[CML 052521] 包丁論

森中 定治 delias at kjd.biglobe.ne.jp
2018年 5月 6日 (日) 08:13:31 JST


おはようございます。

出刃包丁は容易に人を殺す武器となります。
しかし銃刀法の範疇ではありません。
特に警察の承諾もなく、一般家庭では食事の準備に使われるし、レストランではシェフが誰に遠慮することなく自由に使います。
この場合、道具の持つ機能より人間の常識がより上にあり、世の中の誰も疑問に思わないし、批判もしません。
「包丁は誰が見ても殺人の道具であり、銃刀法の範疇に入れるべきだ」という人はいません。
自衛隊が日本国内で活動している分には人間の常識の範囲であり、「機能を考えればどう見ても軍隊だ。憲法に明記せよ」というのは、上記の包丁論と同じような気がします。

森中 




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