[CML 053112] 【今日のブログ記事】■あなたは『死刑』は日本国憲法第36条【拷問及び残虐刑の禁止】の規定に明白に違反した【権力犯罪】であることを知っていますか?

山崎康彦 yampr7 at mx3.alpha-web.ne.jp
2018年 7月 10日 (火) 08:37:22 JST


いつもお世話様です!

【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派のネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。    

昨日月曜日(2018.07.09)夜に放送しました【YYNewsLiveNo2586】の『メインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。

【放送録画】68分11秒

  https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/477186490

【今日のブログ記事】

■あなたは『死刑』は日本国憲法第36条【拷問及び残虐刑の禁止】の規定に明白に違反した【権力犯罪】であることを知っていますか?
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▲日本国憲法第36条

公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。
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◇あなたは、世界194カ国の中で死刑を実施していない国(152カ国、78.35%)のほうが死刑を実施している国(42カ国、21.65%)よりも圧倒的に多いことを知っていますか?

◇あなたは安倍晋三内閣が現在までの6年間で29人も死刑にしたことを知っていますか?

◇あなたは安倍晋三内閣の法相上川陽子が一人で11人の死刑執行を命じたこと知っていますか?

【画像1】オウム真理教幹部7人の死刑執行の前夜(2018.07.05)、死刑執行の最高責任者安倍晋三首相と上川陽子法相は40人の自民党国会議員と宴会をしていた!

【画像2】死者・行方不明者併せて200人近い犠牲者を出した西日本豪雨のさなか(2018.07.05)、安倍晋三首相は40人の自民党国会議員と宴会をしていた!

▲2012年12月に成立した安倍晋三自公内閣が現在まで施行した死刑執行人数

     内閣総理大臣   法相    死刑執行人数

1    安倍晋三      谷垣貞一       11
2    安倍晋三      上川陽子        1
3    安倍晋三      岩城光英        4
4    安倍晋三      金田勝年        3
5    安倍晋三     上川陽子        10
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     計                            29

▲世界の死刑制度の現状 (Wikipediaより)

https://goo.gl/rKJvyV

【画像3】

1.あらゆる犯罪に対する死刑を廃止(97カ国)

2.戦時の逃走、反逆罪などの犯罪は死刑であり、それ以外は死刑を廃止(7カ国)

3.法律上は死刑制度を維持、ただし、死刑を過去10年以上実施していない。もしくは、死刑を執行しないと公約をしてる(48カ国)

4.過去10稔夫間に死刑の執行を行ったことのある国(42各国)

◇なぜ日本のメディアは『死刑』は憲法違反の『権力犯罪』であり歴代自民党政権の死刑執行を正面から批判しないのか?

◇あなたは、安倍晋三首相が死者・行方不明者併せて200人近い犠牲者を出した西日本豪雨の非常災害対策本部の設置を2日間も遅らせようやく昨日(2018.07.08)設置した理由を知っていますか?

それは、非常災害対策本部を設置すれば7月11日から予定していたベルギー、フランス、エジプト訪問の外遊ができなくなるからである。

【関連記事1】

▲戦後最大規模の死刑執行、世界に衝撃 非人道的と批判も

2018年7月7日 朝日新聞

https://digital.asahi.com/articles/ASL766R87L76UTIL055.html?rm=1386

オウム真理教元代表の松本智津夫死刑囚ら7人の死刑執行について、会見する上川陽子法相=2018年7月6日午後1時28分、東京・霞が関、北村玲奈撮影

オウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚ら教団元幹部7人の死刑執行を、海外の主要メディアも速報で伝えた。

地下鉄サリン事件について、英BBCは「治安の良さを誇りにしていた日本にショックを与えた」と伝えた。またAFP通信は「日本の首都機能を麻痺(まひ)させた。人々が空気を求めて地上に出てくる姿はまるで戦場だった」と振り返った。

一方で、死刑という手法には厳しいまなざしも向けられた。

独シュピーゲル電子版は「日本は死刑を堅持する数少ない先進国だ」としたうえで、「アサハラの死は、支持者には殉教と映り、新たな指導者を生みかねない」とする専門家の声を紹介した。

欧州連合(EU)加盟28カ国とアイスランド、ノルウェー、スイスは6日、今回の死刑執行を受けて「被害者やその家族には心から同情し、テロは厳しく非難するが、いかなる状況でも死刑執行には強く反対する。死刑は非人道的、残酷で犯罪の抑止効果もない」などとする共同声明を発表した。そのうえで「同じ価値観を持つ日本には、引き続き死刑制度の廃止を求めていく」とした。

EUは死刑を「基本的人権の侵害」と位置づける。EUによると、欧州で死刑を執行しているのは、ベラルーシだけだ。死刑廃止はEU加盟の条件になっている。加盟交渉中のトルコのエルドアン大統領が2017年、死刑制度復活の可能性に言及したことで、関係が急激に悪化したこともある。

法制度上は死刑があっても、死刑判決を出すのをやめたり、執行を中止していたりしている国もある。

ロシアでは、1996年に当時のエリツィン大統領が、人権擁護機関の欧州評議会に加盟するため、大統領令で死刑執行の猶予を宣言した。プーチン大統領もこれを引き継いだ。2009年には憲法裁判所が各裁判所に死刑判決を出すことを禁じた。

韓国では97年12月、23人に執行したのを最後に死刑は執行されていない。05年には国家人権委員会が死刑制度廃止を勧告した。

今回の死刑執行を伝えた米CNNは、日本の死刑執行室の写真をウェブに掲載。「日本では弁護士や死刑囚の家族に知らせないまま、秘密裏に死刑が執行される」と指摘した。またロイター通信は、「主要7カ国(G7)で死刑制度があるのは日本と米国の2カ国だけだ」と指摘。日本政府の15年の調査で、国民の80・3%が死刑を容認していると示す一方で、日弁連が20年までの死刑廃止を提言していることも報じた。

98年以降は4人が最多

「午後、面会に行く予定だったのに……」。中川智正死刑囚(55)の一審の弁護人を務めた河原昭文弁護士(岡山弁護士会)は、執行に驚きを隠せなかった。朝、広島拘置所に行った支援者から「面会の受け付けをしたが、会えなかった」と聞かされた。「国会が閉会したら執行されるかもしれない」と思い、17日にも面会を約束していた。「あまりに早かった。残念だ」

戦後最大規模の執行だった。戦前には、社会主義者が弾圧された「大逆(たいぎゃく)事件」で1911年に12人が執行された例はある。48年にはA級戦犯7人が絞首刑になったが、連合国の裁判による死刑だった。現行刑法のもと、法務省が執行を公表するようになった98年以降は4人が最多。刑場が一つという東京拘置所では、午前中だけで松本死刑囚ら3人が立て続けに執行されたことになる。

ログイン前の続き 同じ組織の一連の事件という事情もあり、当初から大量執行は想定されていた。法務省は今年3月、東京にいた死刑囚13人のうち7人を刑場のある仙台、名古屋、大阪、広島、福岡の拘置所に分散して移送。複数箇所での同時執行ができる状態になっていた。

70年代に刑務官を務めた野口善国弁護士(兵庫県弁護士会)は、「当時もこれほどの人数を同時執行した例は聞かない」という。

1度だけ執行に立ち会った。別の刑務官が死刑囚に手錠と目隠しをして首に縄をかけ、3人が絞首台の足場を開く3本のレバーをそれぞれ引いた。誰が直接に命を奪ったか分からないようにする仕組みだった。野口弁護士は、落ちた勢いで揺れる縄を押さえていた。

この間、数十分。絞首刑という方法は当時から変わっておらず、午前中だけで3人の執行をすることは可能とみる。「ただ心理的負担は重く、刑務官には人を殺しているという実感がある。1人の執行で耐えるのがやっとだろう」

国際人権団体アムネスティ・インターナショナル日本は6日、声明を発表。「1日に7人の大量処刑は近年類を見ない。罪を償うのは当然だが、真相究明の機会を奪う死刑は、正義とは程遠い」と批判した。

この日に会見したNPO法人監獄人権センター代表の海渡雄一弁護士は、日弁連が今年6月に上川陽子法相に対し、松本死刑囚らには心神喪失やその疑いがあり、執行をやめるよう勧告していたと指摘。「精神状態をきちんと判定もせず7人の執行をしたのはきわめて重大な人権侵害」と述べた。

【関連記事2】

▲安倍首相と法相が オウム死刑執行前夜の“乾杯”に批判噴出

2018年7月7日 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/232909

死刑前夜に酒宴(片山さつき議員のツイッターから)

正気なのか――。オウム真理教の教祖・麻原彰晃死刑囚ら7人の死刑が執行される前日の5日夜、安倍首相が、執行を命令した上川陽子法相らと共に赤ら顔で乾杯していたことが発覚した。ネット上で批判が噴出している。

安倍首相は同日夜、東京・赤坂の議員宿舎で開かれた自民党議員との懇親会に出席。上川法相や岸田文雄政調会長ら40人超と親睦を深めた。

この時の様子を、同席した片山さつき参院議員が写真付きでツイッターに投稿。〈総理とのお写真撮ったり忙しく楽しい!〉と呟いている。

写真では、上川法相の隣で破顔一笑の安倍首相。とても、死刑執行前夜とは思えない。

さすがに、片山議員のツイッターには、〈どういう神経でどんちゃん騒ぎができるのか〉〈普通は気が沈んで口が重くなる〉〈ゾッとする〉と批判の声が寄せられている。

安倍首相と上川法相は一体、どんな気分だったのか。翌日、7人を処刑するのに酒を片手に笑顔、笑顔とは……この2人、人としておかしい。

(終り)

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