[CML 052749] FW: <都教委「五輪読本」裁判>31日(木)13:15東京地裁526法廷 傍聴のお願い

masuda miyako masuda_miyako1 at hotmail.com
2018年 5月 29日 (火) 11:10:22 JST


 皆さま

 こんにちは。増田です。本当は「都教委を訴える会」(共同代表:高嶋伸欣琉球大学名誉教授)事務局として私が呼びかけなくてはいけなかったのですが、以下、高嶋先生の呼びかけを転送します。

 「オリンピック・パラリンピックでは国旗・国歌が使われる」と普通の人は思い込んでいると思います。添付は…本MLでは添付できないのでほしい方は個人メールをください…情報としても、とても有用ですから、拡散していただけたらと思います!

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件名: [tokyouiwouttaerukai:1539] <都教委「五輪読本」裁判>31日(木)13:15東京地裁526法廷 傍聴のお願い


皆さま                  高嶋伸欣です

 間際になりましたが、都教委発行の『五輪読本』はIOC憲章違反の虚偽の
内容を東京都内の小中高校生全員に学ぶように強制しているもので、それは
最高裁大法廷判決で禁じられている憲法違反の人権侵害行為であるとする裁
判が、5月31日(木)13時15分に東京地裁526法廷で開催されます。

 焦点はIOC憲章が規定している「選手団の旗・選手団の歌」を、『五輪読本』
では「国旗・国歌」と読み替えて、五輪を国威発揚の場に変え、都教委による
学校現場への「日の丸・君が代」強制の合理化に五輪を悪用しようとしている
ということです。

 現在では、文科省もスポーツ庁も五輪の「日の丸・君が代」が「国旗・国歌」
ではなく「選手団の旗・歌」であることを、市民団体との交渉の場で認めて、都
教委は”2階に上げられてハシゴを外されかけた”状態に追い込まれています。

 そのため、都教委は五輪に選手団を派遣している単位地域(COUNTRY)を、日
本語で慣例的に「国・地域」と翻訳している状況にかこつけて、「子どもたち
への分かり易さの観点から、現在の表記『国旗・国歌』としている」との釈明に
追い込まれています。

 そこで、今回の法廷で私たち原告の側からは、1994年の「広島アジア大会」の
際に、広島市内の小中学生全員に配布された下敷きの現物を、証拠として提示する
ことにしています。

 その下敷きには、カラーで「参加選手団の旗(NOC旗)」43枚がプリントされ、
参加「国・地域のNOC旗」と明記されています。

 1994年の広島の小中学生には理解できた事柄を、2018年の東京の小中学生には
理解困難と、都教委は認識していることになります。

 この認識のギャップを都教委はどのように正当化するのか。31日の法廷で追及
します。

 都教委は即答できず、次回の法廷までに文書でこじつけの理屈を出して来ると見
込まれますが、31日の段階で都教委側がどのような表情を見せるか、是非、法廷で
確かめてみて下さい。

 さらに、次回法廷以後の私たち原告からの攻めどころや法廷外での布石などにつ
いても、法廷後に説明をいたします。

 多くの皆さんの傍聴を宜しくお願いいたします。

   *なお、都教委側は「五輪読本」での学習をさせられている小中高校生とその
    保護者でなければ利害関係者ではなく、原告資格に欠けるとして、門前払い
    判決を裁判所に求めています。
     そうした主張に対抗する態勢を強固にするために、都内の小中高校(公立
    ・私立・国立等のすべて)の児童・生徒とその保護者で、原告に加わって頂
    ける方を求めています。今年3月に高校を卒業された方も該当します。
     参加して下さる方は、高嶋宛に個人メール等でご連絡をお願いいたします。
    費用等での負担はありません。

   *当日傍聴においでの方には、上記「1994年広島アジア大会 参加国・地域
    (NOC)旗」下敷きのカラーコピーを用意してあります。
   *法廷後に余部があれば、全国の希望者に差し上げる案内をMLでいたします。

     以上 転送・拡散を宜しくお願いします





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