[CML 051441] 「ある奴隷少女に起こった出来事」 は なまなましいよハリエット・アン

大山千恵子 chieko.oyama at gmail.com
2018年 1月 11日 (木) 08:17:20 JST


「ある奴隷少女に起こった出来事」 <http://dokushojin.com/article.html?i=1782>
ハリエット・アン・ジェイコブズ 新潮文庫 <http://www.shinchosha.co.jp/book/220111/>

翻訳家の近藤和子
<http://www.peoples-plan.org/jp/modules/open/index.php?content_id=11>
さんから教えてもらった、かわいらしい少女の絵の本。

200年前の奴隷少女が好色な白人医師の所有物となって非道な虐待に苦しみ、狭い屋根裏で7年間も隠れて暮らした云々の物語は、ながいあいだ白人が書いたと思われていた。

*黒人が文字を書けると思われなかった、それも深い描写ゆえ。ふとしたことから、本人の作だと判明した。その後に、ベストセラーとなったノンフィクション。*

一昨年に南北戦争時代のミッチェル「風と共に去りぬ
<http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/4a392af34b3adb635d389aee8b5b78cf>
」全6巻を読んで、奴隷所有者側のリアルを感じたが、こちらは「もろ奴隷、とうぜんに子どもも奴隷」の実話。




-- 
大山千恵子
ブログ 「千恵子@詠む...」 毎日更新http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama


CML メーリングリストの案内