[CML 054040] 医療者と共に、一般市民の方もご参加いただけます。 明日10月25日に福島県郡山市で開催します 。第77回公衆衛生学会-手作り自由集会-第7回低線量被曝と健康被害を考える集い
京都の菊池です。
ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2018年 10月 24日 (水) 07:54:12 JST
医療者と共に、一般市民の方もご参加いただけます。
明日10月25日に福島県郡山市で開催します 。
第77回公衆衛生学会-手作り自由集会-
第7回低線量被曝と健康被害を考える集い
転送転載歓迎
重複の場合すみません。
京都の菊池です。
明日10月25日木曜日に福島県郡山市で下記が開催されます。
ぜひ、多くの人にお知らせください。
案内を転載します。
第7回低線量被曝と健康被害を考える集い-案内状
身近な方、福島のお知り合いに声をおかけ頂ければ幸いです。
大阪の小児科医・高松(医療問題研究会)です。
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第77回公衆衛生学会-手作り自由集会-
第7回低線量被曝と健康被害を考える集い
本日は、10月25日に福島県郡山市で開催されます、第77回公衆衛生学会の開催期間中に開催します-手作り自由集会-「第7回低線量被曝と健康被害を考える集い」のご案内をさせていただきます。
福島原発事故以来、山口市、津市、宇都宮市、長崎市、大阪市、鹿児島市で開催してきた自由集会・「低線量被曝と健康被害を考える集い」会も本年で7回目となります。
医療者と共に、一般市民の方もご参加いただけます。
ぜひ、万障お繰り合わせの上ご参加ください。
日 時:10月25日(木)18:00~21:00
会 場:郡山市労働福祉会館・中ホ-ル
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報 告1:福島原発事故後の広範な健康被害の増加を考える
1)甲状腺がん異常多発
2)福島県を含む汚染都府県における周産期死亡の増加
(林敬次氏・医療問題研究会)
報 告2:福島現地、近隣の方々から
議 論:参加者の皆さまと意見交換
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特徴は、
1)本年の公衆衛生学会では
討議を通じて福島原発事故と健康被害の問題を積極的に考える機会にすべきとして、
現状で日本から英文論文で発表されている以下の二つの健康被害問題を正面に掲げて討議を呼びかけています。
1)甲状腺がん異常多発
2)「福島県を含む汚染都府県における周産期死亡の増加」
2)科学的根拠に基づいて議論する場であることを確認しあいたいと思います。
医学的根拠に限らず科学の根拠は、データの分析結果です。
もし異なる結論が2つ以上あれば、根拠に基づいて議論する必要があります。
「放射線の影響とは考えにくいと評価する」と言う場合、根拠に基づいて議論する必要があります。どの様なデ?タや知見に基づいて判断、証明されたのでしょうか?
演者は、上記論点を明確に分かりやすく伝えることが出来る方にご講演いただきます。
「周産期死亡の増加」論文の著者である(林敬次氏・医療問題研究会)
3)報告2.では「福島現地、近隣の方々から」ご報告をいただく予定です。
なお、当日は参加いただきました方々からも、ご意見ご報告を受け議論していく予定です。
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手づくり自由集会として開催するに至った経過:
従来、自由集会は、学会事務局に申し込めば会場や機材の確保などの便宜を受けることができました。しかし、昨年以来「自由集会の代表世話人は日本公衆衛生学会の認定する専門家に限る」という条件が何故か付けられ、社会医学系の大学教授でも申請や手続きをしなければこれから外れることになりました。当然、当自由集会の世話人も外れました。その様な中で昨年から、学会による便宜の提供を受けず、参加者の自力で討論会を開催しようとの励ましの中で、この「手づくり自由集会」を継続開催するに至りました。
良識ある皆さまのお力添えをお願いいたします。
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世話人、連絡先:
「第7回低線量被曝と健康被害を考える集い」実行委員会
たかまつこどもクリニック 高松 勇
FAX 06-6167-8902, meeting0522 at gmail.com
参考文献:
Epidemiology. 27(3):316-322, May 2016.
Medicine (Baltimore). 2016 Sep;95(38):e4958
案内チラシより
集いへの呼びかけ
全国の皆さまへ
第77回日本公衆衛生学会が福島県郡山市で開催されます。
福島原発事故以来、
山口市、津市、宇都宮市、長崎市、大阪市、鹿児島市で開催してきた自由集会・
「低線量被曝と健康被害を考える集い」会も本年で7回目となります。
2011 年 3 月 11 日の東日本大震災と福島原発事故から約7年半が過ぎました。
福島原発事故は、いまだに莫大な放射性汚染物質をまき散らしており、終息への
見通しも全く立っていません。
そして、明白な甲状腺がん異常多発と健康障害増
加が認められています。
本年9月5日の第32回福島県県民健康調査では、合計
201人の甲状腺がん患者が報告されています。
そのうち、164人の甲状腺が
ん患者が、すでに手術をされています
(しかし、この集計から除外された患者が
最低でも11人存在することが判明しており発生の真の実態は隠された部分が
あります)。
本年の公衆衛生学会では討議を通じて福島原発事故と健康被害の問
題を積極的に考える機会にすべきと考えております。
報告 1.では
福島原発事故後の広範な健康被害の増加を考えます。
証拠として、原発事故と健康被害に関する本邦から発表された2本の英文論文を
紹介します。
一つは、甲状腺がんの異常多発に関する論文です。津田敏秀教授(岡
山大学大学院環境生命科学研究科)は、福島の甲状腺がんの発生が日本のがん統
計との比較(発症率比の検討)で20~50倍の桁違いの異常多発であり、その
多発は事故による影響以外の原因が考えられないことを事実で示され、国際環境
疫学会発行の“Epidemiology (環境疫学分野のトップジャーナル)”に論文を発表
されました(Epidemiology. 27(3):316-322, May 2016.)。
福島で甲状腺がんが多発
していることが世界中に知られ、学術的に大きな影響力を与えています。
一方で、福島県検討委員会は桁外れの多発を「事故によるとは考えにくい」とし、「スクリーニング効果」や「過剰診断」で全て説明できるかのように主張し
続けていますが、事実はどうでしょうか?
科学の根拠はデータの分析結果です。
「放射線の影響とは考えにくいと評価する」と言う場合、根拠に基づいて議論する必要があります。
どの様なデ-タや知見に基づいて判断、証明されたのでしょ
うか?
もう一つは、福島原発事故後周産期死亡率が増加していることが、ドイツ・日本の共同研究で明白になりました。ドイツ生物統計学研究所・環境衛生研究セン
ター 所属で、原発周辺での白血病の増加を証明してドイツの原発からの撤退政
策の契機の一つとなったドイツ政府実施の「KiKK 研究」の研究者の一人、Hagen
Scherb 氏と、集いで報告をいただきます林敬次氏ら(医療問題研究会)の共著
研究で医学論文’Medicine’(Medicine (Baltimore). 2016 Sep;95(38):e4958)に掲載されたものです。
この論文では、周産期の小児が 2014 年末までに、すでに 300
人以上が犠牲になっていることを示しています。
他方、長崎大学・高村昇氏、山下俊一氏らがこの論文に対する批判を述べられ
ています。また、環境省の研究班報告で、福島県立医大・高橋英人氏が周産期死
亡の分析をされています。
異なる結論が2つあれば、根拠に基づいて議論する必
要があります。
当日は、周産期死亡論文著者から報告をいただき、反論を紹介し
ていきたいと考えています。
報告2.福島現地の方、近隣の方から、現状を訴えていただきます。
原発事故を体験し避難生活など様々な辛い経験をされ、健康障害や不安ととも
に多大な犠牲を払って生活を続けておられます。
放射能汚染に対する不安は「過
剰な不安」ではなく「正当で根拠ある判断」と考えられます。
集いでは、福島現
地の方、近隣の方から報告を受ける予定です。
自由な意見交換の場として、皆さまのご参加をお待ちしております。
手づくり自由集会として開催するに至った経過:
従来、自由集会は、学会事務局に申し込めば会場や機材の確保などの便宜を受
けることができました。しかし、昨年以来「自由集会の代表世話人は日本公衆衛
生学会の認定する専門家に限る」という条件が何故か付けられ、社会医学系の大学教授でも申請や手続きをしなければこれから外れることになりました。当然、
当自由集会の世話人も外れました。その様な中で昨年から、学会による便宜の提供を受けず、参加者の自力で討論会を開催しようとの励ましの中で、この「手づ
くり自由集会」を継続開催するに至りました。良識ある皆さまのお力を!
京都の菊池です。の連絡先
ekmizu8791あっとezweb.ne.jp
(送信の時は、あっとを@に変更して送信してください)
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