[CML 053019] 7/2(月)大企業を監視するドイツのNGOに聞く、グローバル企業と貿易協定の真実ー日EU経済連携協定(JEFTA)の最新報告ー」

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2018年 6月 29日 (金) 12:00:18 JST


紅林進です。

大企業を監視するドイツのNGOに聞く下記報告会のご案内を転載させていただきます。
事前申し込みは不要とのことです。

(転送・転載歓迎)
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【報告会】

〜大企業を監視するドイツのNGOに聞く〜
グローバル企業と貿易協定の真実
ー日EU経済連携協定(JEFTA)の最新報告ー

経済のグローバリゼーションが進む中、国際機関や貿易協定、そして各国の政
策に強い影響力を持つようになったグローバル大企業。自動車、食料、化学品、
エネルギー、医薬品などあらゆる分野において、市民が求める公共政策よりもグ
ローバル企業の利潤追求のための規制緩和が優先されるケースが多くあります。
近年、特にグローバル企業は貿易協定へのロビイングを強めており、TPP交渉
は米国企業 の意見を強く反映してきたことが知られています。
しかし米国に限らず、7月中旬には署名も行われるという「日EU経済連携協定
(JEFTA)」についても、日本とEUのグローバル企業は、交渉中から様々な要望
を両政府に出し続けてきました。同協定は政府の情報公開がほとんどないため日
本では問題視されていませんが、TPPと同じく農産物・工業品の関税削減だけで
なく、サービス貿易や投資、知的財産権や電子商取引など、多くの分野が含まれ、
多くの産業と私たちの暮らしに影響が及びます。一部の大企業にとって都合のよ
いルールが、情報公開や十分な議論もなく決められていくことを、日本とEUの市
民社会組織は強く懸念しています。
このたび、ドイツを拠点に活動するNGO「ロビー ・コントロール」から、日EU
経済連携協定をはじめ多くの経済政策・貿易協定にグローバル企業が与える影響
の調査や発信を専門とするマックス・バンクさんが来日されます。この機に、日
本とEUの貿易協定の問題点や、大企業のロビイストが様々な政策にどのような影
響を及ぼしているのか、ヨーロッパからの最新報告をお聞きします。貿易問題に
限らず、多くのイシューで日本の市民社会にとって非常に参考になる取り組みで
です。

●日時:2018年7月2日(月)19:00〜21:00 ※開場18:30
●会場:PARC自由学校 2F 教室
http://www.parc-jp.org/guidance/guidance_04.html
●スピーカー:マックス・バンクさん(ドイツ「Lobby Control」) 
●参加費:500円 ※逐次通訳あり ※事前申し込みは不要です

★ゲスト略歴:マックス・バンク Max Bank
ドイツに拠点を置き、EU全域で活動するNGO「ロビー・コントロール(Lobby
Control)」のリサーチャー兼キャンペーナー。専門は経済史であり博士号を持
つ。貿易政策にいかに大企業のロビー活動が影響を与えているかを専門に調査を
行う。過去1年間では、日本とEUの貿易協定「日EU経済連携協定」に関する活動
を行ってきた。「ロビー・コントロール」はEU全域をカヴァーする「ALTER-EU
Alliance」のメンバーであり、ブリュッセルに拠点を置く調査研究
NGO「Corporate Europe Observatory (CEO)」や「地球の友ヨーロッパ」とも協
働している。
★ロビー・コントロール(Lobby Control)のウェブサイト
https://www.lobbycontrol.de/

主催 特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453 
E-mail: office at parc-jp.org 
http://www.parc-jp.org/
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