[CML 056420] 【今日のブログ記事No.3214】■日経新聞の『正体』とは何か?(No2)
山崎康彦
yampr7 at mx3.alpha-web.ne.jp
2019年 7月 31日 (水) 11:12:45 JST
いつもお世話様です!
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。
昨日火曜日(2019.07.31)夜に放送しました【YYNewsLiveNo.2824】の『メインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。
【放送録画】59分39秒
https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/558702713
【今日のブログ記事No.3214】
■日経新聞の『正体』とは何か?(No2)
日経新聞は表向きは『経済・金融の専門高級紙』の体裁をとっているが『その正体』は政権与党(自民党と公明党=創価学会)と日本支配権力(霞が関官僚、日銀、メガバンク、経団連大企業)と米国支配階級を『最後まで守る守護神』である。
日本経済新聞は政権与党と日本支配階級と米国支配階級にとって『不都合なこと』は『すべてスルー』してその代わりに『嘘の情報』で改竄して『世論誘導』する『民間CIA』である。
▲その第一例
私は今週月曜日(2019.07.29)の放送のメインテーで、7月27日に韓国ソウルで開催された市民による『輸出制強化反対』の『抗議集会』に関して、日本経済新聞が集会参加者が掲げたすべてのプラカードに『No安倍』とはっきり書かれていたにもかかわらず『反日集会だった』と『嘘の情報』に改竄して安倍政権による『反韓国キャンペーン』に加担し『世論誘導』したことを糾弾しました。
【画像1】2019.07.29(月)に放送した【YYNewsLive】のメインテーマの表紙
▲その第二例
日本経済新聞は昨日7月29日付け記事『公明、比例100万票減に焦り支持者高齢化など影響か』で、公明党=創価学会が今回の参議院選挙の比例で3年前と比べて100万票も減らした原因を分析している。
しかし下記に転載した長い記事を読んでも『本当の原因』である『一番肝心な点』に全く触れていないのは、誰が見ても『異常』である。
『本当の原因』である『一番肝心な点』とは何か?
それは現役の創価学会員である野原よしまさ氏が『れいわ新選組』から山口なつお公明党代表と同じ東京選挙区から立候補して『今の公明=創価学会はおかしい!』と公然と批判して『ガチンコ勝負』に出たことである。
公明党=創価学会が3年前と比べて100万票も減らした『最大の原因』は、野原よしまさ氏の立候補による『ガチンコ勝負』にあったことは誰にも分ることだ。
【画像2】参議院選で現役創価学会員野原よしまさ・れいわ新選組候補は信濃町の創価学会本部前で選挙演説した。
しか日本経済新聞はこのことを『完全にスルー』して100万票減った原因を『支持者の高齢化』のせいにしている。
野原よしまさ候補はすべてのマスコミが『スルー』する中でゼロからスタートしてたった17日間の選挙運動だけで山口なつお公明党代表の『81万5445票』に対して『21万4438票』も獲得したのである。
野原よしまさ候補の突然の登場が、現在の『公明党=創価学会の姿勢』に批判と不満を持っていた多くの学会員と支持者たちの『受け皿』になったのであり、その結果『100万票』減ったのである。
日本経済新聞は政権与党として自民党と20年以上も連立を組んできた『公明党-創価学会を守る』ために、公明党=創価学会を公然と批判する『学会員の登場』は決して認めたくなかったのである。
【該当記事】
▲公明、比例100万票減に焦り 支持者高齢化など影響か
2019/7/29 日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47931280Z20C19A7PP8000/
公明党は支持層拡大へ対策を検討する(参院選で支持を訴える山口代表)
公明党は21日投開票された参院選で、比例票を前回2016年から100万票以上も減らした。九州や東北では3割以上も減少した地域があった。支持者が高齢化し、かつてほどの集票活動を展開できなくなったのが一因だ。衆院選に備え、新たな支持層を広げる対策に着手する。
公明党は参院選で東京や大阪など7選挙区に立てた候補が全員当選し、比例でも目標の6人を上回る7人が議席を得た。非改選と合わせて参院で28人の過去最大勢力となった。
「700万票以上」を目指した比例は653万票にとどまり、16年から104万票減った。それでも比例で7議席を得られたのは、投票率が48.8%と24年ぶりに50%を割る低水準だったためだ。支持母体である創価学会の組織票を持つ公明党に有利になった。
公明党の比例票は05年の衆院選で898万票を獲得したのをピークに減少が続く。17年の衆院選は現行の選挙制度で初めて700万票を割った。今回は党勢維持のために700万票以上への回復をめざした。その目標を50万票近く下回る結果に、党内では危機感が広がっている。
総務省の発表資料に基づき計算したところ、得票の減少が目立ったのは九州や東北だ。減少率が2割を超える「ワースト10県」のうち5県を九州が占める。青森県と長崎県では16年比で3割以上も減った。一方、東京や愛知など大都市圏では公明党の得票率が上がった。
公明党は比例票が減った原因を分析中だ。一因として支持層の高齢化が指摘される。公明党は支持者が周囲の知人らに投票を呼びかける活動を展開してきた。主な対象は無党派だ。共同通信が実施した出口調査によると、「支持政党なし」の層が比例で公明党に投票した割合は、長崎県で16年比9.5ポイント下がった。低下幅が大きいのは広島県、佐賀県と続く。
党幹部は「九州は支持者の世代交代がうまくいっていない」と語る。1965年の参院選で国政進出した当時の若手世代は現在80代。子供や孫の世代は大都市に出たケースが少なくない。
ただ、党選対関係者は「高齢化だけで100万票も減るわけがない」とも語り、選挙戦略上の思惑違いも指摘する。
今回の参院選は、候補を擁立した選挙区では比例候補に対する応援活動を控えた。4月に統一地方選があったばかりで、支持者の選挙疲れに配慮したからだ。
危機感を強める公明党は、今回の参院選の結果を受け、既存の支持層以外への訴えかけを強める。若年層も意識し、ツイッターやLINEなどSNS(交流サイト)の活用を拡大する。9月にはIT戦略の部門と選挙部門を横断する新チームを立ち上げる。SNSが有権者の投票行動に与える影響を分析し、次期衆院選をにらんだ戦略をつくる。
【関連記事】
▲れいわ野原候補、学会総本部前で「池田先生の教えに立ち返れ」と叫ぶ
田中龍作
2019年07月14日 Blogoas
https://blogos.com/article/391196/
野原善正候補(れいわ)。「やるべきことはやった。先生(池田名誉会長の)の耳に届けと一生懸命頑張りました」。後ろは学会大誓堂=14日、信濃町 撮影:田中龍作=
創価学会の聖地に三色旗が翻った。反旗の三色旗が。
「現在の公明党、それを支配する創価学会に池田先生の平和思想はあるのでしょうか?」
「日蓮仏法の真髄は師弟不二にあります。師匠の思いをどれだけ自分の思いとして行動できるか。池田先生の思いを忘れ去ってしまった公明党や創価学会。もう一度師弟不二の精神に戻って下さい」。
学会総本部前に立ちマイクを握った野原善正候補は、力を込めて語った。尊敬する池田大作名誉会長は、すぐ目の前の本部第二別館で病気療養中だ。
野原の小気味よい学会・公明党批判に聴衆は沸いた。学会関係者によれば、聴衆の半分近くが学会員だという。
演説を終えた野原に駆け寄った男性は「期日前投票で入れたからね」と言いながら握手を求めた。査問を受けている最中の現役学会員だ。
同様に握手を求めた女性は学会員ではないが「野原さんの勇気に惹かれる」と顔を紅潮させた。
「執行部はおかしい」と首を傾げる学会員は数知れない。野原はこうした人々の受け皿なのである。学会・公明が無視を決め込むのは、驚異に感じている証拠だ。
「ノハラ、ノハラ」聴衆はいつまでもシュプレヒコールをあげた。=14日、信濃町 撮影:田中龍作=
野原は「面従腹背の学会員を、サイレントマジョリティーを、どれくらい引き付けられるか」と選挙戦の展望を語った。
マスコミの世論調査と期日前投票の出口調査では、野原は当落線上にある。ここがミソだ。
野原に投票する(あるいは投票した)学会員が、マスコミに対して本当のことを言うわけない。「山口那津男に入れた」と言うのである。
昨夏の沖縄県知事選挙で玉城デニーと書いた学会員は、家族にさえも「佐喜眞に入れたさあ~」と答えたのである。
結果は玉城圧勝。学会員が雪崩を打つようにして玉城に投票したのだ。
学会員の大量離反は野原が立ち上がったからだった。
「沖縄県知事選挙と似た雰囲気になってきた」。自公にとって最も厄介な男は、不敵な笑みを浮かべながら街宣車に乗り込み、信濃町を後にした。(敬称略)
学会本部のシンボル大誓堂前に反旗の三色旗がひるがえった。自公政権のタブーが可視化されたのである。=14日、信濃町 撮影:田中龍作=
(No2おわり)
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