[CML 052478] 【今日のブログ記事】,,■(私の主張)【犯罪】として一括りにされている【一般犯罪】と【権力犯罪】を峻別して【権力犯罪】を防止・処罰する『権力犯罪防止・処罰法』を制定し【権力犯罪】専門の警察、検察、裁判所、刑務所を創設すべきである！

[山崎康彦]

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昨日火曜日(2018.05.02)夜に放送しました【YYNewsLiveNo2543】の『メインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。 


【放送録画】56分31秒

https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/461069632

【今日のブログ記事】

■(私の主張)【犯罪】として一括りにされている【一般犯罪】と【権力犯罪】を峻別して【権力犯罪】を防止・処罰する『権力犯罪防止・処罰法』を制定し【権力犯罪】専門の警察、検察、裁判所、刑務所を創設すべきである！ 


先週土曜日(2018.04.28)午後に開催された『第10回根っこ勉強会』では『学問には『犯罪学』はあるがなぜ『権力犯罪学』がないのか？』のテーマで議論しました。 


【録画】:2018.04.28

https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/460220256

そして私が出した結論は上記の主張でした。

その理由の第一は、【犯罪】には、一般庶民が犯す【一般犯罪】と国家権力や民間権力を独占する権力者が犯す【権力犯罪】の二種類があるにもかかわらず、日本を始め世界各国に存在するのは一般庶民が犯す【一般犯罪】のみであり、権力者が犯す【権力犯罪】は「存在しないこと｣にされ【一般犯罪】の中に隠されてきたからです。 


その第二の理由は、権力者が犯す【権力犯罪】と一般庶民人が犯す【一般犯罪】の【人間の尊厳は不可侵である】との価値観からすると、【権力犯罪】による『被害の規模と深刻さ』は【一般犯罪】のそれの数十倍、数百倍、数千倍、数万倍、数十万倍、数百万倍も『重い』からです。 


たとえば、一般庶民が人を殺した場合のほとんどは、一人か二人か三人止まりであり、十人も殺す大量殺人は数十年に一度起こるか起こらないかで非常にまれなことです。 


しかし、『絶対的権力』を握った独裁者が自己の野望を実現するために権力を駆使して国民を総動員し、自国民を殺し他国への『侵略戦争』を開始した場合は侵略戦争で殺される人間の数は、一般庶民人が人を殺す被害とは比較にならないほどの『差』があるのです。 

たとえば、先の第二次世界大戦のアジア・太平洋地域では、日本の昭和天皇・裕仁が自らの野望である『大日本帝国建設』のために満州、中国を始めアジア・太平洋諸国に侵略戦争を開始し、13年にわたる戦争の中で日本人320万人を含むアジア・太平洋諸国の軍人、民間人併せて5000万人もの人間が殺されたのです。 


同じく、先の第二次世界大戦のヨーロッパ地域では、ドイツの独裁者ヒットラーが自らの野望である『第三帝国建設』のためにヨーロッパ諸国、ソ連、北アフリカ諸国を支配する侵略戦争を開始し、6年間にわたる戦争の中で軍人、民間人併せて5000万人ー8000万人もの人間が殺されたのです。 


戦後の日本では、一般庶民が犯す軽微な【一般犯罪】が警察、検察、マスコミによってあたかも『重大犯罪』のようにでっち上げられ、裁判官によっで重罰を課せられて刑務所に送られるのが当たり前になっています。 


戦後の日本では、このような一般庶民への『重罰攻撃』の陰で、歴代自民党政権の政治家や国家官僚や経団連・大企業経営者や御用マスコミや御用学者や右翼・暴力団などの権力者たちが犯す【権力犯罪】は『免罪・免責』にされ『野放し』にされ、その結果日本は、『一般庶民』が弾圧され『権力者たち』がのさばる『独裁・無法国家』になっているのです。 


(終り)

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