服部です。 僕は普段アンチ前田先生なのですが。『情況』で紹介でもしようかと鹿砦社のリンチ本、少々読んでみて正直うんざりしてしまいました。僕が一番疑問だったのは大学院生リンチ事件をまるで踏み絵のように相手に突きつけ支持、不支持を明らかにするよう迫るやり方です。喪に生成り相手に態度の表明を迫り、支持されないと犯罪者のごとく糾弾するようなことをやって敵を増やし、その先いったいどのような運動をやる気なのでしょうか。これから先も糾弾本を作って声高らかに自分たちの正義を主張するのか、そんなのにはとても付き合っていられないでしょう。出版社を自分でやっているからこういうこともできるのかもしれませんが、なんでこんなことになってしまったのか、不思議で仕方ありません。