[CML 056678] 朝鮮の徴用工の青年の 「三たびの海峡」帚木蓬生 

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2019年 8月 30日 (金) 07:59:54 JST


「三たびの海峡」 <https://book-reports-blog.blogspot.com/2015/01/blog-post_12.html>
帚木蓬生
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/33bbcb9a44018c4ac7bd7edc55ddd335>
新潮文庫

昨日、中央線の乗り換え間違えをしたのは本書の最後のとこに集中してたせい。

徴用された朝鮮人、病気の父の代わりに(規定違反の)十代で海峡を渡った青年。

造船所で働くと騙されて、地獄の炭鉱生活。同室者の半数以上が死ぬ。過酷きわまりない。

著者の小説は何冊か感動しつつ読んだが、今回は話題になっている徴用工。ずいぶんと前に書いてるんだ。わかりやすいのは著者が日本人だからか。徴用工ものでは一等よい(と言っても、昔に読んだだけなので正確な比較ではない)。

志しの温かさ。朝鮮人でも日本人でも魂の美しいひとはいると。逆に酷い奴はいる。国籍とは別。きちんと歴史を受け継がないと、過ちを繰り返すと。あまた考えさせられる良書。





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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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