Re:Re: [CML 053269] 差別語「ブラック」使用者とプロ野球観戦
檜原転石
hinokihara at mis.janis.or.jp
2018年 7月 31日 (火) 07:08:11 JST
檜原転石です。
石垣さん、こんちは。
>檜原さん
こんにちは
日本人は
白人→黄人→赤人→黒人
という意識がまだ残っていると思います。
米国にはペコペコ アジア諸国にはふんぞり返る、
アベは米国に不戦の誓いをハワイで述べ、アジアの人々には言いません。
アジア侵略は欧米にやられたことをアジアの人々に押しつけていくことでした。
日本人はアジア人の一員だという自覚が足りません。
脱亜入欧 福沢諭吉の欧米コンプレックスアジア蔑視観がまだ抜けていません。
石垣敏夫
*****
このCMLでは有名な前田朗先生はこう言っています──
「もし日本語を読める黒人の方がこの言葉(ブラック企業)を見て不愉快な思いをしたというならばその方とはきちんと話をしなくてはいけない」
どんな言い訳を用意しているのかは分かりませんが、例えば「黒塗りメイク」問題でもバイエ・マクニールが批判の口火を切りましたが、私だって反対しているし、彼に賛同した日本人も多い。
今、自民党議員の杉田水脈のトンデモ発言が問題になっていますが、この差別語「ブラック」問題の厄介なのは、差別語を大氾濫させているのは、おもに労働運動や子どもの人権を守る側などということです。
以下は差別語「ブラック」の大好きな弁護士の澤藤統一郎のブログより引用――
◆宇都宮健児君、立候補はおやめなさいーその10
http://article9.jp/wordpress/?p=1797
従業員の人間としての矜持を圧殺するのがブラック企業だ。その伝で言えば、ブラック官庁、ブラック病院、ブラック学校、ブラック教室…、至るところにブラック集団がある。宇都宮選対はブラック選対であり、さしずめ悪口雑言を得意とする河添誠さんはその労務担当という役回りだった。
なんとここでは澤藤曰く「ブラック選対」にいた河添誠の名前も出てくる(笑)。
で、日本の運動のこの低レベルは、以下の河添誠の発言で明白です。
★河添誠(2013年12月1日)──カナダのトロントで開かれたレストラン労働者の権利向上の国際会議で、日本の労働状況を話した時に「ブラック企業大賞」を私が紹介。移民の活動家から「いい運動だけど、ブラックじゃなくてホワイトだよね」と皮肉をこめて指摘された。アメリカなどでは、「ブラック」を否定的に使うことは許されない。
常識では、この指摘を受けた以後は、河添誠は差別語「ブラック」使用をやめるはずです。ところがどっこい、事態は全く逆なのです。
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