[CML 053154] 「冤罪の戦後史」なのだ 菅野良司の岩波本と
大山千恵子
chieko.oyama at gmail.com
2018年 7月 16日 (月) 06:32:14 JST
「冤罪の戦後史 <https://note.mu/nonakayukihiro/n/nd7c900f01831>刑事裁判の現風景を歩く」
<https://note.mu/nonakayukihiro/n/nd7c900f01831> 菅野良司 岩波書店
<https://www.iwanami.co.jp/book/b262102.html>
連日の37度で、メモも朦朧としているじょうたい
------------ 目次 *緑字は千恵子メモ* -------------------------------
*第1部 戦後の混乱期 1948一60*
再審の断絶―1948年帝銀事件 *2 再審請求人の息子さんとは何度か逢っていただけに、孤独死に愕然とした 16 戦前の裁判官二人が「3分の1は誤判」と*
死刑から初の生還―1949年免田事件 *18 警官が売春の手伝いをしているのを知っていたから、警察は彼を潰そうとした *
四四年後の死後再審―1949年三鷹事件 *一審の裁判長は三年後に左遷され、退官*
*現職警察官の告発―1950年二俣事件 84年 告発した巡査は、偽証容疑で逮捕され「妄想性痴呆症」 運転免許も剥奪される *
不公平な裁判所―1957年砂川事件 *100 米国大使(あのマッカーサーの甥)が最高裁長官と密談*
*第2部 新刑事訴訟法の定着期 1960~69*
薬物が違う―1961年名張毒ぶどう酒事件 *130 不意打ち認定*
五一年目の新証拠―1963年狭山事件 *元の連載が「部落解放」(だっけ? 暑さで忘れたけど)だけに各事件の度に言及がある 冤罪の宝庫!?*
証拠の捏造―1969年清水事件 *149 袴田事件を、著者はこう呼ぶ*
虚偽自白―1967年布川事件 *191 なんと42年ぶりの法廷証言 201 吉田松陰も幸徳秋水も調書が違うって 203 取調受忍義務
あいまいな規定は改めるべき*
*第3部 「司法の危機」後の反動期 1969~86*
生きていた母親―1974年市原事件
謎の転落―1979年大崎事件
引き当たりの捏造―1984年日野町事件
大筋論―1986年福井女子中学生事件
*第4部 変わる刑事裁判 1987~*
一主婦の疑問―1990年足利事件 *294 初めての手紙 文中で人権団体とあるのは救援連絡センター *
隠された証拠―1997年東電OL事件 *304 乳房のO型唾液を、14年も隠していた 328 再審判決があった日の報告会
「最近、友人のネパール人が捜査員から唾液の任意提出を求められている!?」 法改正で時効が無くなっている なんでネパール人ばかり狙われるの?*
争わない無辜―2002年氷見事件
虚偽自白を勧める弁護士―2006年二子玉川駅痴漢事件 *347 国賠訴訟一覧 387 嘘自白を勧めた弁護士は50万円をとった いま再審請求ちゅう*
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大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama
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