[CML 055512] Fw: <情報>新札「渋沢栄一」の報道に異論あり!

masuda miyako masuda_miyako1 at hotmail.com
2019年 4月 10日 (水) 23:42:48 JST


皆さま
 こんばんは。増田です。以下は高嶋伸欣琉球大学名誉教授(「都教委を訴える会」共同代表)
から「転送・拡散は自由」ということでいただいたメールですので、BCCでお知らせします。
重複ご容赦を。

 「伊藤博文・福沢諭吉・渋沢栄一」を日本紙幣の顔にすることは、隣国に対する「植民地侵略
犯罪への反省がゼロである」ということを自白するに等しいものですよね…

 最後の「FNNのソウル特派員(?)渡辺康弘氏のコメントは「韓国」における渋沢栄一について
具体的な情報を的確に紹介してくれています。

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皆さま                   高嶋伸欣です

 「改元」のお祭り騒ぎで人気取りに成功したかに見える安倍首相が、さらなる小手先の「新紙幣」
発表で「世の中変わる!」というイメージ作りを進めていますが、相変わらずの半可通の歴史認識ぶり
で、今後20年余、「安倍紙幣」で「歴史に(悪)名を残す」ことになりそうです。

1 まず渋沢栄一の肖像を最高額面の紙幣の絵柄に選んだことについて、報道された9日には韓国
  から次々と批判の声が上がり、そのことがネットでも同日中に速報されました。

2 けれども日本国内のマスコミでは、『朝日』『東京』の9日夕刊では触れず、日本テレビは9日の内
  に報じたものの、テレビ朝日「報道ステーション」は翼賛の話題だけ、TBSの「NEWS23」は「韓国で
  渋沢の肖像の紙幣が発行されていた」と触れた事実紹介だけ。

3 転じて、10日朝刊各紙では、『東京』がこの時期に「新紙幣」を発表した安倍政権の思惑について
  「こちら特報部」などでこだわったものの、夕刊を含め韓国内の反発・批判についてはまったくの無関
  心。

4 『朝日』は朝刊で、韓国内で渋沢の肖像紙幣が発行された事実を写真付きのコラムで紹介はした
  ものの、韓国内の反発・批判についてはふれないまま。ようやく夕刊で、ソウル支局発の記事を第2
  社会面に掲載という遅まきぶり。

5 『朝日』の同記事では、旧1000円札の肖像画に伊藤博文が使われていたことに、韓国で批判があ
  ったことに触れてはいたものの、現行の1万円札の福沢諭吉が韓国植民地化の急先鋒であったこと
  で、批判があることには触れていない。

6 『朝日』はかつて『ひと』欄に「福沢諭吉像の見直しを唱える名古屋大学名誉教授・安川寿之輔さ
  ん」を紹介し(2013年12月30日)、「近く、紙幣の肖像から福沢を外す運動を始める」という予告
  までしていた。そのことに、今回の『朝日』記事は触れていない。

7 安川氏の「1万円札から福沢の引退を求める運動」は、その後に本格化し、現在も続いている。

8 ましてや、福沢諭吉が韓国をどれだけ侮辱していたことか。「脱亜論」どころではない。
  崢鮮は亜細亜州の中の一小野蛮国にして、その文明のあり様はわが日本に及ぼざること遠し、、、、
  これと貿易して利あるにあらず、、、その学問取るに足らず、、、、我が属国となるも、尚且つこれを悦ぶ
  に足らず」(1875年10月7日、『郵便報知新聞』)
 
◆,修慮紂一時期は韓国の「開化派」に期待を寄せたが、1884年、金玉均らの甲申事変(クーデター)の
  失敗すると、1885年3月16日の『時事新報』に「脱亜論」を掲載。
  「、、、、我が国は隣国の開明を待て共に亜細亜を興すの猶予ある可らず、寧ろその伍を脱して西洋の
  文明国と進退を共にし、其支那朝鮮に接するの法も隣国なるが故にとて特別の会釈に及ばず、正に西
  洋人が之に接するの風に従いて処分す可きのみ。」
 
 また投獄された留学生ユギルチュンへの手紙では次のように書いた。「かような国は一日も早く滅亡する方
  天意に叶う事と存じ候。」
     *東京・大久保の高麗博物館<2019年企画展示・2月6日〜6月23日>目録『3・1独立運動
      100年を考える 東アジアの平和と私たち』より

9 福沢諭吉の中国や朝鮮・韓国だけでなくアジア全体に対する差別的民族観がやがて社会的ダーウィニズム
 の地政学に取り込まれ、アジア侵略を正当化する「皇国地政学」として「大東亜共栄圏」構想を生み出すこと
 となった事実を、日本の地理学界はひた隠し続けている。

10 その状況に乗じて、福沢諭吉は1984年に1万円札に登場し、2004年の絵柄変更の際も、唯一例外として
  継続とされた。
  そのことがさして問題にされなかったところに、アジアに対する侵略行為を国民が是認した背景を視野に置いて
  いないマスコミ・知識人の限界が読み取れた。
  
11 今回、伊藤博文のことを問題にしても、福沢諭吉の1万円札が40年間もアジアの人々の神経を逆なでし続
  けてきていることに言及している報道がないことにも、同様の限界が読み取れる。

12 今からでも遅くない。福沢諭吉の1万円札は渋沢栄一の新札が登場する5年後までこのまま使われ続けること
  になる。その間もアジアの人々に不快感を与え続けることを、改めて指摘する報道は可能なはず。
   
*中学や高校、大学の授業などで話題にする機会を安倍政権が提供してくれたことにもなる。
   +<参考文献>
     安川寿之輔著『福沢諭吉のアジア認識』高文研、2000年

12 さらに付言すれば、夕刊のない『産経』東京本社版は、10日の朝刊で韓国内の反発・批判の動きをきちんと
  記事にして伝えていた。
   安倍政権寄りの同紙としては、不都合な動きをいち早く同調者に伝え、対策を迅速に講じる必要性を伝える
  という、同紙ならではの「警戒報道」の一例と読める。
   *それだけ韓国内の動きが、安倍政権側には”要注意”事項であると示唆していることになる。こうした判断材
    料が『産経』からは得られる、という点に同紙購読の意味がある。

  以上 ご参考までに   
    今回も分析は高嶋です       転送・拡散は自由です
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下記のFNNのソウル特派員(?)渡辺康弘氏のコメントは、目配りが
効いているように思います。
 
 それに9日の夜19時にアップしている点で、迅速です。
https://www.fnn.jp/posts/00044638HDK

   *他の方から』頂いた情報ですが、ご参考までに


 


 





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