[CML 055577] 関西救援連絡センターニュース2019年4月

shoichi matsuba mauricemerleau at yahoo.co.jp
2019年 4月 17日 (水) 21:16:55 JST


第344号 2019年4月
関西救援連絡センター
〒530‐0022大阪市北区浪花町11‐14
   電  話 06-6372-0779
   振替番号 00910-2-73915
発  行  隔月刊(原則として) 
賛助会費  月 額 1口   500円
年間購読  送料共 1部 1,000円

■関生裁判の傍聴に行こう!
委員長・副委員長を再々逮捕、八ヶ月に及ぶ勾留

 下記の公判日程一覧で示したように、現在、五つの裁判が闘われている。これは、再逮捕が繰り返され、被告によって被疑事件が異なっているため、同一の公判では争い難くなっているためである。
 大津地裁の裁判において、検察官は再逮捕があると明言していたが、四月十一日、保釈が近いと思われていた委員長・副委員長を再々逮捕した。再び接見禁止となり、勾留は八ヶ月に及ぶ。
 この裁判では、今までは考えられなかった事態が発生している。大阪広域協組が、傍聴席の半分以上を占め、被告に対して暴言を吐き、裁判官がそれを制止しないのである。大津地裁では、駐車場に黒塗りのベンツがずらりと並ぶ光景が出現している。
◆なぜ大阪広域協組が動員しているのか
 この弾圧の始まりは、一昨年十二月十二〜十七日に、「セメントや生コン運送の「輸送運賃アップ」を要求して関西生コン支部と全港湾が行った近畿全域での一斉ストライキにある。大阪以外の近畿圏の輸送関連業者団体は、要求を大筋で受け入れると十二月十六日までに回答した。しかし、大阪広域協組は回答を示さないばかりか、ストライキを威力業務妨害だとして、「連帯ユニオン関生支部を業界から一掃する」と言い放った。同月十九日の理事会では、「ストライキは犯罪行為」「警察の捜査に全面協力し、関生支部委員長の責任追及」「ストライキに協力した生コン・輸送会社に厳格な処分を検討」「対策費として十億円を計上」の方針を打ち出し、大久保や川崎でヘイトデモを繰り返しているレイシストたちと手を組む。
 一月八日、ヘイトスピーチを繰り返しているレイシストたちが集まり、梅田ヨドバシ前で関生支部を罵倒する情宣、一月二二日に大阪広域協組・瀬戸弘幸らが街宣車十台、五十人で関生労組事務所に乱入に暴行。一月二五日には和歌山で大阪広域協組・渡邊臥龍ら十数名が組合自家用車を破損。
 そして、七月十八日、滋賀県警による「恐喝未遂」事件での湖東生コン協組副理事ら四名逮捕からこの大弾圧は始まったのである。


■関生関連弾圧一覧
◆担当・滋賀県警刑事部組織犯罪対策課
◇湖東協事件(恐喝未遂) 
七月十八日 四名逮捕→三名起訴(保釈)、一名処分保留
八月九日 三名逮捕→起訴(二名保釈、一名勾留中)
八月二八日 三名逮捕→全員起訴(二名勾留中)
二月五日 十五名逮捕→二月二六日恐喝未遂(九名)と威力業務妨害罪(六名)で全員起訴(十名保釈、5名勾留中)
二月一六日 一名逮捕(大阪の事件で起訴勾留中)
◇大津協事件(威力業務妨害) 
十一月二七日 八名逮捕
◇会館カンパ事件(恐喝未遂)
四月十一日 二名逮捕
◆担当・大阪府警警備課
◇威力業務妨害事件
九月十八日(三菱宇部)十六名逮捕→九日七名起訴(保釈)九名処分保留
十月九日(大阪中央)八名逮捕(五名は再逮捕) →五名(再逮捕四名)起訴(保釈)三名処分保留
十一月二一日 四名逮捕(三菱宇部+大阪中央) →三名起訴(勾留中)一名処分保留 

■関生弾圧関連公判日程一覧
大津地裁は3グループ、大阪地裁は2グループの裁判に分かれている
6月25日以外はすべて10時〜17時
※傍聴券は抽選。抽選の〆切時間は、裁判によって異なるので、「傍聴券交付情報−裁判所」で検索して確認を。
◆大津地裁「湖東協8・9,8・28弾圧,大津協11・27弾圧」
 5月8日(水) / 5月9日(木) / 5月21日(火) / 5月24日(金) /  6月5日(水)  / 6月7日(金) / 6月26日(水) / 6月28日(金)
◆大津地裁「大津協11・27弾圧、湖東協2・5弾圧」
 5月23日(木) / 5月28日(火) / 6月3日(月) / 6月6日(木) 6月27日(木) / 7月1日(月) / 7月3日(水) / 7月5日(金) / 7月8日(月)
◆大津地裁「湖東協2・5弾圧」
 6月25日13時半〜
◆大阪地裁「大阪9・18,10・9弾圧」
 5月15日(水) / 5月22日(水) / 6月19日(水) / 6月21日(金) / 7月5日(金) 
◆大阪地裁「大阪11・21弾圧」
 5月27日(月)大阪地裁(大阪11・21弾圧)
※裁判や被疑事件の等の詳細については連帯広報委員会へ(連帯ユニオン関西地区生コン支部のHP)http://rentai-union.net/archives/2467
大津地裁の情報や大津暑への抗議行動については「かんなま勝手連 滋賀」で検索して、複数あるFacebook等で確認を。

■身体拘束を目的とした逮捕・勾留に抗議する

 昨年十月十七日、大阪府警本部警備部公安三課は、「詐欺罪」容疑で統一共産同盟事務所等全国八ヶ所、「犯罪による収益移転防止に関する法律違反」容疑で一ヶ所に家宅捜索を行い、カンパ要請文、銀行預金通帳やカードなど多数を押収した。
 その後、二ヶ月余りにわたって、三名に対し、事情聴取のため警察署に出頭するようにとの連絡が続いていた。
 そうした中二月二一日に、通帳の名義人二名が詐欺罪と犯罪収益移転防止法で、その通帳を使用したとされる一名が犯罪収益移転防止法で逮捕された。
 二二日送検され、検察官は三名に対し勾留を請求。裁判所は翌二三日に勾留請求を却下。検察官が準抗告を提出し、この準抗告が認められ、接見禁止の付かない八日間の勾留が決定。
 三月一日に勾留理由開示公判が開かれ、同日検察官から勾留延長請求が出されたが、裁判所は請求を却下。検察官は準抗告を行ったが、裁判所は準抗告も却下。勾留取消請求を提出。
 勾留取消請求が認められた二名は、三月二日夜釈放。
 もう一名も三月三日、勾留期限切れで釈放。なお三月末に、不起訴処分が決定している。
 このような裁判所も勾留や接見禁止の必要性を認めないような被疑事実による逮捕・勾留であり、犯罪要件を満たさないような事案を立件して、天皇関係の儀式時の身体拘束自体を目的とした逮捕・勾留である。


■腰縄・手錠国賠訴訟 大阪訴訟も京都訴訟控訴審も判決へ

 原告本人には手錠をされた際の心情についての証言、関与した裁判官にもどういう事情に基づいて手錠が必要であると判断したかの証言を求めて、証人申請を行ったが、採用されなかった。
 また、刑事訴訟法学者や国際人権法学者を証人尋問申請したが、いずれもこれまで出ている証拠から判断可能として却下され、前回二月二五日の口頭弁論で結審となった。
 判決は、五月二七日(月)午後一時十分 大阪地裁八一〇号法廷
*  *  *
 また、腰縄・手錠京都訴訟の控訴審も、三月十五日結審となり、次回判決の言い渡しが行われる。
 六月十四日(金)午後一時十五分 大阪高裁八三号法廷

■公判日程
4月23日15時   「戦争法」違憲訴訟*        大阪地裁(民)第10回
4月25日10時   公法上の法律関係確認訴訟     大阪地裁(民)第4回
5月14日14時   マイナンバー違憲訴訟・大阪    大阪地裁(民)第13回
5月17日11時   琉球遺骨返還請求訴訟       京都地裁(民)第2回
5月17日16時   和歌山カレー中井&山内民事訴訟  大阪地裁(民)RT
5月27日13時10分 手錠・腰縄国賠(大阪)      大阪地裁(民)判決
5月30日15時   森友学園(売買契約書不開示)裁判 大阪地裁(民)判決
5月31日11時   白バス弾圧ガサ国賠請求訴訟    大阪地裁(民)進行協議
6月14日13時15分 手錠・腰縄国賠(京都)      大阪高裁(民)判決
5月29日14時   人民新聞押収品不返還訴訟     大阪地裁(民)第4回
*は傍聴券が抽選になる可能性の高い裁判です。 RT=ラウンドテーブル

★即位・大嘗祭違憲訴訟第2回口頭弁論
5月8日(水)14時半、東京地裁103号法廷
詳細は、即位・大嘗祭違憲訴訟の会HPへ  URL : http://sokudai.zhizhi.net/

★ノーハプサ2次訴訟判決
5月28日(火)午後3時 東京地裁103号法定

■催し物■
◆主催:自由人権協会京都 JCLU京都4月例会 極悪非道を 弁護する供船ウム事件の弁護人〜
なぜ「極悪非道」と呼ばれている人を弁護するのか。そこに正義はあるのか。
4月22日(月)18:00〜20:00(開場17:40) ハートピア京都4階 第4・第5会議室(烏丸丸太町駅)
講師:弁護士 堀 和幸 さん(当会代表理事、オウム事件の元弁護人)
 平成最大の国内テロ事件とも言うべきオウム事件について元弁護人の経験を踏まえて考えます。
料金:1000円(JCLU京都会員、学生、司法修習生、71期の法曹士は無料)
<お問合せ先> 自由人権協会京都(堀和幸法律事務所内)TEL 075-241-1092

◆主催:大阪弁護士会(公設事務所運営委員会)/共催:弁護士法人 大阪パブリック法律事務所
4月27日(土)13:00〜 大阪弁護士会館2階ホール 参加費無料
大阪パブリック法律事務所シンポジウム
「刑事司法の変革期において刑事公設事務所の果たしてきた役割
〜大阪パブリック法律事務所の到達点とこれからの刑事弁護〜」
プログラム
 基調講演「刑事弁護における都市型公設事務所の役割」宮澤 節生 氏(神戸大学名誉教授、カリフォルニア大学ヘイスティングス・ロースクール客員教授)
 ◆大パブOB・OGによる座談会「大パブから育った私たちの刑事弁護活動」
 ◆基調報告「大阪パブリックの活動経過と総括」下村 忠利 氏(大阪パブリック法律事務所所長)
【お問い合せ先】担当事務局:大阪弁護士会 企画部会員サポート課 TEL06-6364-1372

◆主催:自由人権協会 大阪・兵庫支部
  5月25日(土)14時30分〜 大阪弁護士会館10F 申込不要/参加費無料
移民・難入管問題を考える〜国際人権派弁護士による経験談〜
講師 大川 秀史 弁護士(東京弁護士会)
 移民や難民の人権問題は全世界的な課題になっており、また入国管理局行政における人権侵害が数多く指摘されている。今回、移民・難民・入管における人権問題を具体的な経験談を通して学ぶという趣旨で、本公演を企画した。コソボでの難民弁護団の熱心な活動、支援団体と連携しての被収容者・仮放免者への弁護士アクセス向上と成果、外国人問題における現課題と国際人権法等、具体的な経験談を通してご講演いただく。

◆主催:和歌山カレー事件を考える人々の集い 和歌山カレー事件再審請求弁護団報告 
    和歌山カレー事件から21年/林眞須美さんは、獄中から無実を訴え続けています!!
 7月20日(土)14時〜16時半(開場13時半)大阪弁護士会館10F
◇第1部 弁護団報告 和歌山カレー事件再審請求と民事訴訟の いま そして これから パート
 昨年秋以降、大阪高裁での三者協議は開かれていません。今年1月半ばに弁護団からの書面は提出が終わり、請求した再鑑定などについての、裁判所の判断待ちの状態です(2019.3末現在)。 また一昨年春に提訴した、中井泉・山内博両鑑定人に対する民事訴訟は、現在ラウンドテーブルが継続していますが、3月下旬までに双方の主張の提出が終わり、5月末には今後の予定が決まりそうです。このような現状なので、この集会では、その後どうなったのかを報告していただきます。
◇第2部 河合潤教授による特別講義
 河合教授からは、「ヒ素」と「鉛」のデータの読み間違いについての、意見書が提出されています。えっ、どういうこと???? なにそれ? っていう話なのですが、そこんとこをやさしくレクチャーしていただきます。
◇挨拶:鈴木邦男さん(林眞須美さんを支援する会代表)
資料代800円/事前申込不要

◆陪審制度を復活する会連続セミナー第20弾
世界がびっくり!これで大丈夫か「日本の刑事司法」
場 所:ドーンセンター「天満橋」駅(地下鉄谷町線/京阪)下車 
時 間:毎回13時半〜16時半
参加費:1回1000円〔学生500円〕
主 催:陪審制度を復活する会 連絡先:樺島法律事務所 TEL. 06‐6365‐1847 E-mail: m-kaba at kabashima-law.jp
*  *  *  *  *
第1回 5月18日(土) 川崎 英明氏(関西学院大学名誉教授)「なんですぐに保釈されなかったの? 〜カルロス・ゴーン事件を参考に〜」
第2回 6月 8日(土) 斎藤  司氏(龍谷大学教授)「取調べに弁護人は立ち会わないの? 〜カルロス・ゴーン事件を参考に〜」
第3回 7月20日(土) 伊賀 興一氏(大阪弁護士会・日野町事件弁護団団長)「冤罪を晴らすのってそんなに難しいの?〜日野町事件のこれまでと今後〜」
第4回 8月10日(土) 中村 悠人氏(関西学院大学准教授)「懲役と禁錮の区別がなくなるの? 〜「日本型」刑務所の処遇〜」
第5回 9月14日(土) 安原  浩氏(兵庫県弁護士会・元裁判官)「裁判員裁判、今どうなってるの? 〜石松竹雄先生を偲んで〜」
◇詳細はHPでご確認ください。http://baishin.blog.fc2.com/ 



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