[CML 056084] 「狼の義」とは犬養木堂ぞ 伝記よむなり堀川惠子

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2019年 6月 15日 (土) 08:21:32 JST


「*狼の義 *新* 犬養木堂伝*」 <https://dokushojin.com/article.html?i=5420>   林新
<https://www.shinchosha.co.jp/book/610744/> 堀川惠子
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/978a42009715c0ad673185e4824fd459>
角川書店 <https://kadobun.jp/reviews/716/ced9a036>

永山則夫の本
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/978a42009715c0ad673185e4824fd459>
で出会ってから10冊ちかくを読んだかな堀川惠子
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/978a42009715c0ad673185e4824fd459>
。逝去した夫林新 <https://www.shinchosha.co.jp/book/610744/>の犬養毅伝記をまとめたもの。

西南戦争の極北(南の地なんだけど荒涼たる大地に死体の群れ)から始まり、憲法ができ議会が始まり、日清日露の戦争。孫文たちとの付き合い。テロルは、政治家や要人を襲う。総理となった「怖れない政治家」は、卑怯な奴らに殺された。

---------- 目次 *緑字は千恵子メモ* ---------------

*序章 古老の追憶*

*第一章 戦地探偵人 *
1、死闘 2、戦地探偵人 3、薩摩琵琶の音 4、戦場の将軍たち *16 戦地探偵人って新聞記者のことなんだ*

*第二章 政変とカミソリ官吏*
1、「命知らずのバカ野郎」 2、密偵 3、大隈一派 4、憲法の軌道 5、古島少年放浪記

*第三章 憲法誕生*
1、天敵、現る 2、早稲田の大風呂敷 3、大権と民権 4、憲法発布とテロル

*第四章 帝国議会の攻防*
1、初の民選選挙 2、帝国議会の質問博士 3、二百十日の嵐 4、買収 5、投票箱を死守せよ *119 国会で馬糞を投げるって凄いな 161 日清戦争
164 弾丸に当たって死ぬより病死のほうが圧倒的に多い 最初の戦争のときから、そうだったのか 人の命を顧みない大日本帝国*

*第五章 国粋主義の焔*
1、邂逅 2、狼の群れ 3、従軍記者 4、血の一滴まで 5、不平将軍の荒業

*第六章 孤立する“策士”*
1、“お伊勢参り” 2、内閣崩壊 3、二度の挫折 4、子規の遺言 5、貧乏所帯の夫婦喧嘩

*第七章 革命 *
1、優男、孫文 2、武器密輸の誘惑 3、白紙委任の男 4、女将の献身

*第八章 「憲政の神」*
1、憲政擁護の嵐 2、冷めていた「憲政の神」 3、密教と顕教

*第九章 「神」の憂鬱*
1、訣別 2、バタ臭い男 3、神の座を下りる 4、老いる木堂 *284 日露戦争は7倍!を超える戦費を国債と増税で賄った*

*第十章 普選の代償*
1、普選、始動 2、さらば国民党 3、将軍の気炎万丈 4、妥協の産物 5、政界を去る日

*第十一章 見果てぬ夢*
1、白林荘 2、初夏の南京 3、政友会総裁 4、分かれ道

*第十二章 最後の闘争*
1、大命降下 2、密使 3、四面楚歌 4、古島の懊悩 5、バラの実 *397 総理になる前の晩
妻は家族全員の喪服を用意する「その時が夏なのか冬なのか秋か、いつなのか分かりゃしませんから、全種類、用意せにゃならんと思うて」 403 中国への密使
暗号電報は全て軍に掴まれていた 419 満州国を承認しない えらい 死ぬほど偉い*

*第十三章 テロルの果て*


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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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