[CML 052751] IK改憲重要情報(239)
河内 謙策
kenkawauchi at nifty.com
2018年 5月 29日 (火) 15:00:07 JST
IK改憲重要情報(239)[2018年5月29日]
私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信しま
す。
(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自由で
す)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所
電話03-6914-3844,FAX03-6914-3884
河内が参加している「南シナ海問題署名運動」のサイトは以下のとおりです。
http://www.southcs.org/
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(以下の見解は、河内の見解です。市川の見解は必らずしも河内と同一ではありませ
ん。御了解ください)
アメリカと北朝鮮の協議再開
アメリカと北朝鮮との間で、米朝首脳会談に向けての協議が始まりました。
私は、非常に心配しています。
トランプは、どういうつもりなのでしょうか。
善意に理解すれば、国際社会がトランプに有利に動いているから、米朝会談へ向け
て再びアクセルを踏み始めた、ということができるかも分かりません。しかし、米朝
会談の中止から、どういう前進があったのか、これを多くの人に説明抜きに前進する
ことは、「トランプも自己の利益のためにやっているにすぎない、北朝鮮と同じだ」
という誤解を与える可能性があります。また、北朝鮮の態度に何も前進がないのに協
議を再開したのだとすれば、北朝鮮に「悪いことをしても許される」という悪い教訓
を与えることになるでしょう。
トランプが「演技」で北朝鮮との協議を再開したとすれば、そんな「演技」で北朝
鮮を追い込むことができると考えることは、誠に甘い判断だと言わざるをえません。
日本には、「策士、策に溺(おぼ)れる」ということわざがあります。今回の協議
は、これに当てはまらないでしょうか。
産経新聞は、やはり、今回の協議再開の問題点を指摘しています。
https://www.sankei.com/world/news/180528/wor1805280028-n1.html
島田洋一は、「北の手玉に取られる轍を踏むな」と警告を発しています。
http://www.sankei.com/column/news/180529/clm1805290005-n1.html
マレーシアが中国の野望に反旗
マレーシアで親中国政策をとる政権が退陣を余儀なくされ、92歳のマハティール首
相が再登場しています。このマハティール首相の動向は、東南アジア情勢に大きな影
響を与えるでしょうし、「金に色はついていないから」ということで、この間、親中
国に舵を切った多くの第三世界の国々にも貴重な教訓を与えることになるでしょう。
もちろん、マハティールの行動をすべて私が支持する訳ではありませんが。
マハティールが、同国最大規模の鉄道建設計画の見直しに乗り出しました。
http://www.sankei.com/world/news/1805280026-n1.html
中東・イラン情勢について
私は、従来は、どちらかと言うとイスラエルに反対し、アラブの大義を支持する方
でした。しかし、ハマスなどのテロ・挑発戦術には疑問がありますし、何よりも、ペ
ルシア帝国の再現を狙っているかのようなイランの動きには賛成できません。以前と
異なり、単純にイスラエルが悪いと言えないのです。ISISが「壊滅」された後の、現
在の情勢が読めないのです。誠に恥ずかしい限りです。したがって、とりあえず、私
が言える範囲内でのニュースをお届けするつもりです。
中東問題について一貫して論陣をはってこられた山内昌之氏が、以下のような見解
を表明しておられます。このような見解が正しいかどうか、少しづつ考えていきたい
と思います。
https://www.sankei.com/life/news/180528/lif1805280016-n1.html
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以上
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