[CML 057383] 経産省前脱原発テント日誌12月5日版

木村(雅) kimura-m @ ba2.so-net.ne.jp
2019年 12月 7日 (土) 21:56:10 JST


(転送します)

経産省前脱原発テント日誌12月5日版
経産省前テントひろば、脱原発テント設置日(2011年9月11日)から1807日目(2016年8月21日)にテント強制撤去。2019年12月5日は、座り込み3,008日目。これは、マハトマ・ガンディー「非暴力、不服従」の実践です。

◎街路樹のプラタナスが剪定された 11月30日(土)(I.K) 
 雲一つない青空で、陽の光が暖かく、過ごしやすかった。Oさんがお仕事で休みだったので、淋しい座り込みになるかと思っていたら、セッティングのすぐ後に群馬のTさんが現れ、精勤の美智子さんもいつもより早くやって来た。そして日曜日に来て下さるSさん迄来て下さったので、予想に反してにぎやかになった。 
 午後1時少し前、警備員の制服を着た人が興味深そうに眺めていたので、「原発に反対して座っています!」と言ったら「みんな反対だろう。俺が総理なら原発ゼロにすぐ判を押すけど…」と言った後、椅子に座って、始業時間迄、色々話して行った。 
 午後1時半ごろから街路樹の剪定が始まったので、私たちは虎ノ門方向に移動した。作業員3人ほどがプラタナスの木に登り、手際よく剪定していった。この木の葉は夏には木陰を作ってくれて、とても有難いのだが、最近は日陰をもたらし、ちょっと恨めしかった。だけれど…、てっぺんの短い枝一本だけ残してバッサリ切ってくれたので、明日から太陽の恵みが一杯受けられるでしょう。

 午後3時に撤収するころ、新宿西口スタンディングに参加しているYさんが美智子さんのエスコートのため、来て下さった。美智子さんはテントの座り込みの後も、毎週、新宿西口に行かれるのです。反原発にかける思い、見習わなくては!(I.K) 
◎いつの間にか、街路樹などは紅葉しているのだが 12月1日(日)(三上治) 
 少し前に連れ合いと郊外に出掛けた時は、ちょうど黄葉の盛りで、「都心では、まだだけど」と話していたが、いつの間にか、霞が関周辺の街路樹なども黄葉している。黄葉した銀杏はやはり綺麗だ。この周辺を歩くのは楽しいし、こころが和む。そんな季節の移り変わりのなかで、国会では相変わらずの光景が見られる。一言でいえば、「桜を見る会」の攻防である。この光景に日本の政治を嘆く声も聞こえないではない。「桜を見る会」に誰を招待したなんてことは、どうでもいいことで、もっと大事なことがあるではないか。韓国に対する政府の対応、自衛隊の中近東派遣などちょっと考えただけどでも議論すべきことはあるではないか。確かにそうである。しかし、こういう声はわかるのだけれども、「桜を見る会」の問題は重要な事であるとも思う。それは「桜を見る会」のあり方が、安倍(自民党や与党)の政治に対する態度が象徴されているところがあるからだ。 
 過日、一連の新天皇の即位の儀式を見ながら、その儀式の様式もさることながら、そこに国民の主権というか、民意などは何処にもみられないではないかと思った。「お上から降りてくることを、ただ有難く、拝受するだけである」と思った。天皇統治(天皇主権)時代では当然のことだったのだろうが、天皇が国民主権の象徴になってからの行為としてはおかしい。天皇統治というのは、難しいことにみえるが、ただ、お上の考えや意思に従うということである。逆に言えば、自分の意見や考え、つまり意思を述べることや展開することは禁じられ、抑圧されることである。言ってみれば、自由に自己の考えをいうことはできないのだ。国家権力で禁じられるか、自己抑制するか、いろいろの形はあるが、自己の意思を表現することはできないのだ。
 国民主権とは、国家統治(国家の事柄)が国民の自由な主張(意思)によるということであり、お上の考え(意思)が支配的であることの対極にある考えだ。天皇統治(天皇主権)の対極に国民主権という考え(理念)はあるが、それは政治においての決定権は国民の自由な意志にあるということだ。天皇の即位の儀式がどうあってもいいが、それは国民の意思によるものでなければならない。しかし、過日の儀式では、天皇が、憲法の規定はともかく、そんな風には存在していないことを垣間みせたのだと思う。  
 日本の政治は、憲法の規定からいえば、国民主権によるのであり、これは民意によるということだ。そこには国民の自由な意志が政治を形成しているという事である。だが、現実の政治は国民の意志とは関係がなく、国家を支配するものの意思においてなされている。沖縄の辺野古基地建設での民意の無視、原発再稼働の動きなど、挙げたらきりはないが、「安倍セイジ」は国民の意思を無視している。その典型の様相を持っている。かつて日本の支配者は、天皇統治(天皇主権)という形態で、自己の意思を国民の意思としてふるまった。日本の支配者は、国民の意思の発現を抑圧し、その発現を許さなかった。戦前は、国民主権とか、民意は、存在の余地がなかった。
しかし、安倍は戦後の政治家である。彼は、憲法に国民主権が明記された時代の政治家である。彼の、国民の意思や民意の否定ぶりは、保守政治家の中でも際立っているが、それは、彼が天皇統治を密かに信奉しているからだろうか。天皇制が遺風としてあることを利用していることは間違いないが、彼は保守派に一部にある天皇信奉者でもないと思う。彼は、祖父の岸信介がそうであったような、国家主権論に立つ政治家だと思う。国家主権論は天皇統治(天皇主権)の絶対性を制限するものとして戦前にはあり、天皇機関説のような考えになったが、戦後は国民主権論に抵抗する考えとして、保守派だけでなく続いてきた考えである、国家や民族共同体に主権があり、国民主権という考えに抵抗する考えだった。安倍は戦後の保守の中で国家主権論に立つ政治家であり、彼の国家主義者としての振舞いは、そこに理念を持っているのだと思う。  
 「桜を見る会」は、そのこと自体は、どうこういうほどのことではないが、国民主権(民意)とかけ離れているだけではなく、それと対立する「安倍セイジ」を象徴している。「権力者が公私混同のふるまいをする」という典型的な政治の形であるが、これについて彼にはなんの自覚もないのだろう。国家(その代表者)である自分(安倍)が主権者であると思っているのだ。本当は、彼の韓国に対する対応や中近東への自衛隊派遣に目をやり、それを批判し、やめさせなければならない。同時に「桜を見る会」のことも「安倍セイジ」の批判として徹底してやる必要がある。つまらないことにも付き合わさせられるのだが、それはやらねばならないことなのだ。(三上治) 
◎北側に大きな虹が現れたが、綺麗だった 12月2日(月)(保)  
 きょうの雨は午後3時頃から本格的に降るという天気予報であったが、事務所に着いたときから降ってきた。準備に時間がかかるであろうと思い、何時もより早く事務所を出発した。経産省前に着いて準備を始めたが、その時が、もっとも、雨の降りが強かった。しかし事務所を早く出たので、12時前には、準備を終えることが出来た。その後も雨は断続的に強く降っていたが、午後3時半頃にやっと降りやんだ。 
 私は他に所用があって、午後1時過ぎには経産省前を離れたが、座り込んでいた人たちは、「午後2時頃に、北側に大きな虹が現れて、それがとても綺麗で感動した?」と話してくれた。今日は一日中雨が降っていたこともあり、座り込みに参加してくれた人は常連ばかりであったが、明日からは晴れるので座り込みに来てくれるでしょう。今日の収穫は、レジェンド・Sさんが、豪雨の今日、国会前に行かずストレートに来てくれたことです。まだまだ健在であることを確認できました。(保) 
◎原発は危ないという88歳の人、元気で自転車で 12月3日(火)(EO)  
 久しぶりに雨があがって、朝から快晴。昨日の雨で濡れてしまった横断幕や幟旗が事務所内に干してあった。Iさんと一緒に経産省前で汗をかきつつ椅子を並べ始めると、すぐにOさんもやってきて、3人で座り込む。久しぶりに高級自転車のお兄さんが新しい自転車で現れ、「腰痛でしばらく動けなかった」という。 
 この日は4月のような暖かさで、昼過ぎには、並べてある椅子が人で満杯に埋まる。川内原発現地からの情報では、小泉純一郎講演会には1300人が集まって盛況だったとのこと。歩道を自転車で通りかかった年配の男性が立ち止まって、こちらを見つめていたので、少し話をする。大田区から電動自転車で秋葉原まで買いものに向かう途中の88歳で、彼は「原発が危ない」という自説を語って、元気に走り去っていった。(EO) 
◎二十歳の青年と話し合いができた 12月4日(水)  (保)  
 昨日に続き、今日も良く晴れた一日であった。経産省前に着いて準備をしている時は、風もなく、穏やかであったが、終わった頃から風が出てきた。しかし太陽のお陰で温かであった。その後、午後3時頃に金融庁ビルに太陽が沈んだら、途端に寒くなってきて、手袋が必要なほどになった。         
 今日の経産省前は賑やかであった。ひとえに「あらかぶさん裁判」のお陰であった。裁判は次次回の裁判日程を決めただけで終った。それで、報告集会へ行く途中に皆さん寄ってくれたので、しばし賑やかになった。その中に何時も原子力規制庁行動のあとに経産省前に来られていたKさんがおられた。規制庁行動を欠席されたというので心配していたのです。少しして何時ものように説得力のある演説をされて皆さんの拍手を浴びていた。         
 今日の一番の収穫は、二十歳の青年と話が出来たことであった。「以前から、経産省前の反原発運動に参加したいと思っていたが、自民党支持の父親との軋轢もあり、叶わなかった。しかし今は働いているので、好きなことも出来るようになった」とのこと。ニュース一式を渡して運動のあらましを説明しておきましたので、宜しく御願いします。我々との話し合いのあと「あらかぶさん裁判―裁判報告」に参加して、帰りに経産省前に寄ってくれました。(保) 
◎東京電力への申し入れ  2019年12月04日(水)(旭)

東京電力への申し入れ書
経済産業省前テントひろば(港区西新橋1-21-8新虎ビル2F)              
 東電福島第一原発(イチエフ)事故後8年9カ月経過しました。私たち「経済産業省前テントひろば」は東京電力に対し、原発再稼働反対、廃炉の申し入れを行います。 
1 まずイチエフ事故の責任を問います。
 事故を起こし、多くの人々からふるさとも生活も生業も奪い、あるいは命を奪った東電の責任は重いと思います。しかしながら、東電刑事裁判の東京地裁の無罪判決についてコメントをしていません。事故時のトップはどのように事故の責任をとったのですか?
 被災した原発柏崎刈羽6,7号機を稼働させようとし、日本原電の老朽・被災原発東海第二の再稼働を支援する姿勢からは、反省の姿勢を読み取れません。
2  また、政府の地震調査委員会(地本)が2019年2月27日に公表した「青森県東方沖から房総沖の日本海溝で将来起こる地震の発生確率」(例えば、宮城県沖でM7.9が20%)に対する対策は、イチエフも東海第二も柏崎刈羽も危険であることを示しています。
3 廃炉・汚染水対策について
 11月18日の資源エネルギー庁「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会第15回」で海洋投棄あるいは大気放出か等が議論されたと報道されました。海洋投棄、大気放出など地球、自然を汚染する方策を考えること自体が問題外であり、原子力発電する資格がないことと考えます。
4 東海第二への資金援助について
 また老朽・被災原発東海第二の運転期間延長・再稼働の為に、東電が2200億円もの資金支援をすることは、あらゆる点で許されません。
なぜならイチエフ事故被害者の救済を東電が拒んでいる
・被害者への支援打切りが行われ、放射性物質が原因と思われる健康被害が増大し
★大量の放射性物質を放出しながらその始末ができていない
★東電は、国から数兆円もの資金を得て存続している企業
★電気は余っている
 以上を踏まえ、東海第二への資金援助・再稼働はやめるべきです。
5 原子力マネー還流問題
 関西電力のトップが高浜原発で多大な業務を受注してきた吉田開発のルートで高浜町の元助役から3億2千万円もの金を受け取っており、政治家も資金供与されていた事実が明らかになり、今関電の第三者委員会の調査結果を待っている状況です。
 これらは関西電力はもちろん、電力業界が原子力発電の資格などないことを示している、と考えられます。
6 原子力発電の嘘
実際、原発の原子炉は、・核分裂を制御する難しい技術を投入して「止める、冷やす、閉じ込める」を試み度々失敗する。
★プルトニウムなど多種の放射性物質を生成し、核のゴミを増やし末代にまで負担を強いる。
★多くの労働者が被ばくし周辺を放射能汚染し多くの生命に危害を与え
★膨大な国家予算を使い多数の人が原子力に関わる仕事に従事し、そして嘘をつき続ける。 
 それだからこそ、原子力規制委員会の田中俊一前委員長が「日本の原子力政策は嘘だらけでここまでやってきた。結果論も含め本当に嘘が多い。最大の問題は核燃料サイクルに拘泥していること」(月刊「選択11月号」)と話したのでしょう。
 今こそ日本で原発を終わらせる時期がやってきたと考えられます。 まず東京電力が原発廃炉、再稼働停止にかじをきるべきと考え、申し入れます。(旭) 

◎鹿児島での小泉純一郎講演は盛り上がったと伝えられる 12月5日(木)(I.K)
 今日は快晴で暖かくて良かった。Yさんがお休みだったので、蓬莱塾設立者の一人のOさんが来てくれた。Sさんが荷物を運んでくるのを待っている間、日付ボードをもって立っていたら、男性が近づいて来て「3008って何?」と聞くので、「テントが出来てからの日数です」と答えると「効果あるの?」と言う。彼はテントが建っていた時のことも知っていた。そして、「経産省も安倍もダメだから他の方法考えた方が良いのでは」と言われてしまった。通りがかる人はそんな目で私たちのこと見ているのだろうか?
 午後1時頃、あきる野市のSさんが奥さんに頼まれたと手作りの「原発止めよう!」シールを張ったラスクをたくさん持って来て下さった。みんなで美味しく頂く。その後、鹿児島での小泉純一郎講演会を手伝ってきたYさんが現れて、興奮して色々と話してくれた。
講演会は1300人の参加者で盛会だったそうです。翌日、毎日・朝日・読売・南日本新聞と、4社もが取り上げてくれたとコピーを配っていました。これで鹿児島の人たちが脱原発に向かってくれると良いですね。
 午後2時過ぎ「原発・核燃サイクルの即時中止を!省庁・全国市民・議員の院内集会」を途中で抜けてヨーカンさんが来た。たんぽぽ舎ボランティアのOさんも来てくれたのでにぎやかになり良かった。午後4時頃には反原発の女性が来て、安倍にすごく怒っていたそうです。多くの人が同じ思いなのに何で通じないのでしょう。「香港のように若者が声を上げてくれれば良いのに」と言う人もいるけれど・・(I.K) 


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デモ・集会のおしらせ

★12月13日(金) 経産省前抗議行動 17時~18時
官邸前抗議行動【反原連】は6時30分から 
★12月19日(木)第55回総がかり行動「安倍9条改憲阻止」
場所;衆議院第二議員会館前を中心に 18時30分~ 
★12月20日(金)20時~【ダミアン追悼&偲ぶ会】のお知らせ 永瀬ユキ
希望のエリアの前身、ファミリーエリアの時代から、再稼働反対コールリレーのリードをし、ドラム隊として一緒に声をあげた、ダミアンこと村上勝さんが去る11月17日、お亡くなりになられました。
希望のエリア一同、心よりご冥福をお祈りいたします。
ダミアンに最後に会ったのは、彼が東京を離れる前に最後に参加した2017年5月の立パレでした。
その立パレ主催者であるKENさんが、
「ダミアンを偲ぶ会」を企画して下さいましたので、お知らせ致します。
12月20日(金)20時~
国会前希望のエリアpart2終了後、ダミアンのドラムを囲んで別れのドラミングをしたいと思います。彼と縁のある方ならどなたでも参加して頂きたいと思います。楽器持ってお集まりください。
こちらはちょうど6年前の今日、ダミアンのコールリレーです。↓
https://youtu.be/LZKCx-SuVGo
そしてもう一つ↓
https://youtu.be/O-7rYKNwDBM 
★12月22日(日)正午より 脱原発青空川柳句会
 選者 乱鬼龍 12時より 経産省前テントひろば



(転送者追記)
首相官邸前緊急抗議行動

安倍政治を許さない!
「桜を見る会」隠蔽を糾弾しよう!

今行動するのは大人の責任。未来を担う人々のために動く時
嘘とごまかしの腐った政治をストップさせるためにみんなで声を上げよう。

日時 12月9日(月) 夜7時~8時
場所 首相官邸前
呼びかけ人 片岡(03-3441-6274)、木村(080-5062-4196)、乾(090-9105-9469)

それぞれプラカードや鳴り物など持参して下さい。
そして是非このことを拡散してください。
(なお、12月16日(月)午後6時~7時も予定)
他市民団体の共同行動を歓迎します

(補足)
なお、この緊急抗議行動の前に次の院内集会があります。
緊急 アベ政治にとどめを!「市民の会」告発報告 院内集会
日時:2019年12月9日(月)午後5時開会~7時
※午後4時45分から衆議院第二議員会館ロビー前で入館証を配布します。
場所:衆議院第二議員会館・多目的会議室
    地下鉄「永田町駅」「国会議事堂前駅」
内容:
・報告(告発人):
 浅野健一さん(ジャーナリスト)
 神田香織さん(講談師)
 斎藤貴男さん(ジャーナリスト)
 山下幸夫さん(弁護士)
・野党各会派議員連帯あいさつ
・会場から〈私も一言〉など
呼びかけ:税金私物化を許さない市民の会
    (共同代表:石田隆・宮下奈美・田中正道・武内暁)こえをあげるとき 
以上


木村雅英 KIMURA Masahide
e-mail : kimura-m @ ba2.so-net.ne.jp
携帯TEL : 080-5062-4196
Twitter : @kimuramasacl
経産省・規制委・放射線被曝の批判ページ:http://www.jca.apc.org/~kimum/




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