[CML 055477] 【YYNewsLiveNo2754】■日本には米国の『大陪審制度』のように検察の『起訴権濫用』を阻止する制度が全くなく日本の検察は被疑者を何件でも起訴でき『やりたい放題』である!

山崎康彦 yampr7 at mx3.alpha-web.ne.jp
2019年 4月 5日 (金) 23:04:52 JST


いつもお世話様です。                          

【YYNews】【YYNewsLive】【杉並からの情報発信です】【YYNewsネット世論調査】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です!

本日金曜日(2019年04月05日)午後9時から放送しました【YYNewsLiveNo2754】の放送台本です!

【放送録画】92分08秒

https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/536578105

☆今日の最新のお知らせ

〆まで気が付きませんでしたが、どなたかが【TwitCasting】でライブ中継しています『YYNewsLive』を毎回【YouTube】にアップされ翌日には録画が見られようになっています!

ありがたいことです!しかも『表紙』を作ってくれています!

昨日木曜日(2019.04.04)の放送録画は下記のURLで見れます。

http://t.co/w4XLclJpc9

現時点での視聴回数は70回となっています。

∪莉掬斃貌(2019.03.30)午後に【TwitCasting】でライブ中継しました第19回【根っこ勉強会】テーマ「『アベノミックス』とは何だったのか?」の放送録画も【YouTube】で見れます。

https://youtu.be/LtzHZq2zyU8

現時点での視聴回数は554回です。

B19回【根っこ勉強会】の【TwitCasting】での視聴者総数は現時点でライブと録画で981名となっています。

https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/535201543

【TwitCasting】と【YouTube】を合わせますと第19回【根っこ勉強会】の現時点での視聴者総数は、1535名となります。

☆今日の画像

\莉掬斃貌(2019.03.30)放送の第19回【根っこ勉強会】テーマ「『アベノミックス』とは何だったのか?」の【YouTube】録画用にどなたかが作ってくれた『表紙』です。

◆Cultura 
Colectiva」のデータセットに含まれている情報(UpGuardの記事より)(5.4億件超のFacebookユーザー情報が『だだ漏れ』!)

仕送り額は減り、家賃は上がっている (朝日新聞記事)

☆今日の映像

 擶覗】ゴーン元会長「多くのうそ」 再逮捕前、仏TVに

2019/4/4 日経新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43354170U9A400C1I00000/

【パリ=白石透冴】仏ニュースチャンネルLCIは4日、4回目の逮捕直前に実施したという日産元会長、カルロス・ゴーン被告のインタビューを放送した。ゴーン元会長は「日産自動車の業績は下がっているが、誰も真剣に向きあっていない」と西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)ら現経営陣を批判した。

ゴーン元会長はインターネットを通じて、記者の質問に答えた。日産について「2017年ごろから業績が悪化を続けている。私にとって受け入れられない」と主張。不振傾向の米国事業を念頭に「問題に対応したと言ったのに対応していなかったとなれば、信用の問題となる」と話した。

「(ルノー、三菱自動車との)3社連合の将来を心配しているが、その主な理由は日産の業績だ」との持論を展開した。

その上で、自身が日産幹部数人による陰謀で職を追われたとの従来の主張を繰り返した。「2018年4月か5月、証拠を集めて私を日産の会長、3社連合トップから追い払おうとする動きがあった」と明かした。「数人の名前の心当たりがある」とした。

「(私への)攻撃が逮捕以来一日もやむことはないが、日産自動車の数人が出どころとなっている」として、一連の動きの背景には日産幹部による陰謀があるとの従来の主張を繰り返した。

仏政府に対して「外国でこのようなことに巻き込まれた私と私の権利を守るため、訴えたい」などと語った。「見た目には分からないが、実際のところ日本人は海外からの介入に敏感だ」として、仏政府に何らかの働きかけをするよう求めた。

初公判の日程はまだ固まっていないが、「私は戦う。私は無罪だ。ただ分かってほしいのはつらい(戦いだ)ということだ」などと発言し、検察側と全面的に争う姿勢を強調した。「私は苦しんでいるが、だからといって無罪を証明するという意志に変わりはない」と語った。

不正疑惑を巡っては「多くの嘘があり、嘘は一つずつ明らかになっていく」と身の潔白を主張した。仏ルノー側でも不正疑惑が浮上しているが、「彼らは日本だけでなく、フランスでも行動を起こしている」と語り、背後には日産幹部がいるとの見方を示した。

☆今日の注目情報

NWO基本文献『タルムードの真実』日本語訳

みち @c:tao_mu

https://bit.ly/2FOgGFs

ネットのプラス面として、私たちへのさまざまな策謀が多くの方々によって大衆へ周知されつつあります。

と同時にその契機となった「基本的文献」「原典」にふれること、顧みることも重要と思われます。幸い私たちには先人方の尊い努力の賜物である幾多のそれらが半ば忘れられた形で残っております。

その一冊として、小石泉牧師が訳されたアラン・クリチリー、マイケル・ホフマン編著『タルムードの真実』から引用、転載いたしましょう。

小石泉牧師に感謝申し上げます。

『タルムードの真実 ユダヤ教の最も聖なる書物に書かれていること

(編著者注 この文章の内容はアラン・R・クリチリーとマイケル・ホフマン兇砲茲蠶敢困気豎稜Г気譴討い襦)

エルビン21b 誰でもラビに従わないものは○に値し、地獄の熱い大*の中でゆでられる懲らしめを受けるだろう。

ギッテン57a イエスは(脚注#4)熱い大*の中でゆでられている。

モードカッタン17a ユダヤ人が悪を行うように誘惑されたら、彼は自分が知られていない町に行ってその悪を行わなくてはならない。

ババメジア114a-b ただユダヤ人だけが人類である(ただ汝のみ人として選ばれたり)。カリソスb 
の“油注ぎ”の副題とベラコス58a 
に異邦人の女は動物として選ばれた(造られた)とある。(ロバ女)

サンヒドリン57b もし異邦人がユダヤ人を蹴ったら、彼は○されなければならない。ユダヤ人を蹴ることは神を蹴ることと同じである。

サンヒドリン57a ユダヤ人は異邦人またはクサン(クタ人)の労役に対して賃金を支払う必要はない。(訳注:クタ人、列王記下17:24,30)

ババメジア24a もしユダヤ人が異邦人の落し物を見つけた場合、返す必要はない。(ババカンマ113b 
でも確認)

サンヒドリン76a 神はユダヤ人が彼の娘を老人に嫁がせたり、幼児の息子に妻をめとったり、異邦人の紛失物を返さなくてもとがめられない。

サンヒドリン57a ユダヤ人が異邦人を○しても○刑にはならない。ユダヤ人が異邦人のものを盗んでも返さなくても良い。

ババカンマ37b 異邦人は立法の保護の外にある、そして神は彼らの金を“イスラエルにさらされる”。

ババカンマ113a ユダヤ人は異邦人を罠にはめるために嘘(ゴマカシ)をついても良い。』

基本文献『タルムードの真実』

みち @c:tao_mu

https://bit.ly/2YPLWNi

小石泉牧師訳、アラン・クリチリー、マイケル・ホフマン編著『タルムードの真実』から。
故小石泉牧師に感謝申し上げます。

なお、『タルムードの真実』,ら連載で引用、転載しております『タルムードの真実』本文において、各節( 
例:イエバモス98a 異邦人の… 云々 
)で重要とお考えになられた節がございましたら拡散していただいて構いません。
と申しますか、むしろそれを望むものです。<(_ _)>

・・・引用、転載続きです・・・

イエバモス98a 異邦人の子供は動物である。

アボダーザラー36b 異邦人の娘は生まれつき卑猥である。

アボダーザラー22a-b 異邦人は雌牛と交尾することを好む。

アボダーザラー67b 異邦人の食器は彼等の料理に一層ひどい匂いをつけないだろうか。

サンヒドリン106a イエスの母は売春婦だったという。“彼女は大工と売春婦遊びをした総督の王女の子である”。また 
シャバット104b 
の脚注#2には“確認できない”タルムードのテキストにはイエスの母マリアは美容師で多くの男と交わったと書かれているとある。

サンヒドリン106a 
にはイエスが若くして○んだことを満足げに書いている。“バラム(イエス)は何歳だったとお聞きか。彼は答えた、はっきりはいたしませぬが書き記された所によれば、この血みどろの詐欺男は彼の従者たちの半分も生きなかった、33歳か34歳だったそうじゃ。”

サンヒドリン43a イエス(イエシュアまた脚注#6にはナザレ人イエシュア)は魔術を行ったので処刑されたと言われる。

サンヒドリン43a イエスは○刑を執行された。“過ぎ越しの祭りの前夜、イエシュアは木に掛けられた。彼は自分を防衛することができたはずではないか。たぶらかす事が出来なかったのだろうか”

ロシュハシャナ17b タルムードを拒否するクリスチャン(minim)と他のものは地獄に行き、永劫に懲らしめられる。(minimについては脚注#11参照)

・・・次数制限により以上です・・・

 悒織襯燹璽匹凌深臓抛本語訳
https://bit.ly/2FOgGFs

(終わり)

☆今日の推薦図書(朗読+テキスト)

■推奨本朗読】衆議院議員石井紘基著『日本が自滅する日「官僚経済体制」が国民のお金を食い尽くす!』(PHP2002年1月23日発行)

第六十六回目朗読 (2019.04.05)

第二章 経済むしばむ“官企業”―特殊法人と公益法人など (P112-186)

http://www.asyura2.com/09/senkyo68/msg/1067.html

第五節 就業人口構成にみる歪んだ姿 (P178-186)

●農水系と官公需依存企業にも一三〇〇万人 (P182-185)

E類 ― 農・林・漁業関係就業者

わが国では農林漁業のほぼ九九%は、構造的に行政による経済的保護下にあ
る。個々の農、林、漁業者が保護されているのではない。政と官がそれらの業
を団体として束(たば)ね、自由な生産・経済活動を規制し、自立を奪い、押
しっけの保護構造を作ってきたのである。

各種農協系団体、土地改良団体、林業諸団体等に対する事業補助、価格保
障、資金補助等のシステムは、農林漁業を完全に政官のものにした。

また、末端の生産者は農協、漁協、森林組合など、全国団体や県レベルの連
合会などを通して官庁支配と政治利用の餌食になった。彼らはこうした“生か
さず殺さず瓠,諒篏金構造の中に組み込まれているため、基本的に資本蓄積
は行われない。

わが国では農村地域に本来あるべき経済活動が政府の堅固な管理下に置かれて
いて、それがマクロ経済の活力にとって重大な阻害要因となっているのであ
る。農協で働く役職員は二八万五〇〇〇人。土地改良区に勤める役職員一万余
人。全農、経済連、共済連、信連、厚生連、中央会、およびそれらの関連団体
就業者が七〇万人と推計され、合計およそ一〇〇万人である。農業人口は三九
〇万人であるから農業関係人口の総計は四九〇万人となる。同様に林業は関係
団体一万人を含めて約二五万人、漁業も漁協二万人等を含め約三〇万人であ
る。かくしてE類全体は五四五万人で総人口の四・三%である。

F類 ― 官公需依存企業従業員

わが国は世界でも飛び抜けた補助金王国、公共事業王国で、とくに地方にお
ける“仕事”では、全面的に官公需に依存した企業が多い。ちなみに、全国六
〇万社にのぼる建設・土木企業の過半は公共事業に依存する存在である。“公
共”事業は行政の事業として行われるゆえに経済活動の呼び水には成り得て
も、本質的にそれ自体が経済的価値を拡大再生産することはない。

また大手ゼネコンであっても土木部受注の九割は官公庁発注によるものであ
る。共同企業体(ジョイントベンチャー=JV)で官から仕事を請け、二次・三
次下請けに工事をやらせ、結局は公共事業に依存しているのである。ちなみ
に、民間大手のゼネコンは最近でも通常、年間一〇億円前後の使途不明金があ
る。これが政治献金の裏金に使われているというのは常識だ。おしなべて、官
公需専門企業は“上納金”を納めている。

官公需によって存立する六〇万社の就業者数は約七〇〇万人である。これに
大手ゼネコンの該当部分と土木建設以外の官公需依存企業を含めると、わが国
の官公需依存企業の就業人口は特殊法人・公益法人等の関連を除き約九〇〇万
人となる。ただし、この中にはE類に掲げた第二種兼業農家(二〇〇万人) 
の半数程度は建設土建企業就業者と重複しているため一〇〇万人を差し引くこ
ととし、総計八〇〇万人となる。

G類 - 非社会的職業従事者

社会の暗部で生活を営んでいる人々の分類として、右翼関係は約九〇〇団体
一万人、極左関係は約二万七〇〇〇人、暴力団(テキヤ、バクトなど)は八万
一三〇〇人ほど。その他、企業舎弟、テレクラ、回収屋、総会屋などアングラ
社会のビジネスマンなどを含めると非生産的な人口は総計約三〇万人は下らな
いと推計される。

H類 - 押さえ込まれる経済の担い手・民間企業活動(=市場)就業者

H類こそが唯一、国の生産力を担い、資本の再生産によって剰余価値を生み
出し、社会全体の経済活動を支える分野である。しかるに今日、わが国のシス
テムにおいてはH類は社会全体に占める割合がわずかに二割そこそこしかない
うえに、強力な官庁権限の下の全面的な行政裁量下に置かれ、自由度が低く、
競争と伸張能力を殺がれ、負担を増やす官制経済の補完的地位に幽閉されてい
る。

したがって、社会全体に再生産の力が弱く、経済的富を生みがたい構造をも
っている。政・官・業トライアングルの下で大企業でさえ政府事業の下請け企
業となっている。否、大企業であればあるほど、政府の庇護下で官公庁に依存
して生きている。

(つづく)

(1)今日のメインテーマ

■日本には米国の『大陪審制度』のように検察の『起訴権濫用』を阻止する制度が全くなく日本の検察は被疑者を何件でも起訴でき『やりたい放題』である!

また日本には韓国の『逮捕・拘束適否審査制度』のように警察と検察による『逮捕・拘束権濫用』を阻止する制度が全く、日本の警察と検察は被疑者を何回も逮捕でき『やりたい放題』である!

さらに日本では、裁判官と検事が相互に職務を交代して務める日本独特の『判検交流制度』があるように、日本の裁判官は常に弁護士の主張ではなく検察官の主張を優先することになっているのだ。

警察・検察による一連の『関西生コン組合破壊弾圧』やカルロス・ゴーン元日産会長のように、日本では容疑を認めない被疑者は何回も逮捕され、何件でも起訴され、弁護士の保釈請求が何度も裁判官に却下されて未決のまま長期間拘留されるのである。

そして日本の警察と検察は、長期の未決拘留の期間中に被疑者を拷問的に取り調べて、警察・検察が作った台本に通りに罪状を認める『でっち上げ自白』を強要するのである。

その結果日本の刑事裁判での被告の『有罪率』は、他の先進国が60-70%に比して異常に高く『99.6%=ほぼ100%』となるのである。

▲検察による『起訴権濫用』を阻止する制度:米国の【大陪審制度とは】(Wikipedia抜粋)

http://urx.blue/UHzf

(抜粋はじめ)

大陪審(だいばいしん、英: grand 
jury)は、一般市民から選ばれた陪審員で構成される、犯罪を起訴するか否かを決定する機関をいう。起訴陪審(きそばいしん)ともいう。

大陪審は、アメリカ合衆国において、権力分立(チェック・アンド・バランス)の仕組みの一貫と考えられており、検察官の処分だけで事件が裁判(トライアル)に付されるのを防ぐという意図がある。
目次

概要

大陪審はコモン・ロー(英米法)上の制度であり、イギリスで発達し、アメリカ合衆国に受け継がれたが、現在、大陪審を実施しているのはほぼアメリカのみである。

刑事又は民事の事実審理(トライアル)に関与する通常の陪審(小陪審、petit 
jury)よりも構成人数が多いことから、大陪審という名称が生まれた[1]。伝統的に、大陪審は23人、小陪審は12人で構成されていた。

大陪審は、検察官の提出した証拠を審査した上でインダイトメント (indictment) 
と呼ばれる正式起訴状を発付する場合と、自ら犯罪を捜査してプレゼントメント 
(presentment) 
と呼ばれる正式起訴状を発付する場合がある。もっとも、現在はプレゼントメントは利用されていない。

▲警察・検察による『逮捕・拘束権濫用』を阻止する制度:韓国の【逮捕・拘束適否審査制度とは】(Wikipedia抜粋)

http://urx.blue/uaBv

(抜粋はじめ)

逮捕又は拘束された被疑者又はその弁護人、法定代理人、配偶者、直系親族、兄弟姉妹、家族、同居人若しくは雇用主は、管轄法院に逮捕又は拘束の適否審査を請求することができる(刑訴法214条の2第1項)。

その請求を受けた法院は、請求書が受け付けられたときから48時間以内に逮捕又は拘束された被疑者を審問し、捜査関係書類及び証拠物を調査して、その請求に理由がないと認めたときは、決定でこれを棄却し、理由があると認めたときは、決定で逮捕又は拘束された被疑者の釈放を命じなければならない(同条4項前段)。検事・弁護人・請求人は、第4項の審問期日に出席して意見を述べることができる(同条9項)。被疑者に弁護人がないときは、国選弁護人を付する(同条10項、33条)。

法院は、拘束された被疑者に対し、保証金の納入を条件として、決定で被疑者の釈放を命ずることができる(同条5項本文)。その場合には、住居の制限、法院又は検事が指定する日時・場所に出席する義務その他の適当な条件を付け加えることができる(同条6項)。もっとも、法院は、被告人の自力又は資産のみでは履行することができない条件を定めることができない(同条7項、99条2項)。逮捕・拘束適否審査請求人以外の者による保証金納入や保証金の納入に代わる保証書の提出等が許可されることもある(同法214条の2第7項、100条2項、3項)。実務上は、拘束適否審査請求書に「拘束を不法又は不当と判断しない場合には、保証金納入条件付きでの釈放を申し出る」旨を付記する慣行が定着している。

逮捕・拘束適否審査請求を棄却し、又は被疑者の釈放を命ずる決定に対しては、抗告することができない(同法214条の2第8項)。

法院が捜査関係書類及び証拠物を受理したときから決定後検察庁に返還したときまでの期間は、逮捕又は拘束の制限期間(同法200条の2第5項、200条の4第1項、202条、203条、205条、213条の2)に算入しない(同法214条の2第13項)。

逮捕・拘束適否審査決定によって釈放された被疑者は、逃亡し、又は罪証を隠滅した場合を除き、同一の犯罪事実に関して再び逮捕又は拘束することができない(同法214条の3第1項)。

保証金納入条件付きで釈放された被疑者は、逃亡し、逃亡若しくは罪証隠滅のおそれがあると信ずるに足りる十分な理由があり、正当な理由なく出席要求に従わず、又は法院が定めた住居の制限その他の条件に違反した場合を除き、同一の犯罪事実に関して再び逮捕又は拘束することができない(同条2項)。法院は、被疑者を同項の規定により再び拘束する場合などには、保証金の全部又は一部の没収の決定をすることができる(同法214条の4第1項)。

日本国刑事訴訟法には、類似の制度はない。

(抜粋おわり)

(おわり)

(2)今日のトッピックス

5.4億件超のFacebookユーザー情報が公開状態、誰でもダウンロード可能だったことが発覚  磯谷智仁

2019年4月4日 INTERNET.Watch

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1178326.html

5億4000万件以上のFacebookのユーザー情報を含むデータセットが、Amazon 
S3のバケットからダウンロード可能な状態で公開されていたことが米セキュリティ企業のUpGuardの調査で分かった。同データセットはメキシコのメディア企業「Cultura 
Colectiva」と、サードパーティアプリの「At the 
Pool」から収集されたものだった。

UpGuardによると、Cultura 
Colectivaのデータセットの容量は146GBに及び、ユーザーのコメント、「いいね!」、アカウント名、Facebook 
IDなど、5億4000万件以上のユーザー情報が含まれていた。

「Cultura Colectiva」のデータセットに含まれている情報(UpGuardの記事より)

また、At the 
Poolのデータセットには、ユーザーが付けた「いいね!」、音楽、写真、グループ、チェックイン、Facebook 
IDのほか、2万2000件に上るパスワードのデータが含まれていた。パスワードはFacebookのものではなく、同アプリのパスワードであるとされているが、平文の状態であることが判明している。同じパスワードを複数のサービスで使い回している場合は危険であることをUpGuardでは指摘している。

「At the Pool」のデータセットに含まれている情報(UpGuardの記事より)

なお、At the 
Poolは2014年に運用を中止しており、親会社のウェブサイトにも接続できない状態だそうだ。

UpGuardはこの問題について、Cultura 
Colectivaへ1月に連絡を取ったが回答は得られなかった。また、Amazon Web 
Services(AWS)にも問題のバケットについて通知したものの、4月3日までに対策は取られていない状態だった。

(私のコメント)すぐに『Facebook』を使うのを止めよう!『Facebook』は集めたすべての個人情報をCIAやイスラエルやIT企業に『売っている』のだ!

▲粥璽鸛芦馗后4回目の逮捕 オマーン送金流用容疑 東京地検

2019年4月4日 毎日新聞

https://l.mainichi.jp/72gKS2m

住居を出るカルロス・ゴーン日産自動車前会長を乗せたとみられる車両=東京都内で2019年4月4日午前6時47分、梅村直承撮影

日産自動車から中東オマーンの販売代理店に支出した資金の一部を不正に流用した疑いがあるとして、東京地検特捜部は4日、前会長のカルロス・ゴーン被告(65)=会社法違反(特別背任)などで起訴、保釈中=を同法違反(特別背任)容疑で再逮捕した。特捜部はゴーン前会長の任意同行を求め、午前7時前、前会長を乗せたとみられる車両が東京都内の住居から出ていた。

いったん保釈が認められた被告を特捜部が再逮捕するのは異例。

ゴーン前会長は昨年11月以降、有価証券報告書に役員報酬を虚偽記載したとして金融商品取引法違反容疑で2度逮捕されたほか、サウジアラビアの知人実業家への不正送金で日産に損害を与えたとして会社法違反(特別背任)容疑でも逮捕されており、今回が4回目の逮捕となる。【巽賢司、遠山和宏、金寿英】

生活費1日677円 下宿私大生への仕送り過去最低に 有料記事

増谷文生

2019年4月5日 朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/ASM435F62M43UTIL03X.html

写真・図版 仕送り額は減り、家賃は上がっている

下宿をしている関東地方の私立大生への毎月の仕送り額は平均で8万3100円で、この30年余りで最低だったことが、昨春に入学をした学生の保護者を対象にした調査で分かった。一方、家賃は平均6万2800円で過去最高になり、仕送りから家賃を引いた1日当たりの生活費は677円にとどまった。

調査を実施したのは、関東甲信越の私大の教職員組合で作る東京地区私立大学教職員組合連合(東京私大教連)。1985年度から毎年続けており、昨春は1都5県(神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木)の14大学に入学した学生の保護者に質問を送り、4181人から有効回答を得た。このうち、自宅外から大学に通っているのは約4割だった。

平均仕送り額は1994年度の12万4900円をピークにほぼ毎年減っており、今回も前年の8万6100円から3千円減った。

一方、学生を下宿させている世…

(以下有料)

 アサンジ氏、大使館から追放か ウィキリークス発表

2019/4/5 日経新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43366150V00C19A4EAF000/

【サンパウロ=外山尚之】米国の機密文書を暴露する内部告発サイト「ウィキリークス」は4日、創設者ジュリアン・アサンジ氏が近く在英エクアドル大使館から追放されると発表した。真偽は不明だが、同氏の逮捕に向けエクアドル政府と英国政府が合意しているという。エクアドルのモレノ大統領は2日、アサンジ氏の保護を取りやめる方針を明らかにしている。

アサンジ氏は在英エクアドル大使館で保護されている(17年5月)=ロイター
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アサンジ氏は在英エクアドル大使館で保護されている(17年5月)=ロイター

ウィキリークスがエクアドル政府高官の話として、ツイッターの公式アカウントに投稿した。アサンジ氏は2012年から亡命申請した在英エクアドル大使館で保護されている。

モレノ氏は2日、地元メディアの取材に対し、「(アサンジ氏は)繰り返し取り決めを破った」と主張した。過去に結んだ協定を無視し、個人の携帯電話を通じて情報を発信していたという。エクアドル政府は同氏を保護する代わりに、他国の政治への介入などを禁じるよう指示していた。

エクアドルのモレノ政権は、アサンジ氏の亡命受け入れを決めたコレア前大統領の反米左派路線からの転換を進めていた。昨年9月には日本経済新聞との書面インタビューで「現在の状況は持続可能でない」として、退去を求めていく方針を示していた。

英国の捜査当局はこれまでアサンジ氏が大使館から退去次第、逮捕するとしており、米国政府が引き渡しを求めているとされる。

 海外勢、日本株31年ぶり売越額に 18年度 日銀が同額相殺、売り買い拮抗

2019/4/4 日経新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43334720U9A400C1EA2000/

  海外投資家が日本株の売りを膨らませている。2018年度の売越額は約5兆6300億円と、31年ぶり高水準となった。米中貿易戦争などを背景に世界経済の先行きに慎重姿勢を強めたためだ。ただ日銀がほぼ同額(約5兆6500億円)の買いで相殺し、売り買いが拮抗。海外勢の売りを日銀が一手に受け止めるいびつな構図が鮮明になっている。

2018年の日経平均株価は一時27年ぶりの高値をつける場面もあったものの、結局は7年ぶりの下落で大納会を終えた(2018年12月28日、東京都中央区)

2018年の日経平均株価は一時27年ぶりの高値をつける場面もあったものの、結局は7年ぶりの下落で大納会を終えた(2018年12月28日、東京都中央区)

東京証券取引所が4日発表した投資部門別売買動向をもとに集計した。海外勢の売越額はバブル経済の本格化で日本株の上昇が続いた1987年度以来の高水準となる。売り越しは2年連続。

海外勢の売りが膨らんだ最大の要因は、世界景気の減速への警戒だ。日本株は輸出型の製造業が多く、世界景気の動向に左右されやすい。米中貿易戦争や中国経済の減速など先行き不透明感が強まるなか、海外勢が日本株の投資判断を下げる例が相次いだ。

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックは18年7月に、日本株の投資スタンスを「強気」から「中立」に約1年8カ月ぶりに変更した。

世界3位の資産運用会社、米ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、米中貿易戦争の解決の道筋が見えないことなどを理由に、リスク資産である株式そのものに対する投資割合を18年10~12月に引き下げた。このうち日本株についても円高リスクなどを理由に19年に入ってから投資判断を「中立」から「やや弱気」に引き下げている。

こうした海外勢の売りを日本株の上場投資信託(ETF)買いで吸収したのが日銀だ。日銀は「リスクプレミアムの縮小」を目的に、日経平均がおおむね1万円を下回っていた10年にETFを買い始めた。購入額は当初4500億円だった。16年には6兆円とする方針を打ち出した。

日銀のETF買い入れ額を集計すると、18年度は5兆6500億円に及ぶ。保有残高は3日時点の推計で、約29兆円と、東証1部の時価総額(約600兆円)の5%弱を占めるもようだ。

日銀はETFの大規模な購入を通じて資産価格の上昇や個人消費の活性化を促し、物価上昇につなげる効果を見込む。だが、中央銀行が直接株高を支える異例の政策はリスクも大きい。

日銀の雨宮正佳副総裁は3月、国会で「日経平均株価が1万8000円程度を下回ると保有ETFの時価が簿価を下回る」との試算を示した。足元の相場水準からはまだ距離があるが、ひとたび株安局面に転じて日銀の自己資本が毀損する事態になれば、通貨の信認も揺らぎかねない。


(3)今日の重要情報

 「軽佻浮薄な時代」に報いた一矢――ジブリ鈴木敏夫が語る平成

2019/04/05 長瀬千雅/Yahoo!ニュース 特集編集部)

https://news.yahoo.co.jp/feature/1293

スタジオジブリのプロデューサーとして知られる鈴木敏夫さん(70)が、勤めていた出版社をやめてジブリ専従になったのは1989(平成元)年のことだった。『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督、2001年公開)が達成した歴代邦画興行収入第1位の記録はいまだ破られていない。ジブリのプロデューサーは「平成」という時代をどう見ていたのか。(長瀬千雅/Yahoo!ニュース 
特集編集部)

「やがて命運が尽きるときがくるかもしれない」

ぼくは「平成」という元号を見たとき、本当に嫌だと思いました。平成という語感の、この軽さ。それに乗っかったのがジブリだと思います。いや、実際に映画を作っているときはそんなつもりじゃないんですよ。でも今振り返るとそうですよね。

昭和は激動の時代でした。戦争に負けたあと、みんな真面目に生きざるを得なかった。頑張って復興して、平成を迎えるわけですよね。そのころには、平和と豊かさを背景に、あらゆるものを楽しむ時代になっていた。それが平成の最大の特徴じゃないですか。じゃあジブリは、軽佻浮薄(けいちょうふはく)な世の中にどういうものを提供していくか。だって、お客さんたちはみんなその軽佻浮薄さに乗っかっちゃっているんだから。

すずき・としお/株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。1948年、名古屋市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、徳間書店に入社。『週刊アサヒ芸能』を経て、『アニメージュ』創刊に参加。副編集長、編集長を務めるかたわら、『風の谷のナウシカ』(1984)、『火垂るの墓』『となりのトトロ』(1988)などの高畑勲・宮崎駿監督作品の制作に関わる。1989年からスタジオジブリ専従。以後、ほぼ全ての劇場作品をプロデュースする。著書に『仕事道楽 
新版 
スタジオジブリの現場』『風に吹かれて』など。最新刊は『南の国のカンヤダ』。『鈴木敏夫とジブリ展』が4月20日から東京・神田明神ホールで開催(撮影:西田香織)

細川連立政権が誕生したころもうずいぶんそういう話をしていました。象徴的なのが『平成狸合戦ぽんぽこ』です。

1994年に劇場公開された『平成狸合戦ぽんぽこ』はこんなお話だ。

舞台は高度経済成長期の終わり、東京都の西に広がる多摩丘陵。山と森を切り崩して宅地化する工事が進む。すみかを奪われたタヌキたちは「化け学」で立ち向かう。しかし人間たちは相次ぐ事故や摩訶不思議な出来事がまさかタヌキのしわざとは思わない。あらゆる作戦が失敗に終わり、敗北を悟ったタヌキたちはちりぢりになっていくのだった――。

原作・脚本・監督の高畑勲さんは当時58歳。9歳で終戦を迎えた「焼け跡世代」だった。

『平成狸合戦ぽんぽこ』という人を食ったようなタイトルを付けたのは高畑さんです。高畑さんは、平成という言葉にはバカバカしさがつきまとっていると言っていました。そのバカバカしい時代に、一矢報いたかったんです。当時、ぼくは社内向けの文書にこんなことを書きました。

「がんばりはするが、ほとんど何の成果も挙げられず、結局、タヌキたちはとんまというかまぬけな最期を迎えます。トホホ。真剣に戦ったのは一方的にタヌキのほうだけ、つまり、タヌキの『ひとり相撲』に終わるわけですが、多くの観客は、そこではじめて、ある感慨をおぼえます」

『平成狸合戦ぽんぽこ』のポスター c 1994 畑事務所・Studio Ghibli・NH

人間の自然破壊を告発するとか、タヌキたちの戦いぶりのおかしさとか、もちろんそういう要素もありますが、映画として大切なのはそこではありません。

ぼくらが考えるときに参考にするのは、やっぱり昔の映画です。昔の映画って、人生を教えてくれましたよね。同時に、映画はお金がかかるから、面白くなきゃいけなかった。つまり、面白くてためになる。映画はそういうものだったはずなのに、フランスでヌーベルバーグが登場して何が起きたか。分けてしまったんですよ、面白いものとためになるものを。ぼくはそう思っているんです。

それをもう一回、接着剤で貼りたかったんですよね。さっき「あらゆるものを楽しむ時代になった」と言いましたけど、ジブリが作ってきたのは「ほんとにそれでいいの?」と問い掛けるものです。「面白い」だけではなく「ためになる」もあるほうが、今のお客さんもきっと喜ぶはずだと信じたんです。いうなれば、軽佻浮薄な時代に、古典的な映画の作り方をしていた。それがたぶん、ジブリの本当の秘密です。ぼくはそう思うんですが、自分たちのことですからね。誰か研究して書いてくれたらいいんですけどね。読んでみたい。

鈴木さんの隠れ家「れんが屋」にはジブリのスタッフや仕事仲間が集まるほか、2007年から続くラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(TOKYO 
FMほか全国38局ネット、毎週日曜日23時?23時30分)の収録などが行われる(撮影:西田香織)

もう一つ大事なこと。この30年を振り返ると、変わらなかったのは男ですよね。女性はどんどん変わっていった。ジブリの映画はそこをちゃんととらえていた。「女性の時代」は平成のもう一つの大きな特徴です。結果として、時流に乗ってしまったわけです。

時流に流されるのではなく、時代の風を正面から受けて高く舞い上がったのがジブリだった。『平成狸合戦ぽんぽこ』はその年の邦画興行収入1位を獲得。『耳をすませば』(近藤喜文監督)を経て、1997年に『もののけ姫』を公開すると、初日だけで25万人を動員。新聞には「アニメ映画 
記録破りのヒット」「平日に大人も行列」の見出しが躍り、当時の歴代邦画興行収入記録を塗り替えた。

『もののけ姫』制作時、監督の宮崎駿さんは50代半ば。鈴木さんはこの作品のために23億円の制作費を用意した。のちに鈴木さんはあるインタビューにこう答えている。「いつもの倍のお金をかけるとなると、それまでの日本の興行成績の最高記録を出しても赤字になるんですよ。で、やるかどうかなんですよ。僕はやりたかった」(『風に吹かれて』中央公論新社、2013年)

スタジオジブリが設立されたのは1985年。鈴木さんは1989年にジブリ専従になるまで、編集者と映画制作の二足のわらじを履いていた。

これはいまだに言うことを悩むんですが、ジブリを作ることになったときに最初に考えたことがあるんです。ぼくは、映画というものの延命かなと思ったんですよね。宮崎駿にしろ高畑勲にしろ、面白くてためになる映画を作るということは分かっていました。一方で、映画は既に斜陽産業だったんです。テレビの時代になって、みんな映画を見なくなった。ぼく自身は、洋画好きのおふくろとチャンバラ映画が好きなおやじに引っ張られてよく見に行っていましたけれど、高校から大学ぐらいになればなんとなく分かっていました。やがて映画は命運が尽きるときがくるかもしれないって。

だから、「いずれ終わりはくる。でもやれるだけやってみよう」と思っていました。「昔、映画という面白いものがあったんだよ」と言えるような、そのモデルになるようなものを作ってみたかった。

ところで、日本人が今のように大衆的に本を読むようになったのはいつからか、知っていますか? 
岩波新書に『読書と日本人』(津野海太郎著、2016年)という本があるんですが、その本によれば、「読書の黄金時代」が始まるのは明治の終わり、つまり20世紀の初めなんだそうです。紙が安くなって、刊行点数が爆発的に増えた。関東大震災と太平洋戦争で一時的に激減しますが、旺盛な読書欲に支えられて右肩上がりを続けます。

1980年代半ばになると「かたい本」が売れなくなって、「やわらかい本」が売れるようになる。さらに1996年をピークに本全体の売り上げが下がり始める。著者は、現在の状況を分析して「〈読書の黄金時代〉としての二十世紀はとうとう終わりを迎えた」と言っています。これはね、ぼくはものすごく面白かった。

映画にしろ本にしろ、20世紀に生まれてみんなが熱狂的に支持したものが、20世紀の終盤にさしかかったころからダメになっていく。新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、広告代理店もそうでしょう。じゃあこれらが復活することがあるかといったら、ぼくはないと思うんです。また新しいものが生まれる。寂しいと思うかもしれないけど、しようがないですよね。新しい時代は常にやってくるんだから。

「なぜ右肩上がりでないといけないんですか?」

この30年間にアニメーションの技術は大きく進化した。セル画からコンピューターグラフィックス(CG)へ。北米を中心にフルCG作品が増え、制作プロセスのデジタル化が進んだ。アニメーションスタジオの合従連衡(がっしょうれんこう)も進んだ。日本では2000年代にテレビアニメの制作本数が増加。近年では動画配信サービスの普及で視聴方法が多様化し、Netflixのようにアニメーション制作に直接予算を出すオンラインメディアも出てきた。

『千と千尋の神隠し』の後、ディズニーやドリームワークスから提携の申し出もあったという(鈴木敏夫「『千と千尋』はディズニーに勝った」、文藝春秋2002年10月号)。ジブリはそのオファーを受けなかった。アニメーション産業の構造が大きく変化するなかで、「映画を作る町工場」であり続けた。

ジブリの決算などというものが世の中に出ているかどうか知りませんが、毎年の数字を並べてみてください。ガタガタなんですよ。どかんと利益が出たと思えば、次の年は10分の1だったりするんです。今の会社はみんな「来年は10パーセント上乗せを目標に頑張ろう」と考えますよね。そんなこと考えない。だって、なぜ右肩上がりでないといけないんですか?

この考えは別にぼくのオリジナルではないんです。ぼくは1972年に徳間書店に入社するんですが、そんな発想はありませんでした。社長(徳間康快さん)も徳間書店の1年間の売り上げがどれだけかなんて知らなかったんです。幸せな時代でしょう?

ジブリに行ってからぼくが一番考えていたのは、「いかに会社を大きくしないか」です。会社なんて大きくしたらつまらない。

今はキャラクター商品でもうけたり、DVDや有料配信で回収したりすることが当たり前になっていますが、ぼくは基本的に、映画に投じた予算は映画だけで回収したいんです。そうしたらほかのことをやる必要がないから。

最近ではよく「どうして(Netflixなどの)動画配信をやらないんですか」と聞かれますが、二束三文で扱われるからやりたくないんです。

4月20日から東京・神田明神ホールで開催される『鈴木敏夫とジブリ展』のポスター(左)。描かれている湯婆婆(ゆばーば)の顔は、鈴木さんが描いたもの。絵を描くのが好きだった鈴木さんは、宮崎さんと出会ってから自分の絵を描かなくなった。「宮崎作品の絵を描くのは俺が一番うまいんだよ」と言う(撮影:西田香織)

キャラクターグッズも「作るな」「売るな」と言い続けてきました。よく誤解されるんですが、トトロのぬいぐるみも、作ったのは映画を公開してから2年後です。ぬいぐるみを作るサン・アローという会社の関さんという人が「とにかく一度見てほしい」と言って見本を持ってきたんですが、これがものすごくよくできていた。トトロの形状が生かされていて、グッズを作ることに大反対だった宮さん(宮崎駿さん)も認めざるを得なかった。
グッズに関して言えばもう一つ、「上代で100億円以上は売るな」と決めたんです。100億円を超えたら、協力会社が集まる会議で、満座の前で担当者を怒鳴りつけました。本当に。あるとき、みんなに取り囲まれたんです。「もっと売らせろ」って。ある会社の人なんて「うちだけで2000億円の売り上げを上げることができます」と言ったんです。冗談じゃないですよね。そんなことをしたらジブリのキャラクターがあっという間に死んでしまいます。ぼくはジブリのキャラクターに長く生きてほしいんです。

数年前にぼくがその会議に出なくなってから、ぼくに内緒で100億円を突破しているのでちょっと頭にきているんですけどね。会社を大きくしてもいいことないです。みんな勝手なことをやり始めるんです。ほんとに、冗談じゃないですよね(笑)。

世の中と反対のことをやったほうがうまくいくというのは、ぼくの信念としてあります。徳間書店時代に、新しい雑誌の案を出したことがあるんです。「中学生のための政治雑誌」なんですけど、条件を付けたんです。「広告なし」って。そうしたら、怒られましたね。何を考えてるんだって。でも売ればいいんですよ。みんな、雑誌は広告でもうけるものと思い込んでいるんです。

どうやったら売れる企画が作れるか? 
少し乱暴なことを言いますよ。どんな企画でも、この時代にみんなが見たいものにすることはできます。今起きていることをその中にぶち込めばいいんです。

鈴木さんの学生時代にこんなエピソードがある。ある新聞社の採用試験を受けて、最終面接まで進んだ。そのとき、「新聞の社会的責任をどう考えますか」と聞かれて、「ない」と答えたというのだ。(前掲書『風に吹かれて』)

「そんなものはあると思いません」と答えたら、面接官の顔が変わりました。でも、ぼくはそういうものを背負って仕事をするのはつらかった。もっと自由でいたかった。ぼくは、出版というものには二つ必要だと思うんです。一つは体制に絡め取られないこと。もう一つは自由であることです。その二つがあるときに面白いものが作れる。映画も同じだと思います。

『鈴木敏夫とジブリ展』のために揮毫をする。「さよならだけが人生ならば 
また来る春は何だろう」。劇作家・寺山修司の言葉から(撮影:西田香織)

編集長になったり社長になったりしましたが、決めていたことが一つだけあるんです。何かというと、責任は取らない。責任を取らないんだから、プレッシャーもありません。そもそも、ぼくがジブリの社長だった期間はみなさんが思うより短いんです。

おやじは会社を経営していたんですが、言われたことがあるんです。「社長にだけはなるな」。なぜかというと、誰のために生きているか分からなくなるから。

実際、徳間書店から独立するとき、「社長になりませんか」といろんな人を口説きにいきました。残念ながらみんな断られましたけれど。ある人にこう言われたんです。「だって宮崎さんと鈴木さんがいるんでしょ。それで社長をやるって、こんな損な役回りはないですよ」って。納得しましたね(笑)。

2013年春、ジブリのアニメーターたちに制作部門の解散が告げられた。アニメーターだった舘野仁美さんの著書に、そのときのことがこう書かれている。

いつかこの日がくることは、覚悟していたつもりでした。でも、いざ現実となってみると、やはりショックでした。「宮崎さんと鈴木さんが『ジブリを畳む』と言ったら、私たちはジタバタしないで、やめないといけないのよ」つねづね後輩たちにそう言ってきた手前、うろたえている姿は見せられませんでした。(『エンピツ戦記』中央公論新社、2015年)

その後、宮崎さんの長編復帰で再びスタッフが集められ、現在制作が進んでいる。

『鈴木敏夫とジブリ展』のためにしたためた書。ジブリのスタッフはたびたび「鈴木語録」を耳にする。「いまや恋愛は時代遅れ」なんていうドキッとする言葉が飛び出すことも。これらの書は、来場者が楽しめるある仕掛けに使われるという(撮影:西田香織)
「憂えるなんて年寄りのやることですよ」

鈴木さんは「ジブリの言葉」を紡いできた。例えば、高畑勲監督の遺作となった『かぐや姫の物語』(2013年)の宣伝コピー、「姫の犯した罪と罰。」は鈴木さんによるものだ。
著書『人生は単なる空騒ぎ 
言葉の魔法』(KADOKAWA、2017年)には、映画制作の過程で鈴木さんが書いてきたさまざまな文字が収録されている。宣伝コピーのほかにも、便せんにびっしりと書かれた企画書、お礼状、依頼状、スタッフへの檄文などなど。人を巻き込み、動かし、その気にさせるための言葉だ。

平成後期に普及したブログやSNSによって、インターネット上に投稿されるテキストの量は爆発的に増加した。言葉がインフレを起こし、軽くなっているともいえるこの状況を鈴木さんはどう見るのか。

それに近いことは今までにもあったと思うんです。それこそ、20世紀の初めに起こったこともそうです。それまで文章を書かなかったような人たちが書き始めて、小説というものが生まれる。戦後になると、女性たちが書き始める。

そういったことは全て「振り返って分かること」なんです。いつの時代にも現代があって、渦中にいるときは、自分が生きている今がのちにどう評価されるかなんて、そんなことは分かりません。もっと言ってしまえば、その時代その時代に「これが正しい」と信じられていることは、のちの人が見ればほとんど「嘘」です。

言葉が軽くなったと憂えているようだけど、憂えるなんて年寄りのやることですよ。軽くなって、その果てにどうなっていくかを見なきゃ。

言葉は生き物だから、ぼくは新しい言葉が生まれることを絶対に否定しません。世の中はそういうものだと思う。常に動いている。アニメーションもそうです。宮崎駿に言わせると、世界はいつも動いている。それを切り取って映画の中で再構成する。それが「生きている」ということなんです。

「煩悩即菩提」という言葉を知っていますか? 
週末にある本を読んでいたらその言葉が出てきて、これはどういう意味なんだろうと思ったんです。そういうことがあるとぼくは必ず宮さんに「こんなこと考えてたんですよ」と話すんですが、月曜日に会ったときにぼくが「煩悩即…」と言ったら、宮崎駿がでかい声で「菩提!」と言ったんです。宮さんはいまだに映画を作っている。なぜ作るかといえば、煩悩があるからだと。そこでぼくは言い返したんです。

「煩悩って活力ですよね」
「そうだよ、鈴木さん、煩悩は生きる力なんだよ」
「それは同感ですよ。でも、菩提ということは、悟るということでしょう」
「俺に悟りはないんだ」
「でも即菩提って言ったじゃないですか」

そこが難しいんだよって、悩んでました(笑)。こんなやりとりを今も続けているんです。平成の次の元号ですか? 
全く興味ありません。時代は変わっていくものです。それを楽しめばいい。ケセラセラです。ぼくはそう思います。

長瀬千雅(ながせ・ちか)

1972年、名古屋市生まれ。編集者、ライター。

【連載・平成時代を視る】

まもなく終わりを迎えようとする平成時代。この30年で社会のあり方や人々の価値観はどう変わっていったのか。各界のトップランナーの仕事は、世の中の動きを映しています。平成を駆け抜けた著名人のインタビューを通して、分野ごとに平成時代の移り変わりを概観します。

(終わり)

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【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】
情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7 at mx3.alpha-web.ne.jp
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