[CML 056533] 8・15改めて問う! 天皇出席の全国戦没者追悼式集会への参加を

吉田 宗弘 mnhryoshi at yahoo.co.jp
2019年 8月 11日 (日) 04:14:27 JST


反戦反天皇制労働者ネットワークの吉田です。 8月15日には天皇代替わりを問う集会実行委員会が主催の下記の集会を行います。多くの参加を呼びかけます。 8・15改めて問う天皇出席の全国戦没者追悼式――新たな戦争と天皇制について考える――     〇講師 辻子 実さん(即位・大嘗祭違憲訴訟の会 安倍靖国参拝違憲訴訟・東京)◇集会日時 8月15日(木)午後1時30分~4時30分    ◇集会場所 エルおおさか(大阪地下鉄谷町線・京阪「天満橋」下車徒歩7分)◇参加費 (資料代含む) 1000円 (経済的に厳しい方は受付まで)◇主催 天皇代替わりを問う集会実行委員会  今年も、1937年の全面的な中国侵略戦争以降に戦死した皇軍将兵を追悼・顕彰する全国戦没者追悼式が天皇出席のもとに行われる。新天皇に即位した徳仁(ナルヒト)にとって初めての国家式典である。天皇・皇后、三権の長(内閣総理大臣、衆参両院議長、最高裁長官)、各政党代表、地方公共団体代表などが参列する国家の追悼儀礼で、徳仁はいかなる態度をとるのか。即位後すぐに戦争屋で人種主義者の米大統領トランプと会見し日米戦争同盟を盤石にする役割を発揮したが、トランプからさっそく自衛隊のホルムズ海峡派兵(「有志連合」)が要請され、安倍政権は検討に入った。対イラン戦争がその先にあることはいうまでもない。  省みれば、イラク戦争への自衛隊の参戦は自衛隊将兵の戦死を予定していた。「国際貢献」は血を流すことだと小泉政権は戦地への派兵に踏みきったのである。棺桶をもっていかせたことは公知の事実だ。小泉はアジアからの反対を押し切って毎年欠かさず靖国神社に参拝した。戦死者をまつり天皇に参拝させるためだ。また、生命の危険を顧みない職務の遂行を功労として称える賞恤金(しょうじゅつきん 戦死や傷害を負った将兵に支給)を6千万円から9千万円に増額した。もちろん、天皇が出席する全国戦没者追悼式での慰霊と顕彰は予定されていたに違いない。 2015年、戦争法を成立させ、銃弾が飛び交う戦場への派兵に踏み出した安倍政権にあっては、小泉政権以上に、自衛隊将兵の戦死は特別のことでなく「普通のこと」になっている。新たな戦死者に対する国家と天皇の追悼と顕彰は「待ったなし」で、靖国神社や8・15全国戦没者追悼式は「新たな戦死者」に適合する改変が不可欠になった。新たな戦死者の靖国神社「合祀」と天皇「靖国」参拝の実現であり、新たな戦死者を追悼する全国戦没者追悼式の実現である。それは「英霊サイクル」(戦死⇒天皇・国家による戦死者追悼・顕彰⇒戦争への兵士動員⇒戦死)の復活であり、侵略戦争への国民動員システムの再確立に他ならない。天皇徳仁はこうしたことを十分わかったうえで8・15追悼式に出席するのである。天皇の公然とした戦争への関与(「公的行為」)と言わねばならず、新たな「戦前」が始まったのである。  ところで、戦争国家確立のイデオロギー的基礎となるべき日本軍将兵の慰霊と顕彰は、52年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効によるGHQの占領支配の終結をまって、引き揚げ者・戦傷病者・戦没者遺族に対する援護、アジア諸国との賠償交渉とともに始まった。国家による全面的な「戦後処理」が始まったのである。その最初が、講和条約の発効をまちかねたように同月30日に成立した戦傷病者戦没者遺族等援護法であり、翌5月2日の天皇・皇后出席のもとに行われた全国戦没者追悼式であった。なによりも皇軍将兵の慰霊と顕彰と援護だったのである。それは、日本も非公然に参戦した朝鮮戦争と再軍備(非武装国家から武装国家への転換)によってつくられた反共自由主義の日米安保(軍事同盟)態勢の中にあった。アジアの人びと2千万人を殺戮した戦争責任や310万人の日本民衆を死に至らしめた責任を反省し謝罪するためではなかった。朝日新聞(2019年5月6日)によれば、「戦後70年の節目を迎えた15年8月15日の全国戦没者追悼式。平成の天皇は初めて『深い反省』に言及した」という。侵略戦争や植民地支配について謝罪や責任をとったわけでもなく、抽象的に「反省」を口にしただけなのだ。しかも、全国戦没者追悼式の歴史のなかで初めてのことなのである。 今年の8月15日以後の天皇制は、新たな戦死者の天皇・国家による追悼・顕彰問題を、私たちに突きつける。侵略と殺戮に居直る「裕仁の御心」は前天皇明仁へ、そして現天皇徳仁が引き継ぐのか。私たちは改めて天皇制、侵略、戦争、国民統合を、とりわけ「靖国」と全国戦没者追悼式を考えねばならない。歴史に向き合わねばならない。 【連絡先】参戦と天皇制に反対する連続行動/関西単一労働組合    大阪市淀川区十三東3-16-12  Tel/Fax  06 (6303) 0449 


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