[CML 053869] めくるめく毛髪世界ゆかいだな 荒俣宏「ハゲの文化史」
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2018年 10月 5日 (金) 08:16:04 JST
「ハゲの文化史」 <https://ddnavi.com/review/479259/a/> 荒俣宏
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E4%BF%A3%E5%AE%8F> ポプラ新書
<https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201155.html>
博物学者荒俣宏 <https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E4%BF%A3%E5%AE%8F>
を読んだのは、初めて。
世界大博物図鑑の資料として博物学の古書を購入し、1億4000万円の借金を背負うが、『帝都物語』により得た印税1億5000万円で返済する。ウィキペディアに書いてあったが、変わったひとだね。
本書は、以前に出した「髪の文化史」の新板。
--------- 目次 *緑字は千恵子メモ *----------------
*まえがき 「もう大丈夫、カツラと呼ばないで!」―毛髪医療の最先端とウィッグ産業の現在*
*第1部 髪と毛の伝承と科学* *64 上とか神とか なるほどね*
*第2部 毛と髪のマジカルパワー*
*第3部 毛のおしゃれ、髪のよそおい 127 平安時代の洗髪は年に2回 冬だと風邪ひいて死んじゃうかもか 178
シラミ退治のために自毛を剃り、長髪のカツラを被る 丸坊主の頭なら簡単に洗い清められると 193 フランスの黒髪市
19世紀まで行われていたというが、なんだか奴隷の競りみたいな絵だ 200 月代さかやき 戦争のためなんだ 207 出雲の阿国から日本髪への変遷 214
イナセ 225 市川房枝が先頭にたった「枕スト」!?*
*第4部 ハゲの哲学と叡知 262 米国 ヒッピーが警官にとがめられるのを嫌い、長い自毛を隠せるショートヘアのカツラを携行する
兵役義務を終えた若者が軍隊カットを隠すために、カツラ*
*あとがき 悩みの種から幸福増大の切り札へ―毛髪はおもしろすぎる*
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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama
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