[CML 054331] 映画祭「朝鮮半島と私たち」 日藝生&ユーロスペース

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2018年 11月 24日 (土) 08:53:52 JST


*12月9日(日) 13:00『絞死刑』上映後 足立正生監督  これ、いくだ。*
映画祭 朝鮮半島と私たち <http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000303>
朝鮮半島、振り返ることで見える未来
日藝生企画・運営の映画祭

今年で8回目となる日藝生企画・運営の映画祭。

私たちは、授業で見た*『キューポラのある街』がきっかけで、初めて“帰国事業”という言葉やその歴史を知った。*
それは衝撃だった。学校で教わることもなく、また毎日の報道の中でも知ることのなかった朝鮮半島と日本の歴史が、驚くべき事実が、映画の中に、深く、強く、描かれていた。「知らなかった」では済まされない過去に、それまでの自分たちを恥じた。

今では、韓国は日本にとって地理的にも、文化的にも身近な国となった。お互いの国を多くの旅行客が行き来し、日本ではK-POPや韓流ドラマが流行する。しかしそんな今日においてなお、私たち学生にとって
*“朝鮮半島”というテーマに抱くイメージは曖昧なものだった。「慰安婦」や「拉致」がアクチュアルな問題として世界では扱われているのに、私たちは隣国は疎か、自国のことすらよく知らない。*

これまで多くの映画人が、
朝鮮半島と日本の姿を果敢に映し出してきた。呉徳洙『戦後在日五〇年史「在日」歴史篇』(1998)は、激動の約半世紀における2国間の様相を提示する。日本統治下の朝鮮で製作された崔寅奎『授業料』(1940)や、清水宏による貴重なドキュメンタリー作品は、当時の町の様子や人々をありのままに活写する。他にも、帰国事業の実態に迫った在日2世のヤン
ヨンヒによる『かぞくのくに』(2012)など、本映画祭ではできるだけ様々な切り口から、朝鮮半島と日本の姿を捉えた作品を取り上げる。

過去は捨てても、どこまでも追ってくる。だからこそ本映画祭を通して、観客の方々と共に、
*朝鮮半島と日本の「他人事」になってしまった問題を、改めて「身近なもの」として考え直してみたい。*この歴史の延長線上で、“私たち”は生きているのだから。

■上映作品
『京城』 監督:清水宏/1936年/日本/24分
『有りがとうさん』 監督:清水宏/1936年/日本/76分
『ともだち』 監督:清水宏/1940年/日本/13分
『授業料』 監督:崔寅奎、方漢駿/1940年/朝鮮/83分
『銃後の朝鮮』 韓国総督府/1937年/8分
『朝鮮の愛國日』 韓国総督府/1940年/11分
『にあんちゃん』 監督:今村昌平/1959年/日本/101分
『キューポラのある街』 監督:浦山桐郎/1962年/日本/100分
『絞死刑』 監督:大島渚/1968年/日本/117分
『伽倻子のために』 監督:小栗康平/1984年/日本/117分
『戦後在日五〇年史「在日」 歴史篇』 監督:呉徳洙/1997年/135分
『GO』 監督:行定勲/2001年/日本/123分
『KT』 監督:阪本順治/2002年/日本・韓国
『血と骨』 監督:崔洋一/2004年/144分
『パッチギ!』 監督:井筒和幸/2005年/日本/117分
『かぞくのくに』 監督:ヤン・ヨンヒ/2012年/日本/100分
『空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~』 監督:イ・ジュンイク/2016年/韓国/110分
『沈黙 立ち上がる慰安婦』 監督:朴壽南/2017年/日本・韓国合同制作/117分

主催:日本大学藝術学部映画学科映像表現・理論コース3年「映画ビジネス検廛璽漾▲罅愁蹈好據璽

PDFダウンロード <http://www.eurospace.co.jp/uploadfile/master/000303.pdf>



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   12月8日(土) 10:00『戦後在日五〇年史
   [在日]歴史篇』/13:30『伽倻子のために』/15:50『キューポラのある街』/18:20『有りがたうさん』(清水宏監督作品併映)
   12月9日(日)
   10:00『沈黙―立ち上がる慰安婦』/13:00『絞死刑』/15:50『授業料』(記録映像併映)/18:30『空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~』
   12月10日(月) 10:30『にあんちゃん』/12:50『GO』/15:30『キューポラのある街』/17:45『血と骨』
   12月11日(火) 10:30『KT』/13:20『授業料』(記録映像併映)/15:30『戦後在日五〇年史
   [在日]歴史篇』/18:10『パッチギ!』
   12月12日(水)
   10:30『空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~』/13:00『パッチギ!』/15:30『にあんちゃん』/18:00『かぞくのくに』
   12月13日(木) 10:00『血と骨』/13:00『沈黙―立ち上がる慰安婦』/15:30『伽倻子のために』/18:00『KT』
   12月14日(金) 10:30『絞死刑』/13:10『かぞくのくに』/15:30『有りがたうさん』(清水宏監督作品併映)/18:10『GO』
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   入場料金

   一般1200円/学生1000円/3回券2700円
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    イベント情報
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   12月8日(土) 10:00『戦後在日五〇年史 [在日]歴史篇』上映後 ゲスト:清水千恵子さん(編集)
   12月8日(土) 13:30『伽倻子のために』上映後 ゲスト:小栗康平監督
   12月8日(土) 15:50『キューポラのある街』上映後 ゲスト:田島良一さん(日本大学芸術学部映画学科教授)
   12月8日(土) 18:20『有りがたうさん』上映前解説 ゲスト:古賀太さん(日本大学芸術学部映画学科教授)
   12月9日(日) 10:00『沈黙―立ち上がる慰安婦』上映後 ゲスト:朴壽南監督
   12月9日(日) 13:00『絞死刑』上映後 ゲスト:足立正生さん(映画監督)
   12月9日(日) 15:50『授業料』上映後 ゲスト:冨田美香さん(国立映画アーカイブ主任研究員)
   12月9日(日) 18:30『空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~』上映後 ゲスト:寺脇研さん(映画プロデューサー・映画評論家)
   12月10日(月) 17:45『血と骨』上映後 ゲスト:崔洋一監督
   12月11日(火) 18:10『パッチギ!』上映後 ゲスト:羽原大介さん(脚本家)
   12月12日(水) 18:00『かぞくのくに』上映後 ゲスト:ヤン・ヨンヒ監督
   12月13日(木) 18:00『KT』上映後 ゲスト:荒井晴彦さん(脚本家・監督)
   12月14日(金) 18:10『GO』上映後 ゲスト:行定勲監督




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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


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