[CML 054673] みず商売!それは あぶない資本主義

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2019年 1月 1日 (火) 07:38:14 JST


*クリエイティブ・コモンズ
<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%BA>にて、転載。*

*救援連絡センター
<http://www.toben.or.jp/message/libra/pdf/2007_6/p14_15.pdf>発行「救援」紙の、2面の連載コラムより*

*みず商売!それは   あぶない資本主義*

みず商売。飲屋さんの話じゃないよ。飲み水を商売にしようという、恐ろしい法律改悪の話だ。

水、たいせつな水を企業まかせ。商売道具にされて良いものか。もはや幾つかの地域で始まっているらしい。30年前の国鉄分割民営化の悪夢のようだ。田舎の村ほど困る現実。

例えば岩手県の雫石町では水道会社の経営が厳しいから、住民が水道料金と別に会社滞納の電気料金を支払って、更に値上げもありという恐ろしい事態に陥っていると。

今回の法改悪。施設を所有したまま運営を民間企業に売却する「コンセッション方式」とかいうのも、わけわからん。詐欺っぽい合法?

片仮名用語で連想するのは、ネーミングライト。命名権商売も怪しげ。渋谷の宮下公園は「ナイキパーク」その後は裁判直前まで揉めた。渋谷公会堂はサントリーの炭酸飲料「CCレモンホール」から今年は「ライン」会社が取ったとか、ややこしい。

なに、東京の水道は既に民営化もありだと。民間委託のことか。なんだか囲い込まれているなあ。

南アフリカでは汚染水のために、コレラ蔓延。お金だけの問題じゃない。命が掛かっている。

パリもニースも、米アトランタも再公営化に戻した。それなのに年末に決まったTPPにはラチェット条項が盛り込まれている。うむ、悪魔の片仮名ラチェット。「一度民営化されたものは再公営化してはいけない」という規定により、日本の水道民営化を公営化に戻す事はできないんだとさ。

この国の、憲法よりも日米安全保障条約。あんぽ、あんぽんたんが威張る仕組みからすると、超やばやばだ。

国際ジャーナリストの堤未果は「石油よりも巨大な金脈、21世紀の超優良投資商品。水という商品につけられる値段は、ますます釣り上げられていくだろう。」と分析している。

*『日本が売られる 日本で今、起きているとんでもないこと』* 堤未果 幻冬舎新書。

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お詫び。前号の冒頭部分。

*「××が苦手だ。××じゃなくても、××的対応というのをするひとがいるので難しい。ややこしい。」*

わかりにくくて、ごめんなさい。謎の訂正要求が入りました。軽く書いているように見えて、実は88行は緻密な構成なの(泣)。

前号は諧謔風味が主題。その冒頭を変えるなんて、死ねと同義。無念にも伏せ字に変更するしかなかった。検閲反対。




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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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