[CML 056343] 「工作」か 黒金星と呼ばれたと 韓国スパイ90年代
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2019年 7月 20日 (土) 08:12:42 JST
映画「工作 黒金星と呼ばれた男」 <http://kosaku-movie.com/>
加藤直樹
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/b44e062df0f6c895acd9c51fda45b8ef>
が誉めてたので、初日に見参。
92年、北朝鮮の核開発により緊張状態が高まる。ああ、そんなのあったなあ。「黒金星(ブラック・ヴィーナス)」というコードネームの工作員が動き出す。ブラック・ヴィーナスって、どんな美人かと思ってしまうが眼鏡のおじさん。スパイ映画だけど007とは全然ちがう。アクション場面なし、怖い場面はあるけど。自白剤まで使われて、ほんとうに命懸けだ。
事業家に扮したパクは、慎重な工作活動によって北朝鮮の対外交渉を一手に握るリ所長の信頼を得ることに成功し、最高権力者である金正日と会うチャンスもつかむ。
*この辺の展開が、すごい。実話に基づいてるんだ。へー。*
97年、韓国の大統領選挙をめぐる祖国と北朝鮮の裏取引によって、命を懸けた活動が無になることを知ったパクは、激しく苦悩する。こう書くと白々しいけど、
*リアル感* <https://miyearnzzlabo.com/archives/58368>まんさい。
監督の言葉 <https://toyokeizai.net/articles/-/288965?page=3>
「韓国籍を持つわれわれ韓国人は、世界で唯一、北朝鮮には行けない民族だ。北朝鮮で撮影することができないため、さまざまな方法で平壌に見えるようプロダクションデザインやセットを組んだ。
北に関する資料などは韓国国内外にたくさんあるし、脱北者もたくさんいるので考証自体は難しいことではなかった。しかし、それをどう具現化するかが大変だった」
<https://toyokeizai.net/articles/-/288965?page=3>
よく作った。拍手。
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大山千恵子
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