[CML 051556] ●【緊急要請】平昌五輪を機に米朝相互停止・米朝対話・平和協定締結の実現を求める共同行動の呼びかけ
kenju watanabe
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2018年 1月 25日 (木) 13:58:40 JST
日韓ネット@渡辺です。BCC及び複数のMLに送ります。重複ご容赦。
韓国の市民団体などと連携して活動している東アジア市民連帯からの共同行動の
呼びかけと米国大使館への申入れ書を転送します。団体・個人の賛同をお願いし
ます。
【拡散歓迎】
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各位
平昌(ピョンチャン)オリンピックを機に米朝相互停止と米朝対話、平和協定の実現を
求める共同行動の呼びかけ
2018年1月24日
日頃のご活躍に敬意を表します。東アジア市民連帯より以下の呼びかけをさせていた
だきます。
この間、朝鮮半島の軍事緊張は極度に高まり、一触即発の状態が続いています。米国
はサードを韓国に配備、史上最大の米韓合同軍事演習を繰り返し、朝鮮側は核実験やI
CBMなどの発射実験でこれに対抗してきました。
こうした朝鮮半島の緊張状態を平和の方向に転換させるためには、米国が大規模軍事
演習を停止し、朝鮮も核・ミサイル開発を停止する相互停止がまず必要です。そして何
よりも対話により現在の停戦状態から平和協定締結に向かうことです。これは私たちも
求める朝鮮半島非核化の近道でもあります。
今年に入り、平昌冬季オリンピック・パラリンピックを控え南北対話の再開と米韓合
同軍事演習の延期が発表され事態は急速に動いています。朝鮮側は大規模なオリンピッ
ク代表団を派遣し南北の共同行事としての色彩も出てきました。さらに軍事会談を含む
南北関係改善の可能性も見え始めました。
私たちはこの機に、平昌冬季オリンピック・パラリンピック後も、米国政府には米韓
合同軍事演習の停止を継続し、朝鮮政府にも核・ミサイル実験の停止の継続を求めます
そして米朝対話の実現と、今年で65年にも及ぶ停戦状態に終止符を打ち平和協定実現に
向かうよう強く求めるものです。
トランプ米大統領は文在寅・韓国大統領との電話会談で、1月9日の南北高官級会談を
受け、「会談継続中はいかなる軍事行動もしない」とし、「適切な時期と状況で北朝鮮
が望めば、対話の窓は開かれている」「朝鮮半島の非核化をめぐる、米朝対話につなが
る可能性がある」と表明したとされています。
これに対して、安倍政権は朝鮮への「最大限の圧力」行使を一つ覚えのように繰り返
し、朝鮮半島の「危機」を煽りながら軍拡と9条改憲、「戦争のできる国」づくりの道
をひた走っています。安倍政権の危険な動きに強く反対していくものです。
こうした朝鮮半島をめぐる状況を前に、以下の共同行動を呼びかけます。
(1)平昌オリンピック・パラリンピックを前に、米国大使館に軍事演習の中止と米朝
交渉・平和協定締結を求める申し入れ行動を行う。
●日時2月7日午後2時(詳細は下記連絡先にお問い合わせください)
(2)平昌オリンピック・パラリンピック後、米韓合同軍事演習が実施される場合は
これに反対する集会・デモなどの行動を行う。
(3)申し入れ書(下記)への賛同をお願いします。全賛同団体・個人連名の上、申入れ
を行います。賛同いただける団体・個人の方は下記連絡先までご連絡お願いしま
す。締切り2月5日(月)まで。
【呼びかけ】東アジア市民連帯
(構成団体:フォーラム平和・人権・環境、ピースボート、日韓つながり直しキャンペー
ン、日韓民衆連帯全国ネットワーク、「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連
絡会、村山首相談話を継承し発展させる会、東京朝鮮人強制連行真相調査団、6・15共
同宣言実践日本地域委員会、朝鮮学園を支援する全国ネットワーク、朝鮮の自主的平和
統一支持日本委員会、日本朝鮮学術教育交流協会、「戦争と女性への暴力」リサーチ・
アクションセンター(VAWW RAC)、全日本建設運輸連帯労働組合)
●連絡先・フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 連合会館1F tel:03-5289-8222 fax:03-5289
-8223 メール park at gensuikin.org
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【米大使館への申入れ書】*団体・個人の賛同をお願いします。連名で申し入れます。
平昌五輪を機に米朝における軍事演習の停止と対話、平和協定の実現を求める
1950年6月に始まった朝鮮戦争は、1953年7月27日に停戦協定が成立しましたが、米国
と朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)の間は、未だ停戦状態のままに放置されてきました
。米国はこの間、大韓民国(韓国)内に高高度ミサイル防衛システム(THAAD)を配備
し、史上最大の米韓合同演習を繰り返し、朝鮮は米国への対抗策として核実験や大陸間
弾道ミサイル(ICBM)などの発射実験を行っています。
私たちは東北アジアの平和を求める立場から、米国政府が主張する制裁の強化と「す
べての選択肢がテーブルの上にある」という強硬な外交・軍事政策に反対し、話し合い
で解決に向けた行動を起こすよう主張してきました。65年にも及ぶ停戦状態を脱し、朝
鮮が繰り返し求めてきた平和協定の締結へと米朝両国政府が動き出すことを強く求めま
す。
2月9日から、平和の祭典である冬季オリンピック・パラリンピックが、韓国江原道の平
昌において開催されるにともない、米韓合同軍事演習が延期され、南北対話が再開しま
した。会談では、朝鮮と韓国の間で朝鮮選手団の参加と政府代表団、応援団、芸術団の
派遣、朝鮮のスキー場での南北合同合宿、金剛山での文化芸術イベントの開催が合意さ
れるなど、双方の真摯な対話と努力により平和・友好的な環境が作られています。
トランプ米大統領は文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領との間で、南北対話の再開
を受けて「会談継続中はいかなる軍事行動も行わない」、「適切な時期と状況で北朝鮮
が望めば、対話の窓は開かれている」と述べたとされています。朝鮮も国連などの場に
おいて停戦協定を平和協定へとの主張を繰り返し述べて来ました。軍事的挑発を繰り返
し、制裁措置を強化する中からは、何も生まれるものはないと断言します。
過去を振り返ると米韓合同軍事演習が停止されていた期間(92年)、または米朝間・南
北間で対話が成されている期間は、朝鮮も核実験やミサイル実験を実施しませんでした
。逆に、米韓合同軍事演習が継続的に実施され、まともな対話がなされなかったこの10
年間、朝鮮は核・ミサイル開発のスピードを加速させました。
私たちは、東北アジア・朝鮮半島情勢の平和的態勢構築の基盤として、平昌オリンピ
ック・パラリンピックを機に延期されている米韓合同軍事演習を止め、その継続下にお
いて朝鮮も軍事的対抗措置を止めることにより、直ちに朝鮮半島での軍事的緊張緩和と
平和協定締結に向けた米朝交渉が開始されることを強く求めます。
私たち日本の市民団体は、米朝両国が対決から対話へと歩み出すことにより、朝鮮半
島と東北アジアの恒久平和の礎を築いていくことを強く求めます。
2018年2月7日
○以下、賛同者連名
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日韓民衆連帯全国ネットワーク
東京都台東区上野3-20-8小島ビルSBC4-15
TEL 070-6997-2546
公式ブログ http://nikkan-net.cocolog-nifty.com/
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