[CML 054550] 国も東電も,いまだに事故の責任を認めません。 認めて!避難の権利 守れ!子どもの未来  原発賠償京都訴訟控訴審。 原告陳述ほかと、「報道」と、低線量被ばく・内部被ばくによる健康被害は明らかにされてきています。と

京都の菊池です。 ekmizu8791 at ezweb.ne.jp
2018年 12月 18日 (火) 07:58:12 JST


国も東電も,いまだに事故の責任を認めません。 
認めて!避難の権利 守れ!子どもの未来  原発賠償京都訴訟控訴審。 原告陳述ほかと、「報道」と、低線量被ばく・内部被ばくによる健康被害は明らかにされてきています。と


転送転載歓迎

京都の菊池です。

(* 原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会
  Blog:http://shienkyoto.exblog.jp
        HP: http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto 
を参照ください。 

控訴審の資料の続きが、後日アップされます。)


原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会 | 第1回控訴審 原告意見陳述 
http://fukushimakyoto.namaste.jp/shien_kyoto/shomen/2nd/181214appeal.html

が、支援する会のホームページにアップされました。
ぜひ、お読みください、ぜひ、多くの人にお伝えください。

そして、田辺弁護士より、
傍聴のお礼と傍聴の大切さを述べる投稿が、支援する会のML にありました。
ぜひ、共有しましょう。
貼り付けます。

 	
傍聴をありがとうございました


送信日時	2018/12/15 10:19


皆さま

 昨日(12/14金)の期日を熱気あふれるものにしていただいて感謝しています。
 
 皆さまのご支援が原告団に勇気を与えてくれます。
 
 国も東電も,いまだに事故の責任を認めません。
 
 そして避難者の被害を無視しようとしています。
 
 この大きなまやかしから裁判所が目を背けないよう,しっかりと見守っていただきたいと思います。
 
 公開の法廷で裁判が行われるのはなぜでしょうか。
 
 当事者でもない一般の市民が傍聴できるというのは,裁判の公正を保つための知恵なのです。
 
 今こそ,この知恵を実践していかなければなりません。
 
 弁護団は,支援者の皆さんとともに公開の法廷で正義を実現させていきたいと思います。

 引き続き,皆さまのご支援をお願い致します。

 


「報道」は、

京都新聞が、
当日12/14金曜日の夕刊に続いて、次の日12/15土曜日の朝刊でも報道しました。

○12/14金曜日の夕刊は、9面に、

<  福島第1原発避難訴訟 控訴審開始

「命と向き合い判断を」

  京都の住民ら意見陳述  >

と、大きく見出しを掲げ、


 原発賠償京都訴訟

  認めろ!避難の権利

  守れ!子どもの未来

    原発賠償京都原告団・弁護団

と大きく書き示した横断幕を、

手に大阪高裁に向かう原告団の
白黒写真と共に記事が掲載さしました。 

*京都新聞は、この記事を、
夕方に、

記事の題名を、

 「逃げざるを得なかった」と原告 原発事故避難者控訴審始まる - 京都新聞 
https://s.kyoto-np.jp/top/article/20181214000071 

とつけて、

横断幕を手に大阪高裁に向かう原告団の写真は、カラー写真で

ほぼ同じ内容で、ウェブで公開しました。


○12/15土曜日の朝刊では、25面、社会3面で、
記者会見の白黒写真と、

< 「避難する権利認めて」
  福島原発事故控訴審 京都の原告ら会見 >

と見出しを大きく掲げ、報道しています。

記事本文を貼り付けます


 東京電力福島第1原発事故で福島県や茨城県から京都府内に避難した住民らが国と東京電力に損害賠償を求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論が14日、大阪高裁(石井寛明裁判長)で開かれた。
弁論後の記者会見で原告は
「原発事故以降、
避難者が置かれた状況は変わっていない。
すべての原告が救われるよう控訴審を闘いたい」と話した。
 弁論の意見陳述で、 福島県南相馬市から木津川市に避難した福島敦子さん(46) は
「被ばくを避けるために避難したことは特別なことではない。
避難する権利を認め、

原告一人一人の命と向き合ってほしい」
と訴えた。
国は、 事故当時の津波想定はだったとして責任を否定した。

 弁論後、原告側が大阪地・高裁内にある司法記者クラブで開いた会見で、福島市から京都市内に避難した堀江みゆきさん(53)は、
一審で同県会津若松市から避難した長女の請求が認められなかったことから
「すべての原告の訴えが認められるよう頑張りたい」
と話した。

京都訴訟は、
国の避難指示区域外からの自主避難者が原告の9割を占める。
今年3月の一審京都地裁は、

避難指示に基づかない自主的な避難について
「社会通念上相当である場合はあり得る」
と判断。
津波対策を怠った東電と規制権限を行使しなかった国の責任を認め、110人に総額1億1千万円の支払いを命じた。

 原告側は
賠償額などが不服として控訴。

国と東電も控訴した。 
 


大阪で販売された新聞が、
控訴審当日12/14金曜日の夕刊では、全紙確認したところ、
朝日新聞が、
10面社会面で、中央に三行で帯
のように、掲載してくださっていました。下記に貼り付けます。


自主避難訴訟控訴審始まる

 東京電力福島第一原発事故で福島や千葉などから京都府に避難した56世帯171人が、8億4400万円の損害賠償を求めた集団訴訟の控訴審が、14日、大阪高裁で始まった。
 3月の一審・京都地裁判決は東電だけでなく国の責任も認定。
原発からの距離でも相当と認められる基準を示し、
110人に計約1億1千万円支払うよう命じた。原告と国、東電の3者とも判決を不服として控訴していた。
  この日の弁論で、原告側は「基準も賠償額も不十分だ」と主張。
国と東電側はそれぞれ「事故は予見できなかった」などとして原告側請求の棄却を求めた。


次の日12/15土曜日の朝刊 は、大阪発売の各紙どうだった確認できていませんが、

あと京都では、
○読売新聞が、
裁判の次の日12/15土曜日の朝刊31面地域京都面で、報道しました。 

見出しは、下記のようにでありますか、記事中で、原告の言葉をきちんと報道しています。
記事を貼り付けます。


原発避難訴訟
国側争う姿勢
  大阪高裁

 東京電力福島第一原発事故後、府内に避難した56世帯171人が国と東電に損害賠償を求めた集団訴訟の控訴審第1回口頭弁論が、14日、大阪高裁で開かれた。
 3月の1審・地裁判決は、国と東電に対し、予見可能だった大規模津浪の対策を怠ったとして、原告110人に計約1億1000万円を支払うよう命令。 
国側は14日、「1審判決は専門的な知見を十分に検討していない」と主張した。

 賠償額などを不服として控訴した原告側は、
原告団共同代表の福島敦子さん(46)が
「被曝をさけるため、逃げざるを得なかった。
安心して暮らせるよう、
避難する権利を認めてほしい」
と訴えた。


テレビも報道し、
その放送の動画がウェブにアップされました。
掲載期間は、短いと思います。ので、すぐご覧ください。


○ 12/14金の控訴審期日のNHK 報道

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20181214/0010696.html
 
記事を貼り付けます。

 
NHK NEWS WEB 
関西 NEWS WEB

京都原発避難者訴訟の2審始まる
12月14日 16時56分


原発事故で、京都府に避難した人たちが国や東京電力に賠償を求めている集団訴訟の2審が大阪高等裁判所で始まりました。

原告が「ふるさとを離れる苦渋の決断を強いられた」と訴えたのに対し、
国は「津波は予測できなかった」と責任を否定しました。

この裁判は、東京電力福島第一原子力発電所の事故で、福島県などから京都府に避難したおよそ170人が、
生活の基盤を失ったなど
と主張して、国と東京電力に損害賠償を求めたものです。
巨大な津波を国と東京電力が予測できたかなどが争われ、1審は国と東京電力の責任を認め、原告のうち110人に総額およそ1億1000万円を賠償するよう命じました。
双方が控訴して、2審が14日、大阪高等裁判所で始まり、

原告側は福島県南相馬市から避難した福島敦子さんが、
「被ばくを避けるため、ふるさとを離れる苦渋の決断をしたひとりひとりに向き合ってもらいたい」
と訴えました。
これに対し、国側は
これまで書面だけで行ってきた「巨大津波を予測できなかった」という主張を法廷で直接説明するプレゼンテーションを初めて行い、改めて責任を否定しました。

裁判のあと開かれた会見で、
原告団の共同代表をつとめる福島敦子さんは、
「原発事故の被害者が置かれている状況は、事故以降、何もかわっていないと感じます。原告ひとりひとりが笑顔になれるまで闘いたい」
と話しました。
また、原告団長をつとめる川中宏弁護士は
「ふるさとに帰りたいと思う気持ちが日増しに強くなっても、帰れない実態があるということをわかってもらえるよう裁判所に訴えていきたい」
と話しました。 


○関西のニュース | 関西テレビ放送 カンテレ
https://www.ktv.jp/news/articles/323c2ff9d2c843388820c1a6f67e0f42.html 

記事を貼り付けます。


8カンテレNEWS 
関西のニュース

原発事故で自主避難した住民、控訴審で「全員救済の判決」を求める
12/14 19:20

一審では、
原発事故から2年以内に避難していなかったなど
として訴えが認められなかった
福島第一原発の事故で京都などに避難した住民170人あまりが

国などの責任を問う裁判は、
14日、控訴審が始まりました。

一審では110人に対する賠償が認められたものの
原告側は、あくまで「全員救済」の判決を求めています。

この裁判の原告171人は7年前におきた福島第一原発の事故の後
5つの県から京都などに自主避難した住民たち。
事故に関する国と東京電力の責任を問い、約8億4000万円の損害賠償を求めています。

今年3月、1審の京都地裁は
避難指示が出ていない地域からの避難者を含む110人について、
被告側に総額1億1000万円を支払うよう命じました。

しかし64人については
原発事故から2年以内に避難していなかったなどとして訴えが認められず、
原告側が控訴。
14日から始まった控訴審で、
原告側は、改めて全員救済を求めています。

【原告団の会見より 共同代表・福島敦子さん】
「避難者がおかれている現状と、原発事故以降何もかわっていないことを裁判官に分かってほしい。原告1人1人、すべての人間が笑顔になれるその日まで戦いたいと思っています」

一方の被告側は、引き続き争う姿勢を示しています。 


○テレビ朝日の報道
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181214-00010007-asahibcv-l27

記事を貼り付けます。


福島第一原発事故で区域外からの自主避難者 東京電力への損害賠償請求めぐる控訴審始まる
12/14(金) 20:07配信 


裁判 原発事故で“区域外”から避難 賠償は?

ABCテレビ

福島第一原発の事故で、自主避難した人たちが国と東京電力に損害賠償を求めた裁判で、控訴審が始まりました。

福島の原発事故で、
主に福島県の避難指示区域以外から「自主的」に避難してきた人たちは、
2015年、国と東電に賠償を求め提訴。
京都地裁は今年3月、避難者174人のうち110人分、あわせて1億1000万円の賠償を命じましたが、

国と東電は判決を不服として、

また、避難者らは全員への賠償などを求め、

それぞれ控訴していました。

14日の控訴審初弁論で、

避難者側の弁護団は
「避難指示の区域外でも放射線の空間線量が年間1ミリシーベルトを超える地域の避難は相当」などと述べました。
一方、国側は「年間20ミリシーベルト以下では健康影響のリスクは小さく、1審判決は放射線量を考慮していない」などと主張しました。

ABCテレビ

 

報道を整理していて、
気になることが、ありました、

日本共産党中央委員会発行の

日刊紙 しんぶん赤旗 は、
ほぼ全国で買えて、
16ページという紙面ですが、

ほぼ毎日、
原発問題、原発をなくしていく運動、福島、東北、関東での、原発賠償などの裁判、関連して、原爆の被爆者訴訟や、核兵器廃絶についてなどの記事を

欠かさず載せてきています。

控訴審期日の前日12/13木曜日には、
第一面に、
女川 住民投票請求へ
の記事が載り、重宝しました、

この日は、
○火山についての規制委のこと
○甲状腺がんで、作業者に労災
○原発ゼロ署名訴え
○ノーモア・ヒバクシャ訴訟あす判決

を報じ、

期日当日の12/14金曜日は、
○もんじゅ後継開発について、
○南海トラフの懸念 規制委員長「原発停止ありうる」
○水密化で“浸水防げた”
福島原発群馬訴訟

京都新聞や読売新聞が、控訴審を報道した
12/15土曜日には、
○福島を切り捨てるな 県農民連 国・東電に迫る
○控訴審も山本さん勝利 ノーモア・ヒバクシャ訴訟
○原発固執の政権ノー 反原連が官邸前抗議
○福島に生きる 相馬市でイチゴ生産
放射線量を検査して出荷。


12/16日曜日
○原子力損害賠償法について
○原発をなくす全国連絡会の学習会について
○福島の地元農家の取り組み
○福井、原発ゼロ市民行進
○各地の金曜行動
○いわき市民訴訟原告団の総会


の記事が載っていましたが、

スポッと、京都訴訟控訴審が抜け落ちています。
12/12のひょうご訴訟についても、記事がありません。

西日本のことについて、取材し発信する力が、弱いのかもしれません。

もう一つ懸念として、

原爆症の認定については、記事で力を注いでいるのに、

国策東電原発事故による、今も続く被ばくによる健康被害と、
避難指示区域外からの避難者については、

新聞全紙が皆無なのと同じく、
赤旗も、ほとんど、向き合っていないように、思えてしまいます。
だから、原告の多くが、区域外避難者であり、低線量被ばく(低線量と言っても、百ミリシーベルト以下という、とても高い基準だと思います)による健康被害と向き合う、西日本、九州の原発賠償訴訟は、
(そういえば、福島で行われる訴訟は、ほぼもれなく、伝えているのに、
先日、記者会見も行われた、福島で行われている、脱被ばく子ども裁判についても、記事がありませんでした)抜け落ちるのかなと思ってしまいます。

福島の復興についての記事を、書かれます。
そのとき、脱被ばくについてを頭において、
記事を書くことは、難しいかもしれないと思います。

思いますけど、難しいからといって、
記事を書くためには、
存在する、今も続く低線量被ばく、被ばくによる健康被害を、被ばくを避けて避難を続ける避難者、
を、無いものとして、記事を書くのであれば、
報道機関ではないと思います。
これは、杞憂であってほしいと思います。

 今も続く低線量被ばく、被ばくによる健康被害を、被ばくを避けて避難を続ける避難者のことについて、
ぜひ向き合って、記事を書き続けてほしいと思います。


低線量被ばく、内部被ばくによる健康被害について、

測定と、研究の成果が集められ、
明らかにされようとしています。
下記を参照ください。


○子ども脱被ばく裁判 第17回口頭弁論期日
(2018.12.11)のビデオのアップ

(*資料は、
 子ども脱被ばく裁判 弁護団のページ 
http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.com/?m=1 
より

 子ども脱被ばく裁判 弁護団のページ: 準備書面(58)~(64)、甲C88-山下俊一H23.3.21福島市講演動画反訳書、記者レク資料、被告国準備書面(10)(11)、被告福島県準備書面(16)(17) 
http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.com/2018/12/c88-h2332110111617.html?m=1

 子ども脱被ばく裁判 弁護団のページ: 2018.12.11 第17回口頭弁論期日報告 
http://fukusima-sokaisaiban.blogspot.com/2018/12/2018121117.html?m=1 

を参照ください)
 
  ----
子ども脱被ばく裁判の歩み」弁護団長井戸弁護士の話
https://www.youtube.com/watch?v=r8e2LjwoWW8

井戸弁護士の話 
https://www.youtube.com/watch?v=uidGxhsZcbE

井戸弁護士の話 河野益近先生「不溶性放射性微粒子のについて」 
https://www.youtube.com/watch?v=F8sfa75Zj2o

質疑応答
https://youtu.be/eA2uW_QCLeQ

田辺弁護士の話「なぜ学校が再開したのか」 
https://www.youtube.com/watch?v=6Nw-kB864QQ

記者会見 意見陳述者の感想、山下講演DVDについて 
https://www.youtube.com/watch?v=b75lsrPGCLk

記者会見後の意見交換 
https://www.youtube.com/watch?v=A5afPq0SduQ
 

○ 
12/8土、ゴーウェストの会の総会での青森の遠藤さんの講演
の動画

https://www.youtube.com/watch?v=T0Yzh3zk_VY

スライドは以下にあります:
https://www.gowest-comewest.net/20181208soukai
 


京都の菊池です。の連絡先
 ekmizu8791あっとezweb.ne.jp
(送信の時は、あっとを@に変更して送信してください)


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