Re: [CML 054566] 小川正人・東大名誉教授を直撃してビックリ!?
masuda miyako
masuda_miyako1 at hotmail.com
2018年 12月 20日 (木) 16:39:43 JST
松永様
こんにちは。増田です。返信、ありがとうございます。
>増田さんの突撃質問、いいですねー、スゴイですねー。
>
ありがとうございます。「東大名誉教授で現在放送大学の教授やってるヤツ(笑)が、どうして、こんな教育史の初歩の誤りを見逃したの
か」と、ずっと不思議でした。友人から、文科省主催のシンポでコイツ(笑)が基調講演する、という情報を得て「これだっ!」と思ったんでした。
でも…いやはや…まさか「わしゃ、知らん。読んどらん。」(笑)なんていう、お答えが東大名誉教授から返ってこようとは全く想定外でした。
これ、真赤なウソですし…そりゃ、彼が学識経験者として検討委員になっている「検討委員会」が報告書を出す時は、その報告書を読んで
なかったかもしれませんけど、ちゃんと都教委総務部教育政策課の高橋秀雄さんが「『訂正せよ』という請願が出ていて」と、メールで連絡して
いるんですから、少なくとも、問題の「我が国の学校は、明治期の学制発布以来の民主的かつ平等の名の下に」については、よく、知っている
し、読んでいるはずなんですから。
要するに、この東大名誉教授は都教委総務部教育政策課の職員が作成した報告書に「名義貸し」して、その報告書を読みもせずに報酬
を受け取ってた、ってことなんですよねぇ…弁護士だか、税理士だかの「名義貸し」って犯罪になるそうなんですけど、学者さんの「名義貸し」はいい
んですね(笑)…
でも、もちろん、ちゃんと読んでいれば、いくらなんでも東大教授やってた人物が「我が国の学校は、明治期の学制発布以来の民主的かつ平等
の名の下に、同じ学校の教職員は、管理職も一般教員も、その経験や力量、職責や職務内容の違いにかかわらず、対等な立場で学校運営に
携わるべきだという考えにより運営がなされ、そうした運営を当たり前とする学校独自の慣習、いわゆる『学校文化』が根付いていた。」
なんぞという記載が誤りだってことぐらい気がついたはずなんです。
さすがに「私は、そんな認識はしていません。」と何度も言ってましたね…それなら、なんで「訂正しましょう」と言えなかったのか…
「我が国の学校は、明治期の学制発布以来の民主的かつ平等の名の下に」あったなら、侵略戦争なんて、できるはずないじゃないですかっ!?
軍隊性奴隷制度や他国人の虐殺なんぞ、「我が国の学校」が「明治期の学制発布以来の民主的かつ平等の名の下に」あったなら、実行できるは
ずないです。
でも、私に分からないのは、どうして素直に誤りを認めて「訂正してください」とか「訂正しましょう」と言えないのか? ということなのです。通常、一か
所、訂正すると次々と訂正しなければならないことになりますが、この件に関しては、他は全く無関係なので、ここだけ訂正すれば済む話なのです。
こんな、些細なの過ちですら…というか、実のところは「民主的で平等で同じ学校の 教職員が全員対等な立場で学校運営に携わるべきという考
え」を憎むあまり勇み足だと思うんですけど…頑として訂正を拒否するんですから、まして国家政策の誤りなんぞは、金輪際、認めるもんか!? ってこと
になるのでしょうね。
>何が「こんな場所で失礼じゃないですか!」
>
要するに「東大名誉教授で現在放送大学の教授であるオレ様が、そんなアホみたいな誤りを見逃した、ってことを認めるのはカッコ悪いし、こんな文
科省主催のシンポ会場まで来てオレ様を追及するヤツが目の前に現れるとは全く想定していなかった。このエライ、オレ様を基調講演者に選んだ文科
省の建物という神聖な場所で、オレ様を追及するとは、なんて、失礼なヤツだ」!? なんでしょうね。
こんな人たちが「子どもたちに道徳教育を強化せよ」なんぞと言ってるんですから…それに、あの文科省主催のシンポでは「主体的で対話的で深い学
び」とか「コミュニケーション能力の育成」なんぞとずいぶん強調されていたんですけど、この小川東大名誉教授サマには「対話」能力もコミュニケーション能
力も備わっているようには見えませんでしたね(笑)。
>教育勅語に触れず、戦後の民主化に触れないで、「1868年からこれまでの日本の教育の歴史」について、語れるワケがない。
>
いや、それが語れるんですよ!? 「教育勅語」も「戦後の民主化」も抜きの教育史!? 要するに、それらは無視しちゃえば済むのです。それは見事なも
んで、そういう能力は確かに高い方でした(笑)。
差出人: cml-bounces+masuda_miyako1=hotmail.com at list.jca.apc.org <cml-bounces+masuda_miyako1=hotmail.com at list.jca.apc.org> が Matsunaga Yoshiro <ym411 at ae.auone-net.jp> の代理で送信
送信日時: 2018年12月20日 0:11
宛先: 市民のML
件名: Re: [CML 054566] 小川正人・東大名誉教授を直撃してビックリ!?
増田さんの突撃質問、いいですねー、スゴイですねー。
何が「こんな場所で失礼じゃないですか!」
だろうかねー。 教育勅語に触れず、戦後の民主化に触れないで、「1868年からこれまでの日本の教育の歴史」について、
語れるワケがない。 ようそれで「学識経験者」とかいいよるねー。(九州弁) こんなんで高い報酬が貰えるシステム(税金のピンハネ)に怒るねー。
-----Original Message-----
From: masuda miyako
Sent: Wednesday, December 19, 2018 11:54 PM
To: 市民のML
Subject: [CML 054566] 小川正人・東大名誉教授を直撃してビックリ!?
皆さま
こんばんは。増田です。これはBCCでお知らせしています。重複・長文ご容赦を!
本MLは添付ファイルができませんので、見たい方は個人メールでお知らせください。
本日、文科省主催の下記「明治150年記念『教育に関するシンポジウム』」に行ってきました。
https://nam05.safelinks.protection.outlook.com/?url=http%3A%2F%2Fwww.mext.go.jp%2Fa_menu%2Fmeiji150kyouiku%2Findex.htm&data=02%7C01%7C%7Cd7fe7fa9b2e04bd10caa08d6660fb974%7C84df9e7fe9f640afb435aaaaaaaaaaaa%7C1%7C0%7C636808615056580627&sdata=1CPXWUCdm5J7lHwtgWgHhlBHzHiAxliYQpqIP3MM2QY%3D&reserved=0
例の都教委『チーム学校報告書』の検討委員の「学識経験者」筆頭に名前がある小川正人(まさひと)放送大学教養学部教授・東大
名誉教授が基調講演をなさるので、報告書P5にある「我が国の学校は、明治期の学制発布以来の民主的かつ平等の名の下に」について
質問する絶好の機会(笑)と思いましたので…
https://nam05.safelinks.protection.outlook.com/?url=http%3A%2F%2Fwww.kyoiku.metro.tokyo.jp%2Fpress%2Fpress_release%2F2017%2Ffiles%2Frelease20170223_02%2Fhoukoku.pdf&data=02%7C01%7C%7Cd7fe7fa9b2e04bd10caa08d6660fb974%7C84df9e7fe9f640afb435aaaaaaaaaaaa%7C1%7C0%7C636808615056580627&sdata=piZ4i%2BD1A5Y4jaflLDLNLXAnpHoCAGEKVtxAsx0mbG0%3D&reserved=0
ご講演内容ときたら、明治期からの教育史を扱いながら「教育勅語」の「ち」の字もなく(笑)、あの凄惨な戦争を導いた「戦争」の「せ」
の字もなく、戦後教育改革を扱いながら「民主主義」の「み」の字も「人権」の「じ」もなく、「産業に必要とされる人材育成」という観点
からのシロモノ(笑)でした。
ま、シンポジストの新井紀子・国立情報学研究所社会共有知研究センター長、門川大作
・京都市長、工藤勇一・千代田区立麹町中学
校長も同様な観点からで…文科省(アベ政府)主催ですから、当然と言えば当然ですけど(笑)…
さて、件名です。
文科副大臣の浮島智子(公明党)のしょーもない(笑)終了ご挨拶の後、報告書の表紙と裏にP5を印刷した紙を持って、さっそく会場で小川氏
を直撃!
「小川先生、ちょっと教えていただきたいのですけど、この都教委の報告書(の表紙を見せて)の検討委員でいらっしゃいますよね、この5ペー
ジに(と裏を見せ)『我が国の学校は、明治期の学制発布以来の民主的かつ平等の名の下に』と、教育史の基礎・基本の知識(シンポジストたち
が強調してましたので)からして誤ってるので『1947年の教育基本法制定以来』と訂正するよう請願が出されまして、私はその団体の事務局です
が、先生は、都教委に『訂正しなくていい』と言われたそうですけど…」
小川氏「そんなこと言ってません。」…嘘、吐いてますよね!? ○○さんが開示請求して開示された添付のメールを見れば!…小川氏は、この自分
の返信メールが開示されてるとは知らない(笑)…
増田「えっ? そうですか? 都議会で古川部長が、そんなこと言ってましたけど…」
都議会HPの文教委員会記録で、古川は「陳情を採択すべき」と賛成討論をしてくれた米倉春奈都議(共産党)に以下のように言っています。
「検討委員会の委員の方々に対しましては、平成二十九年十二月に請願が提出されたことにつきまして報告いたしますとともに、回答に当たっても
相談をさせていただいております。」
で、相談の結果「訂正の要なし」となったんですから、小川氏も「訂正しなくていい」と言ってるはずで、現に小川氏は添付のメールにあるように
「ご連絡をいただきました件、了承いたしました。」って書いてるんですから…
小川「知りません。だいたい、その件は教育委員会と話がついてるんでしょ?」
増田「ついている、って言っても、これ、歴史事実じゃないですよね? 先生は『それでいい』と言われたんですか?」
小川「私は、一字一句読んでいるわけじゃないですから、知りません。私が作成したわけじゃありませんから」
増田…ボーゼン⁉ 「えっ!?…でも、先生は報告書の学識経験者の筆頭の検討委員に名前が書いてありますけど…」
小川「いや、でも、私は一字一句、読んでるわけじゃないですから…だいたい、こんな場所で失礼じゃないですか」
増田「いえいえ、先生がこの『「明治150年記念『教育に関するシンポジウム』」の基調講演をなさると聞いたものですから、ぜひ、先生は『我が国の
学校は、明治期の学制発布以来の民主的かつ平等の名の下に』という認識でいらっしゃるか、教えていただこうと思いまして…」
小川「そんな認識はしていません。」
増田「えっ? 先生は、こういう認識ではいらっしゃらないんですか?」…当然ですけどね…
小川「認識していません」
増田「ちょっと無責任ではありませんか…」
で、ここで、もう、そそくさそそくさと、東大名誉教授・現放送大学教授であらせられる小川正人氏は逃げて行ってしまわれました。
しっかし、しっかし…ビックリ!? ですよねぇ…『チーム学校』報告書の筆頭にある検討委員の学識経験者が「報告書を一字一句読んでませんから。
私が作成したんじゃありませんから。」って!?
でも「検討委員」としての報酬=「人の税金」(笑)を受け取ってるハズですよねぇ…たぶん、馬鹿にならない金額かと思うんですが…
余談1、浮島智子文科副大臣ときたら、壇上の正面スクリーンには大きくシンポの写真しか映してないのに登壇降段の時、そのスクリーンに向かって、
ぺこたんとお辞儀したんですよ(笑)、日の丸は壇上の端っこの三脚に立ててたのに…条件反射⁉(笑)
余談2、都教委の墨塗り箇所って、ほんとにバッカみたいですよね…添付「(案)」の3人の「殿」の名前なんか墨塗りにする必要は全く無いじゃないで
すか!?
ここは学識経験者検討委員の小川正人、加藤崇英、笹井宏益の3人に決まっていて、メールでは名前を出しているのに、なんで、ここは墨塗り!?(笑)公
人として委員になっていて、HPに公表している報告書にも名前を公開してるんですのに、何考えてんでしょね?(笑)
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