[CML 052528] 最高裁、裁判所に、国を守るための不公正、理不尽な判決を出させない、おかしいことはおかしいと言える社会を、例え、そのような判決が出たとしても、おかしいことはおかしいと、不公正、理不尽を正していく市民行動が起きる社会を作らないといけない、と見て思いました。  映画『ニッポン国VS泉南石綿村』を、ぜひ、見に行きましょう。

京都の菊池です。 ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2018年 5月 6日 (日) 12:52:46 JST


最高裁、裁判所に、国を守るための不公正、理不尽な判決を出させない、おかしいことはおかしいと言える社会を、例え、そのような判決が出たとしても、おかしいことはおかしいと、不公正、理不尽を正していく市民行動が起きる社会を作らないといけない、と見て思いました。  映画『ニッポン国VS泉南石綿村』を、ぜひ、見に行きましょう。 


転送転載歓迎

京都の菊池です。

映画『ニッポン国VS泉南石綿村』は、昨日5/5 京都シネマでの上映が始まり、

今、関西では、京都(18金まで)、大阪(2館で11金まで)、兵庫(11日まで)の劇場4館で上映中です。

215分という長い映画なので、再上映は、なかなかすぐはないと思います(各地の好評上映が続き、凱旋上映や、自主上映がどんどん行われたりなど、息の長い上映が、続いてほしいと思います)
ぜひ、11日大阪兵庫、18日京都の上映終了までに、ぜひぜひ見に行ってください。

(*関西以外では、下記のように、上映中、上映予定だそうです。

劇場情報 映画『ニッポン国VS泉南石綿村』公式サイト 
http://www.docudocu.jp/ishiwata/theaters.php 

福島県では、
フォーラム福島 
http://www.forum-movie.net/fukushima 
で、
6/1(金)ー7(木)上映されるそうです。

作品紹介 <ニッポン国VS泉南石綿村> | フォーラム福島 
http://www.forum-movie.net/fukushima/movie/1045 

沖縄県では、桜坂劇場で上映されるそうです。まだ、上映日が決まっていないので、

桜坂劇場公式サイト 
http://sakura-zaka.com/ 

で、まめに、チェックしてみてください。)


映画『ニッポン国VS泉南石綿村』公式サイト 
http://www.docudocu.jp/ishiwata/index.php
より

★GW絶賛上映中!・・・映画「ニッポン国VS泉南石綿村」 | Facebook 
https://www.facebook.com/sennan.ishiwata/posts/363510514056094

 ・・・
★GW絶賛上映中!
GW真っ盛りですが、是非、この機会に劇場に足をお運びください。明日(5/5)から、京都シネマで上映が始まり、関西では4劇場での上映になります。
そして、京都シネマでは、出演者の皆さんの舞台挨拶を行います。

★舞台挨拶情報
京都:京都シネマ          5月5日(土)~ *5月18日
http://www.kyotocinema.jp/
日時:5/5(土) 10:20の回上映後(30分程度)
登壇者:<泉南アスベストの会>の柚岡一禎さん、
    <原告>の岡田陽子さん

日時:5/6(日) 10:20の回上映後(30分程度)
登壇者:<泉南アスベストの会>柚岡一禎さん
    <原告>武村絹代さん
    その他出演者の皆さん

<大好評上映中>
大阪:シネ・ヌーヴォ       5月11日(金)まで
http://cinenouveau.com/
大阪:第七藝術劇場        5月11日(金)まで
http://www.nanagei.com/
横浜:シネマリン         4月14日(土)~
https://cinemarine.co.jp/
愛知:名古屋シネマテーク     4月21日(土)~  
http://cineaste.jp/
神戸:元町映画館         4月21日(土)~
http://www.motoei.com/schedule.html
長野:上田映劇          4月28日(土)~
http://www.uedaeigeki.com/
広島:横川シネマ          5月1日(火)~
http://yokogawa-cine.jugem.jp/ 

 

映画『ニッポン国VS泉南石綿村』を見て、 
最高裁、裁判所に、国を守るための不公正、理不尽な判決を出させない、おかしいことはおかしいと言える社会を、例え、そのような判決が出たとしても、おかしいことはおかしいと、不公正、理不尽を正していく市民行動が起きる社会を作らないといけない、と思いました。
(国策東電原発事故の被害者の被害を回復する裁判、
沖縄辺野古米軍新基地建設をめぐっての裁判
などでも。と思います)


イントロダクション 映画『ニッポン国VS泉南石綿村』公式サイト 
http://www.docudocu.jp/ishiwata/intro.php
より

2006年、大阪・泉南地域の石綿(アスベスト)工場の元労働者とその家族が、損害賠償を求め国を訴えた。明治の終わりから石綿産業で栄えた泉南は、最盛期は200以上の工場が密集し「石綿村」と呼ばれていた。
石綿は肺に吸い込むと、長い潜伏期間の末、肺ガンや中皮腫を発症する。

国は70年前から調査を行い、健康被害を把握していたにもかかわらず、

経済発展を優先し規制や対策を怠った。
その結果、原告の多くは肺を患い、発症という"静かな時限爆弾"の爆発に怯え暮らしていた。・・・ 


原告、弁護団、支援者の活動は、
ニッポン国を追いつめていき、

裁判所も、国に責任はないという判決は出せない、

状況を作り出していきますが、


最高裁は、
国に責任があると認めたが、

昭和47年以降就職の労働者であった原告を切り捨て、
環境、家族曝露、近隣暴露、

(曝露、ここでは、石綿を吸い込むという意味。
泉南訴訟では、
幼少期に、母親に連れられ、母親が働く毎日に、作業の横で寝かされていて、
 (石綿作業場では子どもを背負って作業している母親たちも多かったとのこと)、 
成人して看護婦として働き始めてから、発症、症状が進み、仕事も続けられなくなった原告がいますが、
石綿による健康被害への賠償が認められた母親と、同じ場で、石綿アスベストが舞う空気を吸い、育ったが、

(母親は、映画で、
「もうこんな悪い(石綿が体に悪い)とわかっていたら、つれていってへんし」
と後悔を語っています。
*国は70年前から調査を行い、健康被害を把握していた )

最高裁は、初めからその原告の訴えを除外し審理しなかった。

石綿工場のすぐとなりで農作業をずっとしていて、石綿肺を発症した原告の訴えも、同じく最高裁は、除外した)

の原告たちを切り捨て、

最高裁は、国の賠償、補償すべき被害者を、限定、線引きし、
それ以外の被害者を切り捨て、国の賠償、補償が広がるのを押し止めた。
国を守るため、不公正、理不尽な判決を、最高裁は出したと、
私は、映画を見て思いました。

映画は、最高裁の国を守るための不公正、理不尽な判決は、おかしいと、きちんと伝えています。


そして、昨日5/5の京都シネマの上映後のトークで、

 <泉南アスベストの会>の柚岡一禎さん、
<原告>の岡田陽子さん は、

裁判が終わっても、
(最高裁により、国を守るため、切り捨てられても、)

泉南の被害者は、
被害者の医療補償制度、
病状が進み、働けなくなった被害者が安心して、暮らせるよう、遺族が安心して暮らせる補償制度、を求め、活動していると、
話してくださいました。


また、柚岡 さんの
「ただ単に何か悪いものを吸ってなったんと違う、
吸わされてしまったんや。」
という言葉も、印象に残りました。

国の貧困者への対策がほとんどなく切り捨てられていた中、職に着けない中、泉南の石綿の仕事に、引き寄せられるように、最下層の労働者は来ざるをえなかった。そして、健康被害が続いた。
だから、このことからも、国は、糾弾されないといけないと説明してくださいました。


映画『ニッポン国VS泉南石綿村』
http://www.docudocu.jp/ishiwata/index.php 
を、
ぜひ、見に行きましょう。


京都の菊池です。の連絡先
 ekmizu8791あっとezweb.ne.jp
(送信の時は、あっとを@に変更して送信してください)


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