[CML 055646] 榎澤幸広・清末愛砂編『公文書は誰のものか? 公文書管理について考えるための入門書』

maeda at zokei.ac.jp maeda at zokei.ac.jp
2019年 4月 26日 (金) 09:14:59 JST


新刊案内です。私も一項目(下記の2-4)だけ書いています。

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榎澤幸広・清末愛砂編『公文書は誰のものか? 公文書管理について考えるため
の入門書』(現代人文社)
https://books.rakuten.co.jp/rb/15850667/
公文書の取扱いが問題となっている。隠蔽・改ざん・廃棄・非記録化が頻繁に行
われ、政策判断にあたって必要とされる情報の信頼性が確保されていない。この
状態が恒常化すれば、民主主義の崩壊につながる。公文書管理のどこが問題なの
か、どうすればよいのかを考える。

第1部 国家権力による情報独占と公文書をめぐる事件
1-1 公権力が情報を独占する社会とは?
1-2 憲法から見る公文書とは?
1-3 日本では公文書をめぐってどのような事件があったのでしょうか?

第2部 日本の公文書管理体制
2-1 公文書管理法制はどのように整備されたのでしょうか?
2-2 公文書管理に関わる法律はどのようなものですか?
2-3 情報公開法という法律は関係ありますか?
2-4 公文書改竄を行った場合どう処罰されるのでしょうか?
2-5 戦前の公文書管理はどうなっていたのでしょうか?
2-6 立法機関の公文書管理はどうなっているのでしょうか?
2-7 行政機関の公文書管理はどうなっているのでしょうか?
2-8 司法機関の公文書管理はどうなっているのでしょうか?
2-9 会計検査院も把握できない政府費目があるそうですが本当でしょうか?
2-10 国立公文書館はどのような仕事をしているのでしょうか?
2-11 国立公文書館以外、公文書を管理している施設はあるのでしょうか?
2-12 自治体は公文書をどのように管理しているのでしょうか?
2-13 アメリカの公文書管理体制はどうなっているのでしょうか?

第3部 私たちの身近な暮らしと関係する公文書
3-1 社会保障と公文書
3-2 労働と公文書
3-3 教育と公文書
3-4 町おこしと公文書
3-5 特定秘密保護法と公文書管理
3-6 安保法制と公文書管理
3-7 自民党改憲案と公文書管理
3-8 「改憲4項目」と公文書管理

第4部 求められる公文書管理制度
4 どんな公文書管理体制が必要なのでしょうか?

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前田 朗
192-0992
東京都八王子市宇津貫町1556
東京造形大学
042-637-8872
E-mail:maeda at zokei.ac.jp
Akira MAEDA
Tokyo Zokei University
1556  Utsunuki-machi Hachioji-city 
Tokyo 192-0992 Japan
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