[CML 052895] IK改憲重要情報(243)
河内 謙策
kenkawauchi at nifty.com
2018年 6月 14日 (木) 15:49:42 JST
IK改憲重要情報(243)[2018年6月14日]
私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信しま
す。
(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自由で
す)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所
電話03-6914-3844,FAX03-6914-3884
河内が参加している「南シナ海問題署名運動」のサイトは以下のとおりです。
http://www.southcs.org/
__________________
(以下の見解は、河内の見解です。市川の見解は必らずしも河内と同一ではありませ
ん。御了解ください)
日朝首脳会談について
マスコミでは、日朝首脳会談が8月にも開かれるのでは、という噂が飛びかってい
ます。私は、時期についての最新情報を持ち合わせていませんが、その準備を日本国
民挙げて開始すべきだということを主張したいのです。
その準備としては、第一に、北朝鮮の非核化、拉致被害者の一括即時帰国をめざし
て、オール日本の世論・運動・体制を作り上げることだと思います。首脳会談は首脳
が話し合うもの、という俗論を打破する必要があると思います。平和をつくるのは民
衆なのです。もちろん、日本の民衆運動が、その先頭に立つべきことは言うまでもあ
りません。北朝鮮問題についての、みじめな不戦敗を絶対に繰り返さない決意が必要
と思います。
第二に、日朝首脳会談で何をするのか明確にする必要があるとおもいます。トラン
プの敗因の一つは「要求リスト」を作成しなかったことです。古い話ですが1968~69
年の東大闘争では、ぎりぎり何を要求し、実現していくかが明確になったときに闘争
勝利の展望が見えてきました。日本の国内には「話し合いが重要」というものの、そ
の話し合いの中身については発言しないというお粗末な「話し合い主義者」が一杯い
ます。また、日朝首脳会談では、核やミサイルをどうあつかうのか、アメリカに任せ
るのかどうか、
拉致問題については損害賠償請求をするのか、戦後補償の話をするのか等、ややこし
い問題が一杯あります。だから、場合によっては臨時国会が必要でしょう。
第三に、日本としての「切り札」を準備することです。北朝鮮は、アメリカにも勝
利したとして、意気揚々と日朝首脳会談に臨むはずです。だから、日本は「日本の要
求をのまないのであれば、切り札を切るぞ」という必要があるのです。この「切り
札」が何か、今の時点では、私は明確なことは言えません。しかし、朝鮮総連の解散
をはじめ、日本独自の制裁の切り札がまだあると思います。
以上は、わたしの今の時点での思い付きです。もっと考えが詰まったら、また発信
させていただきます。
ただ「重要な問題だから、この次の会議で検討しましょう」と順送りにしては絶対
にいけない、ということを最後に強調させていただきます。
以上
CML メーリングリストの案内