[CML 056462] 私は差別表現を使った

donko at ac.csf.ne.jp donko at ac.csf.ne.jp
2019年 8月 4日 (日) 23:53:28 JST


7月30日、私は小泉純一郎首相が断行した郵政民営化の現実を詳細に書いた西日本
新聞の記事をシェアしました。
 私は「小泉純一郎首相の雄叫びに熱狂した」と書きました。

 この「熱狂」という言葉は精神障害者を傷つける差別表現だ、という批判を受
けました。

 批判された方の了解を得て、転載します。

「坂井さんが読む人にインパクトを与えようと『熱狂』という言葉を使ったと私
は思います。
人の目を引く投稿にするため、インパクトのある言葉を使うのはよくあることで
す。
 しかし長い間、パニック障害に苦しんできた私には『熱狂』の『狂』と言う文
字が心に突き刺さります。パニック障害は内部からだけでなく、偏見という形で
外側からも私を苦しめてきました。
 精神障害者に向けられる偏見は、病自体よりも障害者を傷つけ、苦しめること
があります。以前よりは理解が進んでいるようですが、偏見はまだ根強いと感じ
ます。『精神障害者は狂っている』という偏見です。
 精神障害者は狂っているから危険だ、という偏見から精神障害者は医療ではな
く治安対策の対象として扱われたこと、そのために刑務所同様の精神病院の病棟
の閉じ込められ、社会から隔離された事実を坂井さんは知っているはずです。

 坂井さんは人権問題に敏感なお方だと私は思っていました。部落差別や女性差
別、精神、身体障害者に対する差別を糾弾する投稿をされてきたのを見てきまし
た。坂井さんは、日本だけでなく世界中の差別問題を取り上げてきました。おか
げで多くのことを知ることができました。
 その坂井さんが、問題のある言葉だという認識を持たないで『熱狂』という言
葉を使われたことに、私は愕然としました。あれほど差別に対する怒りを抱いて
いる坂井さんが、差別の意味を持つ言葉を使ったことに、私はガッカリしました。

 もし坂井さんが私の指摘を言葉狩りだと思われるなら、結構です。無視しても
かまいません」

 これを読むまで私は自分が差別の意味がある言葉を使ったという自覚はありま
せんでした。指摘されて気付きました。
 別に表現にすれば良かった、いや、問題はそうではない。自分は差別をしてい
ないと思い込んでいたことが問題なのだ、と考えました。

 何気なく使う言葉、インパクトのある言葉、怒りのあまりに使う言葉に、差別
性があることを強く意識すべきだと思います。
 
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp
======================================
「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
http://densobin.ubin-net.jp/
私も編集委員をしています(^^;)
定期購読をお願いします!
購読料は送料込みで1年間4320円です。
 


CML メーリングリストの案内