ・インターナショナルへと
移ったという、おそらくその業界では「エリート」である
ことは間違いなさそうな方です。
アムネスティ日本のサイトに掲載されている
アンナ・ナイスタット氏の紹介文が日本語と英語で
内容が違い、日本語の紹介ではシリアで活動していたことは
触れられていませんが、ナイスタット氏はヒューマン・ライツ・
ウォッチ時代に Emergency Team (緊急対応チーム)というものの
一員としてシリアに隠密裏に潜入し政府による人権侵害を調査
するという活動をおこない、その模様は『E-team』という
ドキュメンタリー映画になっているそうです。
https://www.netflix.com/jp/title/70299286
しかし今となってはシリアでは、ヒューマン・ライツ・ウォッチや
アムネスティ・インターナショナルが「残虐な独裁者」と言って
きたのとは違って、実際には人民の支持を得ていたアサド
大統領に勝てなかったので、何かちがう戦争挑発活動を模索して
るということでしょうか。
とりあえず今この人はベネズエラには「潜入」してないみたいですが
(笑)、ヒューマン・ライツ・ウォッチやアムネスティ・インター
ナショナル自体ははあいもかわらずマドゥーロ政権に対する戦争挑発
は続けているようですね。
Uncovering Human Rights Abuses in Syria: Q&A with Dr. Anna Neistat
シリアにおける人権侵害を暴くーーアンナ・ナイスタットさんとの
質疑応答
2015年10月22日
https://www.newsdeeply.com/syria/community/2015/10/22/uncovering-human-rights-abuses-in-syria-qa-with-dr-anna-neistat
Syria: ‘Human Rights Watch’, Key Player in the Manufacture of Propaganda for War and Foreign Intervention
シリア:ヒューマン・ライツ・ウォッチ、戦争・軍事介入
にむけたプロパガンダの主要な担い手
2014年2月1日
https://www.globalresearch.ca/syria-human-rights-watch-key-player-in-the-manufacture-of-propaganda-for-war-and-foreign-intervention/5366987
Nobel Peace Laureates Slam Human Rights Watch’s Refusal to Cut Ties to U.S. Government
ノーベル平和賞受賞者、ヒューマン・ライツ・ウォッチが
アメリカ政府との絆を断つことを拒否したことを非難
2014年7月6日
https://www.alternet.org/2014/07/nobel-peace-laureates-slam-human-rights-watchs-refusal-cut-ties-us-government/
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