[CML 052991] 【今日のブログ記事】■『私の素朴な疑問』なぜ沖縄県民と翁長沖縄県知事は安倍晋三首相を毎年6月23日の【沖縄慰霊の日】に招待するのか、なぜ出席を拒否しないのか?

山崎康彦 yampr7 at mx3.alpha-web.ne.jp
2018年 6月 26日 (火) 05:36:57 JST


いつもお世話様です!

【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派のネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。    

昨日月曜日(2018.06.25)夜に放送しました【YYNewsLiveNo2578】の『メインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。

【放送録画】 67分

  https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/473936429

【今日のブログ記事】

■『私の素朴な疑問』なぜ沖縄県民と翁長沖縄県知事は安倍晋三首相を毎年6月23日の【沖縄慰霊の日】に招待するのか、なぜ出席を拒否しないのか?

なぜ沖縄県民と翁長沖縄県知事は、全国動員した機動隊を使って沖縄県民を弾圧し辺野古の米軍基地建設を強行する『権力犯罪人】安倍晋三首相の来県を拒否しないのか?

なぜ沖縄県民と翁長沖縄県知事は、『アジア太平洋侵略戦争』を立案・実行し沖縄20万人を含む日本人320万人とアジア太平洋諸国民5000万人を殺した最高・最大の『戦争犯罪人』昭和天皇の『戦争犯罪』を追及しないのか?

なぜ沖縄県民と翁長沖縄県知事は、自己の命と天皇制保持のために沖縄を米国に売り渡し『米軍による完全支配』を許した天皇裕仁を『売国奴』と呼び批判しないのか?

なぜ沖縄県民と翁長沖縄県知事は、『沖縄の米軍支配』を可能にした法的根拠『日米安保条約』を強硬成立させた安倍晋三の祖父岸信介を批判しないのか?

なぜ沖縄県民と翁長沖縄県知事は、うわべだけの『沖縄返還』によって『沖縄の完全米軍基地化』を実現した安倍晋三の叔父佐藤栄作を批判しないのか?

なぜ沖縄県民と翁長沖縄県知事は、沖縄を『米軍による完全支配』を容認してきた米国支配階級の傀儡政党・自民党による戦後70年以上に亘る『沖縄支配』を解体しないのか?

なぜ沖縄県民と翁長沖縄県知事は、『沖縄の米軍支配』を可能にしている法的根拠『日米安保条約の完全破棄』による米国の植民地からの解放『沖縄の独立』と『日本の独立』を目指さないのか?

【関連記事1】

▲沖縄慰霊の日 曽祖母の体験聞き「命よ響け」 平和の詩 相良倫子(さがらりんこ)さん

2018年6月23日 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20180623/k00/00e/040/278000c

追悼式では、沖縄県浦添市立港川中学3年の相良倫子(さがらりんこ)さん(14)が、自作の平和の詩「生きる」を朗読した。沖縄戦を生き抜いた曽祖母の体験を聞き、「平和とは、あたり前に生きること。その命を精一杯輝かせて生きること」と考えた。生まれ育ったこの美しい島から伝えたい。「鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。命よ響け。生きゆく未来に。私は今を、生きていく」

相良さんの詩は県平和祈念資料館が募った「平和の詩」971点の中から選ばれた。

うるま市に住む94歳の曽祖母は戦前から理容店で働き、地上戦を体験。友人が目の前で被弾して命を落としたことや家族と離ればなれになった話を聞き、相良さんは「戦争の残酷さを感じた。曽祖母の存在から平和や戦争について考える機会が増えた」と振り返る。
5月に曽祖母が入院したことで、「生きる」を詩のテーマに決めた。「優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた」「青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった」。作品では「戦争の残酷さがより伝わる」と美しい島の現在の情景と73年前の戦場を対比的に描いた。

「戦争は人を鬼に変えてしまうから絶対してはいけない」と教えてくれた曽祖母。「この詩が一人でも多くの人に平和や戦争について考えるきっかけになってほしい」と願う。「一日一日を大切に。平和を想って。平和を祈って。なぜなら、未来は、この瞬間の延長線上にあるからだ。つまり、未来は、今なんだ」【佐野格】

【関連記事2】

▲ 『平和の詩 生きる』沖縄県浦添市立港川中学校3年相良倫子(さがらりんこ)

2018.06.23 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20180623/k00/00e/040/310000c

私は、生きている。

マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、

心地よい湿気を孕んだ風を全身に受け、

草の匂いを鼻孔に感じ、

遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。

 
私は今、生きている。

 
私の生きるこの島は、

何と美しい島だろう。

青く輝く海、

岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、

山羊の嘶き、

小川のせせらぎ、

畑に続く小道、

萌え出づる山の緑、

優しい三線の響き、

照りつける太陽の光。

 
私はなんと美しい島に、

生まれ育ったのだろう。

 
ありったけの私の感覚器で、感受性で、

島を感じる。心がじわりと熱くなる。

 
私はこの瞬間を、生きている。

 
この瞬間の素晴らしさが

この瞬間の愛おしさが

今と言う安らぎとなり

私の中に広がりゆく。

 
たまらなく込み上げるこの気持ちを

どう表現しよう。

大切な今よ

かけがえのない今よ

私の生きる、この今よ。

 
七十三年前、

私の愛する島が、死の島と化したあの日。

小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。

優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた。

青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。

草の匂いは死臭で濁り、

光り輝いていた海の水面は、

戦艦で埋め尽くされた。

火炎放射器から吹き出す炎、幼子の泣き声、

燃えつくされた民家、火薬の匂い。

着弾に揺れる大地。血に染まった海。

魑魅魍魎の如く、姿を変えた人々。

阿鼻叫喚の壮絶な戦の記憶。


みんな、生きていたのだ。

私と何も変わらない、

懸命に生きる命だったのだ。

彼らの人生を、それぞれの未来を。

疑うことなく、思い描いていたんだ。

家族がいて、仲間がいて、恋人がいた。

仕事があった。生きがいがあった。

日々の小さな幸せを喜んだ。手をとり合って生きてきた、私と同じ、人間だった。

それなのに。

壊されて、奪われた。

生きた時代が違う。ただ、それだけで。

無辜の命を。あたり前に生きていた、あの日々を。

 
摩文仁の丘。眼下に広がる穏やかな海。

悲しくて、忘れることのできない、この島の全て。

私は手を強く握り、誓う。

奪われた命に想いを馳せて、

心から、誓う。


私が生きている限り、

こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。

もう二度と過去を未来にしないこと。

全ての人間が、国境を越え、人種を越え、宗教を越え、あらゆる利害を越えて、平和である世界を目指すこと。

生きる事、命を大切にできることを、

誰からも侵されない世界を創ること。

平和を創造する努力を、厭わないことを。


あなたも、感じるだろう。

この島の美しさを。

あなたも、知っているだろう。

この島の悲しみを。

そして、あなたも、

私と同じこの瞬間(とき)を

一緒に生きているのだ。

 
今を一緒に、生きているのだ。

 
だから、きっとわかるはずなんだ。

戦争の無意味さを。本当の平和を。

頭じゃなくて、その心で。

戦力という愚かな力を持つことで、

得られる平和など、本当は無いことを。

平和とは、あたり前に生きること。

その命を精一杯輝かせて生きることだということを。

 
私は、今を生きている。

みんなと一緒に。

そして、これからも生きていく。

一日一日を大切に。

平和を想って。平和を祈って。

なぜなら、未来は、

この瞬間の延長線上にあるからだ。

つまり、未来は、今なんだ。


大好きな、私の島。

誇り高き、みんなの島。

そして、この島に生きる、すべての命。

私と共に今を生きる、私の友。私の家族。

 
これからも、共に生きてゆこう。

この青に囲まれた美しい故郷から。

真の平和を発進しよう。

一人一人が立ち上がって、

みんなで未来を歩んでいこう。


摩文仁の丘の風に吹かれ、

私の命が鳴っている。

過去と現在、未来の共鳴。

鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。

命よ響け。生きゆく未来に。

私は今を、生きていく。

(終わり)

【関連記事3】

▲沖縄慰霊の日 政府と沖縄溝深く 首相、今年も辺野古触れず

2018年6月24日 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20180624/ddm/002/010/084000c

沖縄全戦没者追悼式で平和宣言を読み上げるため、演壇に向かう翁長雄志知事=沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園で2018年6月23日

沖縄全戦没者追悼式で献花する安倍晋三首相=沖縄県糸満市で2018年6月23日午後(代表撮影)

沖縄県糸満市で23日開かれた沖縄全戦没者追悼式で、安倍晋三首相と翁長雄志知事が言葉を交わす場面は見られなかった。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設計画で、政府は8月、同県名護市辺野古の埋め立て予定海域に土砂の投入を始める予定。11月には知事選(1日告示、18日投開票)が控える。移設問題が新たな段階を迎える中、政府と県の立場は隔たったままだ。【遠藤孝康、川辺和将】

追悼式で翁長氏が「辺野古に新基地を造らせないという私の決意はこれからもみじんも揺らぐことはない」と訴えると、会場からは拍手が起こった。一方、首相は「基地負担を減らすため、一つ一つ、確実に結果を出していく」と述べたが、辺野古移設には今年も触れなかった。

知事選は移設計画の是非が最大の争点だ。しかし、その前哨戦となった今年の県内市長選で翁長氏は安倍政権に押し込まれてきた。2月の名護市長選では翁長氏と二人三脚で移設阻止を訴えてきた現職が自民、公明両党と日本維新の会が推す新人に敗北。3月の石垣、4月の沖縄両市長選でも翁長氏系の候補が敗れた。

名護市長選後、政府は前市長時代に凍結していた米軍再編交付金の再開を決定した。翁長県政を揺さぶりつつ、8月17日にも現地で埋め立てに着手する。

翁長氏は5月に膵(すい)がんを公表し、治療を受けながら公務にあたっている。県議会の支持会派は知事選への立候補に望みをかけるが、翁長氏は「一日一日公務を着実にこなしたい」と去就を明言していない。一方、自民党は、知事選で「勝てる候補」として佐喜真(さきま)淳宜野湾市長らを軸に人選を急ぐ。

県は移設計画を阻止するため、前知事による埋め立て承認の「撤回」を検討している。ただ、2016年12月の最高裁判決は、埋め立て承認を取り消した翁長氏の対応を違法と判断した。県が仮に撤回に踏み切っても、法的には厳しいとの見方は根強い。

追悼式後、首相は「最高裁の判決に従って移設を進めていく」と記者団に語った。埋め立て前に県や名護市と協議するかという問いには直接答えず、「県や地元の協力や理解をいただくために努力を重ねる」と述べた。

翁長氏は過去3年、追悼式後に那覇空港で首相を見送ってきたが、今年は謝花喜一郎副知事が代役を務めた。 


(終り)

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