[CML 056073] 【要申込】(6/23)報告会「あなたのバナナは良いバナナ?」&(6/24)報告会「デンカ株式会社:黒人殺すな!」
qurbys at yahoo.co.jp
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2019年 6月 14日 (金) 09:39:50 JST
紅林進です。
以下、PARC主催の2つの報告会についてご案内を転載させていただきます。
※一斉送信のため、重複してのご案内が届く場合がございます。
何卒ご容赦ください。
(以下、転送・転載歓迎)
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【1】6月23日(日)「あなたのバナナは良いバナナ?」
14:00〜16:30@連合会館203会議室
今やミカンやリンゴを越えて、日本で一番食べられている
果物になったバナナ
そのバナナはどのようにして日本に送られてくるのでしょうか?
バナナプランテーションで働く農民が過酷な環境でバナナを
生産させられている状況についてはこれまで様々な報告が
行われてきましたが、バナナ産業における搾取は農民に限った
問題ではありません。
日系バナナ事業者「スミフル(旧:住商フルーツ)」のために
収穫されたバナナを洗浄し、輸出できるように切り分けて梱包
する工場労働者らは一日あたり15時間以上働いているケースも
あるとされ、刃物や化学薬品を扱うにも関わらず十分な保護具
も支給されていません。給与も生活に十分な額とは言えません。
その待遇に不満を覚え、改善を求めて労働組合を組織した労働者ら
は自身とその家族が恐喝・暴力にさらされています。
現在組合を代表する労働者は11月と12月の二度の放火で家を失い、
また別の組合員は10月に銃殺されました。その他多くの組合員が
「組合を辞めなければひどい目に合う」と脅されています。
過酷な労働環境も、組合に対する恐喝・暴力もいずれも看過できない
重大な人権侵害です。
フィリピンでその人権侵害に直面する労働者2名を招き、実態を
ご報告いただくとともに、グローバルビジネスによる人権侵害を
食い止めるためにできることを考えます。
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■日 時:2019年6月23日(日)14:00〜16:30(開場13:30)
■場 所:連合会館 203会議室
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
地下鉄東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B3出口より徒歩0分
JR「御茶ノ水」駅聖橋口改札より徒歩5分
https://rengokaikan.jp/access/
■報告者:バナナ梱包工場労働者の組合NAMASUFAより組合員2名
■参加費:500円/APLA、FoE Japan、PARC会員は無料
■共催:アジア太平洋資料センター(PARC)/国際環境NGO FoE Japan/エシカルバナナ・キャンペーン実行委員会/Fair
Finance Guide Japan
■お申し込み:
申し込みフォームからお申し込みいただくか、
下記連絡先まで申し込まれる方のお名前と当日連絡が取れる連絡先
(メールアドレス・電話番号など)と共催団体会員の有無を
お知らせください。
申し込みフォーム:http://www.parc-jp.org/guidance/form06.html
■お問い合わせ:アジア太平洋資料センター(PARC)/担当:田中
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11
TEL:03-5209-3455/FAX:03-5209-3453
E-mail:office at parc-jp.org
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■スミフルとは
住友商事が出資する、バナナ取り扱い量国内No1を自称する
バナナ事業者(旧名称は「住商フルーツ」)。
現在はスミフル・シンガポールの100%子会社。
2018年5月にはフィリピンにて違法な雇用形態である「労働のみの
請負契約(いわゆる<偽装請負>)」が広範にわたっているとして
フィリピン労働雇用省に名指しされた20社の一つ。
スミフルと労働者らの紛争の経緯についてはコチラをご覧ください
https://www.e-banana.info/sumifru
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※この報告会の開催及びこれまでのバナナ労働者支援活動には
鶴見良行・千代子両名からの遺贈寄付の一部を使わせていただいております
※本報告会は一部スウェーデン国際開発協力庁(SiDA)の助成
を受けて開催いたします
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【2】6月24日(月)「デンカ株式会社:黒人殺すな!」
―日本企業による<環境レイシズム>の実態
Denka: Stop Poisoning Black People!!
19:00〜21:00 @PARC自由学校 2F教室
米国ルイジアナ州ラプラス市及び隣接するリザーブ町では、デンカ株式
会社所有工場の排出するクロロプレンが原因とみられる発がん事例が
相次いでいます。
米国環境保護庁(EPA)はクロロプレンを「ヒトに対する発がん性を
有する恐れが高い」有害物質と規定しており、「許容可能な上限値」
として一立方メートル当たり0.2μgという数字を示しています。
しかし、デンカ工場周辺は今日もその何十倍もの量のクロロプレンを
排出しているのです。そして住民らがその大気汚染によって直面する
発がんリスクは全米平均の50倍以上になるとされています。
そんな中、現地住民を支援する米国NGOであるUNHRは独自に周辺住民
500世帯以上におけるがんの症例数を調査しました。
その結果、工場周辺では統計的にみてほとんど自然には起こりえない割合
でがんが多発していることが検証されました。
この現象は工場から離れることで一部緩和されることも確認されており、
デンカ工場に要因があることを示す根拠たりうると同調査は分析しています。
リザーブ町の住民はほとんどが黒人です。
「黒人街だから、大気が汚染されてもいいというのか?」
「黒人だから、がんで死んでもいいというのか?」
「環境レイシズム」の象徴ともいえる事態について、住民らがその体験
と思いをご報告します。
■日時:2019年6月24日(月) 19:00〜21:00(開場18:45)
■報告者:
・Robert Taylor: デンカ工場周辺住民。
Concerned Citizens of St. John Parish創設メンバーの一人。
・Lydia Gerard: デンカ工場周辺住民。
Concerned Citizens of St. John Parishメンバー。
夫(Walter Gerard)を2018年6月に腎臓がんで亡くしている。
クロロプレン被ばくと腎臓がんには関連性が医学的に認められている。
・Ruhan Nagra(予定): 住民支援組織University Network for Human Rights事務局長。
■会場:アジア太平洋資料センター PARC自由学校 2F教室
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11
都営新宿線「小川町」 丸ノ内線「淡路町」 千代田線「新御茶ノ水」駅A5出口より徒歩1分
JR「御茶ノ水」駅聖橋口改札より徒歩6分
http://www.parc-jp.org/guidance/guidance_04.html
■参加費:500円(PARC会員/2019年度自由学校受講生は無料)
■逐次通訳あり
■お申し込み:
申し込みフォームからお申し込みいただくか、
下記連絡先まで申し込まれる方のお名前と当日連絡が取れる連絡先
(メールアドレス・電話番号など)をお知らせください。
申し込みフォーム:http://www.parc-jp.org/guidance/form06.html
■お問い合わせ:アジア太平洋資料センター(PARC)/担当:田中
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11
TEL:03-5209-3455/FAX:03-5209-3453
E-mail:office at parc-jp.org
協力:国際環境NGO FoE Japan
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