[CML 055959] <とうとう、原発の急所を書く報道機関が現れました。○原発稼働後、約6倍に増加驚愕の数値、専門機関による詳細な調査が必要 壱岐新報 と、 ○ 市民放射能測定所設立6周年記念講演集 「原発は事故がなくても危険 知られざる"トリチウムの健康被害"安全の保証もないのに再稼働」 >
京都の菊池です。
ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2019年 6月 2日 (日) 14:24:00 JST
<とうとう、原発の急所を書く報道機関が現れました。
○原発稼働後、約6倍に増加
驚愕の数値、専門機関による詳細な調査が必要 壱岐新報
と、
○ 市民放射能測定所設立6周年記念講演集 「原発は事故がなくても危険 知られざる"トリチウムの健康被害"安全の保証もないのに再稼働」 >
https://www.freeml.com/kdml/11964
転送転載歓迎
京都の菊池です。
東京電力福島第1原子力発電所で汚染水を処理した後に残る放射性物質トリチウムを含む汚染水について、
経済産業省の有識者会議が、
処分方法について国民の意見を聞く公聴会を
2018年8月30日福島県富岡町、31日、東京都内と福島県郡山市で開いたこと。
を、
河北新報のように、
<福島第1>公聴会終了 トリチウム水処分、長期保管含め議論へ | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201809/20180901_61016.html
より
・・・
トリチウム(三重水素)の健康被害について、
北海道がんセンター名誉院長の西尾正道さん(71)=札幌市=は
「(放射線の影響だけでなく)水素としてDNAに取り込まれ、遺伝子情報が変化する」と懸念。
トリチウムの環境放出を「実害が遅れて出てくる。人類に対する緩慢な殺人行為だ」と非難した。
・・・
と、公聴会で出た意見をきちんと取り上げている報道があるのに対して、
全国紙全てが、
公聴会のこと、
東京電力福島第1原子力発電所で汚染水を処理した後に残る放射性物質トリチウムを含む汚染水 の海上放出についてほとんど反対意見だったことは、
書いても、
トリチウム自体は薄めて放出すれば、影響ないと、国の言い分は、
書いても、
上記のように、公聴会で意見が出ているのに、
トリチウム自体が健康被害を引き起こすという意見は、
全国紙は、判をおしたかのように同じに、全てが、とりあげないという状況が、
自称報道機関と思える全国紙の状況が
浮き彫りにされる中、
地道な調査、研究を積み重ねて明らかにされてきた事実に対して、
とうとう、目を向け、報道する
報道機関が現れました。
原発は事故がなくても危険
全国にある原発が稼働開始から現在に至るまで大気中や海洋中にトリチウムを放出し続けている。
トリチウムは放射能を含んでいて、全ての原発や核燃料再処理施設では回収されず、自然環境に垂れ流しの状況である。
原発を動かすことで生まれるトリチウムが、
健康被害を引き起こすことを
報道することは
まさに、原発の急所です。
原発を動かせなくなります。
だから、自称報道機関と思える
全国紙は、口をつぐむのでしょうか。
○壱岐新報社
| 長崎県壱岐市 毎週金曜日発刊 壱岐島の新聞
http://ikishinpou.com/
が、下記の記事を書き、ホームページでも、公開しています。
原発稼働後、約6倍に増加 | 壱岐新報
http://ikishinpou.com/news/%e5%8e%9f%e7%99%ba%e7%a8%bc%e5%83%8d%e5%be%8c%e3%80%81%e7%b4%84%ef%bc%96%e5%80%8d%e3%81%ab%e5%a2%97%e5%8a%a0/
より
長崎県壱岐市 毎週金曜日発刊 壱岐島の新聞
2019.3.05
原発稼働後、約6倍に増加
驚愕の数値、専門機関による詳細な調査が必要
玄海原子力発電所と原発周辺自治体との白血病死亡率増加について、
原発と白血病発症についての因果関係を調べている魚住昭三弁護士(長崎市)と、
市防災士会の辻樹夫会長が
公表した資料から、
本市における白血病死亡率の詳細な推移がわかった。
資料は昭和44年から始まるデータを記載し、5年ごとの白血病死亡率をまとめたもの。
対10万人数の白血病死亡率は、
玄海原発稼働前と後とでは6から7倍に増加しているという驚愕の数値が並ぶ。
また原発周辺自治体も同様に、昭和50年の玄海原発1号機の稼働開始以降から死亡率増加を示す推移を示している。
各県保健部局が毎年発行している衛生統計年報(人口動態編)を引用した資料によれば、
玄海原発1号機が稼働する以前の昭和44年から昭和52年までの期間は、
本市における対10万人数の白血病死亡率は約3.6人と、同期間の全国平均3.5人とほぼ同じ数値となっている。
しかし昭和50年に玄海原発1号機が稼働を始め、
その6年後の昭和56年に2号機が稼働開始、
平成6年に3号機、
平成9年に4号機が稼働を開始するに従い、
白血病死亡率は増加の一途をたどっている。
平成9年から平成23年までの期間は、全国平均5.7人に対して、本市は26.2人にも及ぶ。
玄海原発は白血病を誘発すると言われるトリチウムを放出する。
放出量は全国にある他原発の中で最も多く、稼働開始から現在に至るまで大気中や海洋中に放出され続けている。
トリチウムは放射能を含んでいると言われ、全ての原発や核燃料再処理施設では回収されず、自然環境に垂れ流しの状況から、世界中でも深刻な問題となっている。
本市は
玄海原発の対岸にあり、島の周囲は海で囲まれているため、
海洋に流されたトリチウムを周囲の海洋生物を介して、住民が食事などで摂取している可能性は高い。
一方で県北部の白血病率の高さは、ウイルス性による風土病とされている。
特に長崎県はウイルスキャリアが多いことから、玄海原発1号機稼働開始前から発症の割合は全国平均よりも高い。
昭和44年から49年の全国平均3.5人に対し、本市は3.9人とわずかな差であり、他の県北部自治体も同様の数値だ。
しかし平成9年以降は全国平均から6倍近い明らかな差が生じている。
市防災士会の辻会長は
「資料にまとめたデータは、各自治体が公表したもので改ざんする必要がない。相関関係の無視は許されない」と厳しい口調で語った。
また「玄海原発の原子炉冷却海水は毎秒70?も壱岐水道に放出され、海水温度上昇により漁業にも影響がある」とし
「市は九電に明確な調査と対応を要求すべき」と述べた。
現在のところ、白血病の数値は、ウイルス性の風土病との考えや、他国から放射性物質などの飛来による可能性を疑う考えがある。
しかし専門機関による正確な調査は行われておらず、
玄海原発と白血病の因果関係は不明のままだ。
ただ各自治体公表の資料からは、原発との関連も否定できない。
不透明感が残るなか、一刻も早い調査を行う段階にいる。
※数値を示す表は本紙に掲載
壱岐新報
壱岐新報社
〒811-5131
長崎県壱岐市郷ノ浦町永田触91-3
TEL 0920-47-3196
FAX 0920-47-3197
○そして、下記も、
地道な調査、研究を積み重ねて明らかにされてきた事実
を伝える
報告パンフレットです。
ぜひ、
京都・市民放射能測定所に、
注文し、お読みください。
ホームページで注文の方法を説明しています。どうぞ、ご参照ください。
パンフレット紹介文をはりつけます。
・市民放射能測定所設立6周年記念講演集
「原発は事故がなくても危険 知られざる"トリチウムの健康被害"安全の保証もないのに再稼働」の
パンフができました!
このパンフレットは、2018年5月13日に開催した『開設6周年のつどい』の2つの講演を収録しています。
森永徹さんには、
「原発・核燃料再処理工場から放出されているトリチウムの危険性と健康被害」について、
市川章人さんには、「原発再稼働の危険性と政府・電力会社・規制委員会が何を隠そうとしているか」について
講演していただきました。
若狭にある高浜原発や大飯原発が再稼働されました。
平常運転時に放出されるトリチウムは地域住民に健康被害をもたらします。
原発の定期検査は、多くの労働者を被曝させることで成り立っています。
そして、ひとたび事故が起きれば、京都に住む私たちも被害者となります。
ぜひこのパンフを多くの方にお読みいただき、
原発の本質的な危険性、
放射能がもたらす深刻な健康影響について
広めていただければと思います。ぜひ、お買い求めください!
○パンフレットの構成
(1)原発・核燃料再処理施設と白血病の関連
森永徹さん
はじめに/通常運転でもトリチウムは大量に放出されている/放射線の人体への影響/玄海原発と白血病の増加との関係/資料
(2)福島原発事故から7年超、原発を巡り先鋭化する攻防 ─あがく原発推進勢力と我々の展望─
市川章人さん
規制委員会を斬る/矛盾深まる原発政策/自然の脅威/自治体における課題/質疑応答
○定価500円
*郵送の場合、別途送料が必要です。
1冊180円、2~3冊300円、4冊~10冊360円
多数冊必要な方はご相談ください。
○お申し込み方法
ネットでお申し込み(受付フォームへ)
FAX・メールでお申し込み(pdf)
ホームページからアクセスして申込みください。
京都市民放射能測定所
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