[CML 054015] アンビシャス・ガール独立不羈なのだ 葉室麟かく「蝶のゆくへ」と
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2018年 10月 21日 (日) 06:57:58 JST
「蝶のゆくへ」 <https://bookmeter.com/books/12976674> 葉室麟
<https://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/b703c51b1735bb2aee9b7af1dbe378b8> 集英社
<http://renzaburo.jp/shinkan_list/temaemiso/180803_book02.html>
アンビシャス・ガール、星りょう(後の相馬黒光
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E9%A6%AC%E9%BB%92%E5%85%89>
)を描いた物語。実話に近いようだ。
北村透谷、島崎藤村、明治の文豪って情けない奴らなんだ。げろげろ。国木田独歩
とか恋愛模様が凄まじい。あ、有島武郎の心中もあったな。そんななかで独立不羈の主人公、りょう。
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勝海舟が日清戦争に勝った後の日本の行く末を按じ、米国人の義娘と子どもたち(所謂あいのこ)に「俺が守ってやれないから、米国に行くよう勧める」ところは達見だ。
樋口一葉も出てくる。百年前の女たちに、いろいろ考えさせられる。
新宿中村屋のサロンには、たくさんの芸術家が集った。インドの革命家を応援したりもした、りょう。
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大山千恵子
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