[CML 053188] IK改憲重要情報(260)
河内 謙策
kenkawauchi at nifty.com
2018年 7月 19日 (木) 17:05:42 JST
IK改憲重要情報(260)[2018年7月19日]
私たちは、内外の改憲をめぐる動きと9条改憲反対運動についての情報を発信しま
す。
(この情報を重複して受け取られた方は失礼をお許しください。転載・転送は自由で
す)
弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策
連絡先:〒170-0005東京都豊島区南大塚3-4-4-203 河内謙策法律事務所
電話03-6914-3844,FAX03-6914-3884
河内が参加している「南シナ海問題署名運動」のサイトは以下のとおりです。
http://www.southcs.org/
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(以下の見解は、河内の見解です。市川の見解は必らずしも河内と同一ではありませ
ん。御了解ください。)
台湾海峡の危機
渡辺利夫氏が「台湾海峡に迫る危機を回避せよ」という論稿を発表しています。
http://www.sankei.com/column/news/180718/clm1807180005-n1.html
昨年の10月の中国共産党大会での習近平報告では、台湾問題について次のように
述べられていました。
「われわれには”台湾独立”勢力のいかなる形の分裂活動を打ち破る断固たる意志と
あふれる自信と十分な能力がある。われわれは、いかなる者、如何なる組織
いかなる政党がいかなる時にいかなる方式によって、中国のいかなる領土をを中国か
ら切り離すこともぜったいにゆるさない。」
それ以降、4月には爆撃機の隊列が台湾の東側ルートを飛行、5月には最新鋭戦闘機
スホイ35などの編隊がバシー海峡と宮古海峡の上空を演習非行しています。
現在の日本の民衆運動は台湾問題をほとんど取り組みませんが、戦前には台湾の同
志たちと日本本土の同志たちが肩を
組んで闘った経験があること、在日台湾人が5万6924人にのぼっていること、日本か
らの修学旅行客が10年前の11.8倍に増大していることを考えれば、日本と台湾の関係
を、民衆運動の側からも新しく問い直す時期が来ていると思います。
特に、中国の台湾に対する武力統一を許さぬ闘いを早急に発展させる必要があると
思います。
中国の勇気ある女性
「夕刊フジ」2018年7月20日号第5面(「鈴木棟一の風雲永田町」5879)は、一人の勇気
ある中国女性のことを伝えています。
この女性は、7月4日朝、一党独裁反対を叫んで習近平国家主席の写真に墨汁を掛
け、その様子を自撮りしてネットに投稿した。次のような趣旨のことを叫びながら、
墨汁をかけたという。
「習近平の独裁的な暴政に反対する」「中国共産党は私をマインドコントロールし、
迫害している。」「習近平よ、私はここにいる。さあ、捕まえにいらっしゃい。私は
逃げない」
自撮り動画がネット上に出ると、瞬時に中国語圏のネットユーザー間で広がり、衝
撃を与えた。ネット上は、次のような書き込みであふれたそうです。
「あなたは、だれもがやりたいと思いながら、できないでいることを実行した」「息
がつまりそうな空気の中で、誰もが沈黙し続けることに限界を感じている。
でも勇気が持てないでいる。あなたは、われわれに勇気を与えてくれた」「中国は人
民のものだ。共産党は出ていけ」
彼女は、ネット上から消えた。彼女の父親は、公安当局に拘束されたことが分かっ
た。
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以上
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