[CML 052891] 「米韓演習中止」への不安をいちばん煽っているのは朝日新聞?
T. kazu
hamasa7491 at hotmail.com
2018年 6月 14日 (木) 09:26:30 JST
みなさま
ネット回線不調なので、最近は週2回ほどパソコンを持参してコメダコーヒー行き、WiFiを使わせてもらっています。
そこには、読売、日経、朝日、毎日がおいてあるので、
きょうは、12日のシンガポール米朝首脳会談関連の見出しを、ざっと比較してみました。
あくまで印象ですが、朝日新聞1面、2面、3面の煽りぶりには目を見張りました。
・1面 「米韓演習中止」波紋 「比較化確証得られぬまま発言
・2面 トランプ発言不用意 長引けば抑止力低下
・4面 安保 懸念深める日本
どうも上記4誌の中でいちばん、「日本国民の世論」を日米安保=米軍の抑止力に頼りきる方向に、
誘導しているのが、朝日新聞であるかのような気が、今日はしました。
トランプ米大統領が「米韓演習中止」を示唆したこと自体は、そもそも東アジアの緊張緩和のために喜ばしいことです。
「米韓演習中止」がこれまでの軍事力均衡状態に変更をもたらし、不安定をもたらすリスクがあるとしても、
それを克服して、力と力の対峙を弱め、緊張緩和へと努力することこそ、
朝日新聞は主張するのかと思っていたら、
まったく逆だったのです。サプライズでした。
コメダコーヒーには産経は置いていないのでその論調は分かりませんが、
私には、けさの朝日は産経と取り違えるぐらいだったのです。
岩波・朝日・NHK、この3つが良識派といわれたのは、1960年代後半でした。
あれから半世紀、その良識派幻想はネトウヨに引継がれ、3社は「サヨク」として今ネトウヨの攻撃の標的になっています。
しかし実態はすでに、少なくともNHKと朝日の社軸スタンスは、良識派ではなくなっているのです。
80年前の日中戦争開戦時、朝日新聞は、現在トランプを熱狂的に支持する「FOXニュース」のように、
日中戦争のお先棒を担いで戦争拡大を翼賛し、戦争を利用して「愛国心」を掻き立て、
購読者の拡大という営業に邁進していました。
そうしたなかで、南京虐殺という、皇軍の暴走も起きてしまったのです。
(毎日新聞の前身である東京日日新聞も同様で、捕虜の私刑であった「百人斬り競争」を連載)
私は、こうした朝日新聞の歴史的事実を、振り返ってみる必要を、今朝つよく感じました。
ni0615田島拝
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