RE: [CML 056439] 公文書に見る徴用工の生活

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2019年 8月 4日 (日) 16:37:12 JST


くすのきさん、

 故郷では、のどかに農業をやっていた自然児が、徴用工として言葉もろくに
通じない炭鉱に送られ、地下 1,000メートル級の暗い坑道で落盤や爆発などの
事故におびえながら、手足の屈伸さえままならない場所で重労働をさせられた
とあっては、確かに地上のどんな仕事よりも苛酷であることは間違いないよう
です。
 また、食事も満足に与えられず、4畳半に7~8人も押し込められ、起居寝
食にも軍隊式規律を強いられる生活、しかも故郷に帰れる見込みもほとんどな
く、お金もほとんど残らない、・・・公文書からそんな絶望的な徴用工の姿が頭に
浮かびます。この公文書一片をもってしても、70年を過ぎた今なお、心から
の謝罪と償いを企業に求める徴用工の心情の一端が少しは理解できる気がしま
す。
 長崎県軍艦島の三菱炭鉱では、日本が世界遺産登録の際に約束した強制労働
の事実を記した案内板がまだ設置されていないと聞きましたが、許されるなら
、先の公文書を案内板に貼りつけたいくらいです。
 なお、先の公文書は、外務省が保管する内務省の報告書でしたので、訂正し
ます。

半月城



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