[CML 054682] ●資料 金正恩氏の 2019 新年辞要旨 ( 朝鮮中央通信など )

kenju watanabe nrc07479 at nifty.com
2019年 1月 2日 (水) 08:24:18 JST


日韓ネット@渡辺です。

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

昨年の金正恩氏の新年辞は朝鮮半島をめぐる対話局面への転換の大きな契機となりまし
たが、昨日の2019新年辞の要旨を資料として送ります。朝鮮中央通信と時事通信のもの
です。

またTBSニュースが慶応の磯崎准教授のコメントなども伝えています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3563265.html

朝日新聞は、相変わらず牧野愛博ソウル特派員のネオコンに寄り添ったような論調や脱
北元外交官インタビューなどで話しになりません。

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金正恩党委員長の新年の辞(要旨)
                                        朝鮮中央通信 2019年1月1日
【平壌1月1日発朝鮮中央通信】最高指導者金正恩党委員長が、新年2019年を迎え
て新年の辞を述べた。
金正恩委員長は、全国の人民と人民軍将兵、南の同胞と海外同胞に温かいあいさつを贈
り、各国の国家元首・政府首班と友人の活動において成果があることを願うと述べた。
また、2018年は朝鮮労働党の自主路線と戦略的決断によって対内外の情勢において
大きな変化が起こり、社会主義建設が新たな段階に入った歴史的な年であったと明らか
にした。
金正恩委員長は、今年、われわれには国の自立的発展能力を拡大、強化して社会主義建
設の一歩前進を目指す確固たる展望を開くべき闘争課題が提起されていると言及した。
そして、「自力更生の旗を高く掲げ、社会主義建設の新たな進撃路を開いていこう!」
、これがわれわれの掲げるべきスローガンであると強調した。
自力更生を繁栄の霊剣にとらえて社会主義建設の全ての部門で革命的高揚を起こさなけ
ればならないと述べた。
自前の技術力と資源、全人民の高い創造精神と革命的熱意に依拠して国家経済発展の戦
略的目標を成功裏に達成し、新しい成長段階へと移行しなければならないと強調した。
社会主義わが国家の政治的・思想的力を全面的に打ち固めなければならないと語った。
社会主義文明建設を促し、国家防衛力を打ち固めなければならないと述べた。
金正恩委員長は、昨年は70年余りの民族分裂史上、かつてなかった劇的な変化が起き
た激動的な年であったと明らかにした。
また、未曽有の出来事で立派に飾った昨年の貴重な成果に基づいて新年2019年に北
南関係の発展と平和・繁栄、祖国統一のための闘いにおいてさらなる前進を遂げること
について言及した。
全民族が「歴史的な北南宣言を徹底的に履行し、朝鮮半島の平和と繁栄、統一の全盛期
を開いていこう!」、このスローガンを高く掲げて進まなければならない。
北南間の軍事的敵対関係を根源的に清算し、朝鮮半島を恒久的かつ強固な平和地帯につ
くろうとするのは、われわれの確固不動の意志である。
北南間の協力と交流を全面的に拡大し、発展させて民族的和解と団結を強固にし、全同
胞が北南関係改善のおかげを実際に被るようにしなければならない。
われわれは、北南関係を自分らの好みと利益に従わせようとしてわが民族の和解と団結
、統一の前途を阻む外部勢力の干渉と介入を絶対に許さないであろう。
金正恩委員長は、昨年、朝鮮労働党と共和国政府は世界の平和と安全を守り、国々との
友好を拡大し、強化するために責任ある努力を傾けたと明らかにした。
金正恩委員長は、歴史的な初の朝米首脳の対面と会談は、地球上で最も敵対的であった
朝米関係を劇的に転換させ、朝鮮半島と地域の平和と安全を保障するのに大きく寄与し
たと語った。
6・12朝米共同声明で宣明した通り、新世紀の要求にふさわしい両国の新しい関係を
樹立し、朝鮮半島に恒久的で強固な平和体制を構築し、完全な非核化へ進もうとするの
はわが党と共和国政府の変わらない立場であり、私の確固たる意志であると強調した。
われわれは、朝米両国の忌まわしい過去史を引き続き固執して抱えていく意思がなく、
一日も早く過去にけじめをつけて両国人民の志向と時代発展の要求に即して新しい関係
の樹立に向かって進む用意があると述べた。
昨年、急速に進展した北南関係の現実が示すように、いったんやろうと思えばできない
ことがなく、対話の相手が相互の持病のような主張から大胆に脱して互いに認めて尊重
する原則に基づいて公正な提案を打ち出し、正しい交渉の姿勢と問題解決の意志を持っ
て臨むなら、必ず互いに有益な終着点に行き着くことになるであろうと語った。
今後も、いつにでも再び米大統領と対座する準備ができており、必ず国際社会が歓迎す
る結果を生み出すために努力するであろうと強調した。
ただ、米国が世界の前でした自分の約束を守らず、わが人民の忍耐心を誤って判断して
一方的に何かを強要しようとし、依然として朝鮮に対する制裁と圧迫に進むなら、われ
われとしてもやむを得ず国の自主権と国家の最高の利益を守り、朝鮮半島の平和と安定
を遂げるための新しい道を模索せざるを得なくなるかもしれないと明らかにした。
周辺諸国と国際社会は、朝鮮半島の肯定的な情勢発展を促そうとするわれわれの誠意あ
る立場と努力を支持し、平和を破壊して正義に逆行するあらゆる行為と挑戦に反対して
闘うべきであろうと述べた。
金正恩委員長は、朝鮮労働党と共和国政府は自主、平和、親善の理念に従って社会主義
諸国との団結と協力を引き続き強化し、われわれを友好的に遇する全ての国との関係を
発展させていくであろうと強調した。―――

金正恩氏の演説要旨
                     時事通信2019年01月01日16時44分
 【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央テレビなどが1日伝えた金正恩朝鮮労働党委員長の
「新年の辞」の演説要旨は次の通り。
 ◇対米関係
 朝米の新たな関係を樹立し、朝鮮半島の恒久的で強固な平和体制を構築し、完全な非
核化に進むことは、わが党と政府の不変の立場であり、私の確固たる意志だ。
 われわれは既に、これ以上核兵器を製造したり、試験したりせず、使用も移転もしな
いと内外に宣言し、さまざまな実践的措置を取ってきた。
 われわれの主導的で先制的な努力に米国が信頼性のある措置を取り、相応する実践行
動で応じるなら、両国関係は速いスピードで前進するだろう。一日も早く過去にけじめ
をつけ、新たな関係樹立に向かって進んでいく用意がある。
 私は6月、米大統領と会い、有益な会談を行い、互いの懸念と複雑な問題解決の方法
について認識を共にしたと考えている。いつでも再び米大統領と向かい合う準備ができ
ており、国際社会が歓迎する結果を出すため努力する。
 だが、米国が自らの約束を守らず、わが人民の忍耐心を誤認し、一方的に制裁と圧力
に出れば、やむを得ず自主権と国家の最高の利益を守護し、朝鮮半島の平和と安定を実
現するための新しい道を模索せざるを得なくなるだろう。
 ◇南北関係
 (昨年)採択された「板門店宣言」と「9月平壌共同宣言」、北南軍事分野の合意書
は、事実上の不可侵宣言で、重大な意義を持つ。
 さまざまな障害や難関を克服し、鉄道や道路、山林、保健などの分野の協力事業を推
進し、民族の共同繁栄に向けた有意義な第一歩を踏み出した。驚異的な成果が短い期間
に実現したことを大変、満足に思う。
 新年には北南関係の発展と平和繁栄、祖国統一に向け、より大きな前進を成し遂げな
ければならない。
 北南が平和繁栄の道に進むことを確約した以上、朝鮮半島の緊張の根源となっている
外部勢力との合同軍事演習をこれ以上許容してはならず、外部からの戦略資産をはじめ
とする戦争装備の搬入も完全に中止しなければならないというのがわれわれの主張だ。
 休戦協定の当事者らとの緊密な連携の下に朝鮮半島の現在の休戦体制を平和体制に転
換するための多国間交渉も積極的に推進し、恒久的な平和保障の土台を実質的に整えな
ければならない。
 われわれは何の前提条件や代価もなしに、開城工業地区(団地)と金剛山観光を再開
する用意がある。わが民族の和解と団結、統一の行く手をさえぎる外部勢力の干渉と介
入を絶対に許さない。

トランプ氏との再会談に意欲=制裁継続なら「新たな道」模索−金正恩氏
                               時事通信 2019年01月01日16時22分
 【ソウル時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は1日、「新年の辞」の演説を行い
、トランプ米大統領と「いつでも再び向き合う用意ができている」と表明し、再会談に
意欲を示した。ただ、「完全な非核化」実現に向けた意志を重ねて強調しながらも、米
国が制裁・圧力を続ければ、「新たな道」を模索せざるを得なくなると警告した。北朝
鮮国営・朝鮮中央テレビなどが伝えた。
 非核化の進展に応じた見返りを求める従来の主張を繰り返した格好で、近く開催が見
込まれる2回目の米朝首脳会談を前に、非核化に対する「相応の措置」を取るよう、ト
ランプ政権をけん制した。
 正恩氏は「われわれは既に、これ以上核兵器を製造したり、試験したりせず、使用も
移転もしないと内外に宣言し、さまざまな実践的措置を講じてきた」と主張。朝鮮戦争
の休戦体制を平和体制に転換するため、多国間交渉を積極的に推進する考えを表明し、
中国もプロセスに関与させたい意向を示唆した。
 同時に、「朝鮮半島の緊張の根源となっている(米国など)外部勢力との合同軍事演
習をこれ以上、許容してはならない」と韓国に要求し、戦略兵器などの搬入も中止する
よう求めた。

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