[CML 052805] 「明治産業革命遺産」と強制労働ー6・23長崎集会のご案内

nakata mitsunobu mitsunobu100 at gmail.com
2018年 6月 4日 (月) 14:11:14 JST


日本製鉄元徴用工裁判を支援する会の中田です。
6月23日長崎で開催します集会の案内です。
複数のメーリングリストに投稿しています。重複受信される方申し訳ありません。

以下チラシより
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2015 年7 
月、ユネスコ世界遺産委員会は、「明治日本の産業革命遺産」をユネスコ世界遺産として登録しました。ただ、その際ユネスコは日本政府に幾つかの勧告を行いました。その一つは、「各サイトの歴史全体を理解できるようにする説明のための解釈戦略を樹立するように」、というものでした。「光」の部分だけではなく、「陰」の部分も含めて、歴史全体を正確に学ぶことができるような説明・展示を行うよう求めたのです。日本政府はこの勧告を「尊重します」と答えました。佐藤ユネスコ大使は、「日本は、1940 
年代にいくつかのサイトにおいて、その意思に反して連れて来られ、厳しい環境の下で働かされた多くの朝鮮半島出身者等がいたこと、また、第二次世界大戦中に日本政府としても徴用政策を実施していたことについて理解できるような措置を講じる所存である」と約束しました。
それから3年が経過しようとしています。あの約束を日本政府は履行しているでしょうか。「被害者を記憶にとどめるための適切な措置」(=「インフォメーションセンター」設置)を講ずるはずでしたが、それはいまだに実行されていません。それどころか、日本政府は「強制労働はなかった」などとユネスコで言ったこととは裏腹のことを言っています。二枚舌ではないでしょうか。
歴史の事実は明らかにされるべきです。それこそが世界平和と人類共同の遺産保存というユネスコの理念、目的に沿うからです。ユネスコ世界遺産に登録された資産に、どんな歴史があったのか、それを共有し、未来に向けての教訓を導き出していく、そんな営みが問われています。そのために6月23 
日、集会「『明治日本の産業革命遺産』と強制労働」を開催します。
多くの方がたの参加をお待ちしています。

日 時 2018年6月23日(土)13:30~16:30
場 所 長崎県勤労福祉会館第2、3会議室
    https://nagasaki-kinrou.jp/access/
主 催 強制動員真相究明ネットワーク
参加費 500円

講演1「私たちの歴史と明治産業革命遺産」(仮)
     講師 外村大さん (東京大学教授)
講演2「明治産業革命遺産と強制労働」
     講師 竹内康人さん (強制動員真相究明ネットワーク) 

<発言者・テーマ>
各地域・現場における強制労働の実態
(1)戦時下長崎における中国人・POW強制労働
   報告者 平野 伸人さん(長崎の中国人強制連行裁判を支援する会)
(2)朝鮮人強制労働
    報告者 新海智弘さん(純心女子高等学校非常勤講師)
(3)三井三池炭鉱と強制労働
   報告者 城野 俊行さん
   (前大牟田地区高等学校人権・同和教育研究協議会会長)
(4)八幡製鉄所と強制労働
   報告者 兼崎 暉さん(八幡製鉄所の元徴用工問題を追及する会)

連絡先 強制動員真相究明ネットワーク事務局
電 話 078-851-2760 メール mitsunobu100 at gmail.com


チラシのダウンロードはこちらから
http://firestorage.jp/download/48e803a6f054d630b588007e151b334d4207d3b6





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