[CML 051449] 【今日のブログ記事】■(全文書き起こし)「五つ星運動」のパオロ・ベルニーニ下院議員(26歳)が『アメリカによる自作自演の陰謀』をイタリア議会で暴露したのは画期的だ!

山崎康彦 yampr7 at mx3.alpha-web.ne.jp
2018年 1月 12日 (金) 08:36:15 JST


いつもお世話様です!

【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派のネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。    

昨日木曜日(2018.01.11)夜に放送しました【YYNewsLiveNo2466】の『メインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。

【放送録画】 52分52秒

  http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/432986194

【今日のブログ記事】

■(全文書き起こし)「五つ星運動」のパオロ・ベルニーニ下院議員(26歳)が『アメリカによる自作自演の陰謀』をイタリア議会で暴露したのは画期的だ!

5年前の2013年に「イタリア五つ星運動」の国会議員が誰も『アメリカによる自作自演の陰謀』をイタリア議会で暴露した!

私は2013年9月に公開されたこの【YouTube映像】を見るまでこのことを知らなかった。

なぜなのか?

それは、日本のマスコミを含めて世界のマスコミが「イタリア五つ星運動はポピュリズム(大衆迎合主義)だ」と偽の情報を流し続けて「極右政党』『正体不明のインチキ政党』との印象を刷り込みで来たためであろう。

このこと自体が陰謀である!

【画像】イタリア議会でアメリカによる『自作自演の陰謀』を暴露する「イタリア五つ星運動」パオロ・ベルニーニ下院議員(26裁)

【YouTube映像】2013/09/15 公開 日本語字幕付き (7分01秒)

https://www.youtube.com/watch?v=hVFvcfNrjXI
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以下にパオロ・ベルニーニ下院議員が議会で取り上げた七つのアメリカによる『自作自演の『陰謀』を短くまとめました!

1.ルーズベルト大統領は第二次世界大戦参戦の口実作りの為に、1941年12月7日の日本軍によるハワイ真珠湾攻撃を誘導して利用した。

2.1962年ケネディ大統領と米国防総省とCIAは、カストロ政権打倒にむけたキューバ侵攻作戦の口実つくりのために「自作自演のキューバ人による米国内テロ計画=ノースウッズ作戦」を立案したが実行されなかった。

(コメント山崎)おそらくケネディ大統領が反対して実行させなかったのだろう。

3.1964年8月ジョンソン大統領と米国防総省とCIAは、北爆の開始と地上軍投入の口実つくりのために「トンキン湾内で米駆逐艦がベトナム掃海艇に攻撃された」と「嘘の攻撃」をでっち上げた。

4.1973年9月11日ニクソン大統領とキシンジャー大統領補佐官は、CIAを使ってチリ・ピノシェット将軍にクーデタを起こさせアジェンデ大統領を殺して社会主義政権を転覆させた。

5.2001年9月11日ブッシュ大統領、チェイニー副大統領らネオコン戦争派は、アフガンスタンへの侵略戦争の口実を作るためにイスラム過激派「アルカイダ」を偽装して「米国同時テロ」を自作自演し二週間後にアフガニスタンに侵攻しタリバン政権を転覆した。

6.ブッシュ大統領、チェイニー副大統領らネオコン戦争派は、イラクへの侵略戦争の口実を作るために「フセイン政権は大量破壊兵器を所有している」との「嘘」をでっちあげて2003年3月イラクに侵攻してフセイン政権を転覆した。

7.オバマ大統領と米国防総省とCIAは、「シリア・アサド政権が化学兵器を使用した」との「嘘」をでっち上げてアサド政権の転覆目的の米軍によるシリア爆撃開始の口実とした。アサド政権の次はイラン政権だろう。
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(全文書き起こしはじめ)

(国会議長) さて、次はパオロ・ベルニー二議員が発言を求めています。  

(パオロ・ベルニー二議員)

ありがとうございます。

議会の皆様。

今日は党を離れた個人の立場としてですが、少しばかり歴史的な出来事を見直したいと思いますので、できましたら皆様のご清聴をお願いいたします。

歴史的な出来事を言いますのは、この100年ばかりのアメリカの関与してきた戦争、しかもそれらは必ずや「被害者」を装い、それを口実に自国を、というか、自国の利益を守るために参戦してきた事実についてでして・・・

もちろん「陰謀論」と一言の元に、こき下ろす人も居るかも知れません。

それが普通、一番簡単な方法だからです。

しばしば私たちの党が「無関心主義者」だとか「大衆迎合主義者」とかのレッテルを張られるのと同じようなものです。

でもまあ、何と言うか、もう慣れっこになってしまっていますが・・・

本当の「陰謀」を画策しているのは、政府や閣僚の中にあって、政治の基本である透明性の原理に従い、選挙で選んでくれた一般市民のためではなく、彼らを裏切り、彼らの目の届かないところで、ほんの一部の者たちの利益にために画策している連中なのです。

それはともかく、そろそろ本題に入りたいと思いますが、今日は、人類の歴史を変えるような、幾つかの重大な出来事を振り返ってみたいと思います。

1941年12月7日 ハワイにある米軍基地が、日本の航空部隊によって攻撃されたことを受けて、アメリカは第二次世界大戦に参戦。

当時設置された調査員会は、米国政府、あるいはルーズベルト大統領の責任は問えないとの結論を下したが、今日では、その公式の定説の疑わしさを呈する諸説、すなわち、マジック(MAGIC)と呼ばれた暗号解読装置によって、刻々と迫りくる敵艦隊の情報を、逐一
受け取っていたにもかかわらず、キンメル提督への奇襲攻撃に関する報告をわざと握りつぶし、日本軍による先制攻撃をほう助したとして、デロバルド准将が、ルーズベルト大統領自身を告訴した事実なども明らかになっています。

1944年9月、共和党のインディアナ州選出の下院議員フォレスト・ハーネスは、初めて米議会において真珠湾攻撃陰謀説を取り上げ告発した。

それによると、オーストラリア政府は真珠湾攻撃の3日前に、ワシントンに宛てて「日本海軍の空母がハワイに向けて航行中」との情報を送ったというものであった。

1962年、キューバのカストロ政権打倒計画の一環として、国防総省の高官たちは、キューバ侵攻を想定した場合,如何にしてアメリカ世論を容認へと向かわせるか、
という誘導の手段として、ノースウッズ作戦を計画。

この計画は、結局のところ、幸いにも実行に打つされることは無かったが、キューバの民族主義者の仕業を装った、アメリカ国内における複数のテロ攻撃を含む偽旗作戦であった。この作戦企画書は永らく機密扱いであったが、最初の部分が1997年、ケネディ大統領暗殺事件に関する記録の調査委員会によって公表された。

付随文書は翌年、NSAによる公表。こちらは民衆扇動が主目的であった。

1964年 トンキン湾事件。8月4日、この事件を皮切りン美北爆開始と共に、べトナム戦争にアメリカが深く介入するきっかけとなった。地上戦への陸軍の投入によるその後の展開と結果は今更言うまでもない。事件はアメリカ海軍駆逐艦と北ベトナム哨戒艇との戦闘と伝えられてきたが、2005年になって、NSAが発表した文書により公式に否定された。問題の1964年8月4日に、トンキン湾には、北ベトナムの船舶は一層も存在しなかったことが、その文書から明らかになったのである。

1990年 舞台はがらりと変わった。

2つの大戦とその後の冷戦の勝者となったアメリカは、地球規模での覇権を獲得した。もはやイデオロギーの対立による国際的影響拡大に地域紛争に参戦する必要はなく、代わりに自国利益の模索、具体的には「石油利権」の独占のために、専念するようになった。

第一次湾岸戦争は、その典型的な例である。

今日、この「9月11日」という日は、2つの重要な記念日でもあります。

一つは、チリ・クーデターの40周年記念日。

この事件は、アメリカのCIAに助けられたピノシェット将軍の軍部が、武力でもって覆し、民衆から選ばれたアジェンデ大統領が殺されました。

も一つの9月11日は、三千人もの人々が犠牲になった12年前のテロ事件で、これはもう説明する必要もないでしょう。

ただ一つだけ言わせていただくと、この事件に関して公式に言われている説は、殆どすべての点に於いて、すでに否定されています。

今ではそれが全くの偽りであったことに、全世界の人々が気がついています。

おそらく全ての真実が明らかになることは無いでしょう。しかし少なくとも、主要メディアが流した情報とは全く違っていたものだった、ということは確かです。つまりこの事件に関しては、今まで聞かされてきたことはすべてデタラメで、実は本当は、英語で言うところの"It
was an inside job"(内部犯行)と言われるものであった、ということです。

911事件の結果もたらされたものは、他の主権国家に対して起こされた戦争と、何年にわたるオザマ・ビン・ラデインに対する馬鹿げた捜索活動。(これは10年かかってようやく
終了しましたが・・)

アフガニスタンは侵略され、文字通り戦争によって、蹂躙されました。

黒いゴールド(石油)と天然ガスの、まさに只それだけの為に、NATO軍はアフガニスタンの領土を侵略したのです。

二年後の2003年 またもや「イラクが大量破壊兵器を所有している」などといったありもしない口実で、13年前に転覆できなかったイラクのサダム・フセインに対して戦争を仕掛けました。

ちなみにその口実は、後になって全くの嘘だったことが判明。この戦争も、背級利権の確保が唯一の本当の目的でした。

これらの戦争の舞台に於いて、我々は今までアメリカ自身が、広島や長崎で原子爆弾のような「大量破壊兵器」を使い、ベトナムではナパーム弾のような「化学兵器」を使用し、(その影響は現在においても、今なお子供たちを病気で苦しめています)

おしてアフガニスタンや、2004年のイラク・ファルージャでは白燐弾を使用するのを見てきました。

今、シリア問題が世界中のメディアの話題の中心になっています。

西洋と東洋(中近東)との対立、というよりは、石油資源やその産出地を巡る石油メジャーと、ドルでなく金で決済する最後の石油産出j国イラン、およびその同盟国との対決、といった構図による新たな「冷戦」構造が明らかになりつつあります。

今週の初めにクルド筋からの情報として、シリア北部のトルコ国境付近の反政府軍下のある町、アレッポで反政府軍の兵士の中に、アサド政府軍の元司令官や将軍が何人かいて、該当地域の地理に詳しくどこに通常兵器や化学兵器の武器庫があるかを知り尽くしており、アレッポの制圧の為にそれらを使用することができたかもしれない、というのもがありました
。

また、我々は、シリア国内のクルド人居住区のYPG(クルド人民防衛隊)が押収した一連の関連書類に目を通すことができました。

そこはトルコを中心とした外国勢力の援助を受けたいわゆる「反政府軍」の拠点でもあるのですが、それらの押収書類の中には、かなりの数のアメリカやエジプト、チュニジア、そしてバーレーンのパスポートやIDカードなどが含まれていました。

これらは、「イラク・イスラム国(Islamic Sate of 
Iraq)」「BiladiSham」「アル=ヌスラ戦線(Al-NusraFront)」「アル=カイダ関連組織」などの中央本部を捜索した際に発見されたものです。

さらにトルコ軍からの情報によりますと、国境で人道支援のための食料や生活必需品が止められ、腐敗するに任せてある状況だということです。

今まで見てきた前例で察する限り、オバマのアメリカ政府がシリア爆撃の理由としている、アサド政府軍の「化学兵器使用」というのは全くの嘘で、シリアに対して準備されている戦争の本当の目的は、現政権を倒し、親アメリカ路線の傀儡政権を樹立することで、その先には「イラン」への侵攻が予想されるという事を、ここに明らかにしておきたいと思います。

ご清聴、有難うございました。

(全文書き起こし終わり)

(終り)

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