[CML 052540] 【自衛隊員のだれもがかけがえのない ひとり 「自衛官の命を守る家族の会」 樋口のり子さんと考える】 京都・大阪講演のお知らせ

uchitomi makoto muchitomi at hotmail.com
2018年 5月 7日 (月) 20:49:36 JST


「自衛隊員の命と人権を守る京都の会」主催の講演会のお知らせです。
 
講師の樋口のり子さんは、自衛艦「さわぎり」人権侵害裁判の元原告です。
1999年に自衛隊員の息子さんを失い、証拠はすべて自衛隊側にある、負け覚悟のたたかいになる、というなか、「絶対に『自殺』ではない、『他殺』だ」と、2001年に提訴に踏み切りました。8年かかった裁判で国は責任を認めましたが、なくならない被害に、事件から19年経とうとしている現在も、相談や裁判の支援などの活動をしていらっしゃいます。
自衛艦「さわぎり」人権侵害裁判の後、自衛隊員の人権を守る裁判は増えています。
軍事シ゛ャーナリストの小西誠さんも、自衛官人権ホットライン設立後この10年で自衛隊員、家族に以前の泣き寝入りから変化があったと、おっしゃっていました。 
今回、詳しいお話しを樋口のり子さんにお聞きしたいと思います。今月25日に福岡地裁で行われる防衛大人権侵害裁判の口頭弁論、26日に行われる証人尋問の報告もしていただく予定です。
お忙しいなか、宮崎から京都と大阪にいらしてくださいます。みなさん、ぜひ、ご参加ください。

〔以下、拡散希望〕
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『自衛隊員のだれもがかけがえのない ひとり
「自衛官の命を守る家族の会」 樋口のり子さんと考える』
5月12日(土)18:30〜
講師:樋口のり子さん
   (自衛官の命を守る家族の会)
   (自衛艦「さわぎり」人権侵害裁判 元原告)
場所: ひと・まち交流館京都  第5会議室(3階)   
      ★電車:京阪清水五条駅下車

      ★バス:市バス4・17・205号系統「河原町正面」下車
                  
参加費:700円(割引を希望される方は受付でお申し出ください)

人間を守ることが役目なら
人間を大切にする組織となるよう防衛省と改善していきたい

自衛隊員の自殺者が多いことが国会でも取り上げられ、多くの人に知られるようになりました。
1999年の自殺者数は62名。そのうちの1人の被害者の遺族である樋口のり子さんは、多くの遺族が泣き寝入りするなかで国(防衛省)を訴える裁判に踏み切りました。(海上自衛艦「さわぎり」人権侵害裁判)
遺書も証拠も全て自衛隊内にあるという状況から、8年かけて国(防衛省)の責任を認めさせた裁判は、自衛隊で人の役に立ちたいという思いを果たそうと社会に出たばかりの被害者の無念を晴らすだけにとどまりませんでした。安全配慮義務という枠組みで、人権の闇に光を当て、自衛隊のあり方を問い、遺族、弁護士、労働組合、自衛隊OBなどのネットワークのきっかけをつくり、その後続く隊員の人権を守る裁判闘争の増加へつながるものでした。また、自衛隊に限らず、いじめ、ハ゜ワハラのある職場で被害者が違法行為だと主張できる予防的機能を果たす判決であり、労働者にとって力となるものでした。
今年、高裁判決から10年を迎えます。判決の意義を再確認し、事件をなくそうと被害者の相談に乗るなどの支援活動をされている樋口さんの取り組みについてお伺いしたいと思います。
どなたでもご参加いただけます。ぜひいらしてください。

主催
自衛隊員の命と人権を守る京都の会
jinkensongen at gmail.com

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13日には大阪での講演が開催されます。
https://www.facebook.com/events/1221173521347048/
5月13日(日)14:00〜
場所:アネックスハ゜ル法円坂( 旧大阪市立中央青年センター)
        ★JR環状線「森ノ宮」駅→西へ徒歩10分
        ★地下鉄中央線/長堀鶴見緑地線「森ノ宮」駅→2番出口から西へ徒歩8分
        ★地下鉄中央線/谷町線「谷町四丁目」駅→10番出口
              (エレベーターは11番出口)から東へ
参加費:700円(割引を希望される方は受付でお申し出ください)

樋口のり子さん講演会実行委員会(大阪)
問い合せ:jinkensongen at gmail.com



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