[CML 054694] 朝日新聞元日号を読んで思うこと

吉田 宗弘 mnhryoshi at yahoo.co.jp
2019年 1月 3日 (木) 18:51:18 JST



反戦反天皇制労働者ネットワークの吉田です。
 
朝日新聞の元日号に怒りをもったのは私だけではないと思います。きょう3日の一面トップも昭和天皇報道です。危機感を持っています。以下、私の感想です。
 
朝日新聞元日号一面トップは発見された昭和天皇直筆の歌の紹介で、社会面の38,39頁は天皇裕仁の戦争責任を消し去る翼賛記事であった。続いてきょう3日号もまたも一面トップが「昭和天皇、心境映すメモ」なのだ。戦争法の成立で本格的な「戦争の時代」に入ったいま、「天皇の時代」が始まったのだと思う。16年8月8日の天皇明仁の「生前退位意向表明」以降、政府、自民党、財界など支配階級ばかりか、朝日新聞や毎日新聞、共産党やリベラル派知識人までが天皇翼賛派となったが、『朝日』は天皇代替わりの年の元旦早々、その先頭をきったのだと思う。
『朝日』は「(裕仁が)終戦後には、米軍による沖縄の占領を長期間継続するよう、側近を通じて米側に伝えていたこと」(半藤一利発言)に触れながらも、それと沖縄の人々の怒りとの関連をどうして報道しないのか。辺野古へ土砂投入を「第4の『琉球処分』強行だ」(琉球新報社説18年12月15日)との沖縄の人々の怒り、歴史的な怒りをどのように考えているのか。
「歴史的に見れば、〔土砂投入は〕軍隊で脅して琉球王国をつぶし、沖縄を『南の関門』と位置付けた1879年の琉球併合(『琉球処分』)とも重なる。日本から切り離し米国統治下に置いた1952年のサンフランシスコ講和条約発効、県民の意に反し広大な米軍基地が残ったままの日本復帰はそれぞれ第2、第3の『琉球処分』と呼ばれてきた。今回は、いわば第4の『琉球処分』の強行である。……いわゆる植民地主義だ」(前掲・琉球新報)。いうまでもなく、昭和天皇裕仁は沖縄の人々に「国体(天皇制)護持」のための沖縄戦を強要し、戦後も米日の軍事植民地主義をマッカーサーとともに推し進めてきた。そして「(裕仁の)御心を心として」きた天皇明仁もそれを追認したばかりか、昨年3月、自衛
隊の与那国島配備1周年に与那国島を訪問するなど、安倍政権の新たな軍国主義を支えてきた。裕仁と明仁は、沖縄戦と米日の軍事植民地主義の責任はないというのか。
天皇代替わりとは、こうした天皇の戦争・戦後犯罪を継承することではないのか。「戦争の時代の天皇制」を、私たちは真剣に考えねばならないと思う。
 
2月24日に、天皇代替わりを問う集会実行委員会が「新たな天皇制の登場を許すな!2・24集会――ナルヒトがヒロヒトとアキヒトから受け継ぐものは何か。政府・企業・マスコミあげての韓国元徴用工賠償判決非難の答える――」(2月24日(日)午後1時30分~ 集会後デモ/PLP会館4階/講師:飛田雄一さん(強制動員真相究明ネットワーク共同代表))を呼びかけている。
多くの参加を!


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